1953 年制作の映画
林芙美子の小説『茶色の眼』を、井手俊郎が脚色し成瀬巳喜男が監督した。「めし」「夫婦」で夫を演じた上原謙が、本作でも主人公の夫を演じている。中川十一は妻の美穂子と...
戦国の世、貧しい陶工・源十郎が若狭姫という女性と知り合い、生活をともにするようになる。だが美しい若狭姫の正体は死霊であった。それを知った源十郎は若狭姫を捨てて故...
椎名麟三の小説『無邪気な人々』を小國英雄が脚色、五所平之助が監督し映画化した。場所によって三本にも四本にも見える、通称“お化け煙突”がある北千住。足袋問屋の緒方...
前年に「息子の青春」でデビューした小林正樹が、木下恵介のオリジナル脚本を監督した恋愛映画。主演は石浜朗と野添ひとみだが、監督の従姉で特別出演を果たした田中絹代の...
井手俊郎と水木洋子によるオリジナル脚本を、成瀬巳喜男が監督した。主人公夫婦を上原謙と杉葉子が演じている。当初は上原と原節子のコンビで製作されるはずだったという。...
石野径一郎の同名小説を水木洋子が脚色し今井正が監督。戦争に散った女学生たちの悲劇を、セミ・ドキュメンタリータッチで描く。戦後まもなくの製作だったため、沖縄でのロ...
1952 年制作の映画
野間宏の実体験に基づく同名小説を、山本薩夫が監督し映画化。軍隊内部に蔓延する暴力、いじめ、理不尽な命令などを描いた、一種の反戦映画と言えよう。原作は毎日出版文化...
「カルメン故郷に帰る」の続編で、前作と同じく木下恵介が脚本と監督を務めた。主演も前作に引き続き高峰秀子と小林トシ子。カメラを傾けた画面構成や突飛なキャラクター設...
癌で余命幾ばくもないと知った初老の男性が、これまでの無意味な人生を悔い、最後に市民のための小公園を建設しようと奔走する姿を描いた黒澤明監督によるヒューマンドラマ...
成瀬巳喜男監督が、51年の「めし」に続いて林芙美子の原作を田中澄江脚色、高峰秀子主演で映画化した名作。複雑な家庭環境の下に育った末娘が家を出て自立する中で成長し...
小津安二郎が野田高梧とともに書いた脚本を監督した作品。生まれも育ちも価値観も異なる夫婦が、そのギャップに悩みつつ、和解するまでを描く。野球、パチンコ、とんかつ、...
三蔵法師一行の天竺への旅を描いた『西遊記(52)』の続編。オプチカル・プリンターによる合成が導入された。(allcinema)
長田新により編まれた作文集『原爆の子―広島の少年少女のうったえ』を元に、新藤兼人が脚本・監督を担当した作品。被爆から七年後に製作された本作は、原爆を取り上げた最...
非業の死を遂げた女が、怨霊となって恋しい男の前に現れるという怪談物語。大映がスリラーから怪談に重点を置いていく転機となった作品。(allcinema)
「三等重役」の井手俊郎と「或る夜の接吻」の吉田二三夫によるオリジナル脚本を「泣きぬれた人形」の千葉泰樹が監督した、ユーモアを織り交ぜた人間ドラマ。撮影は「戦国無...
1951年に出版された『おかあさん―全国児童綴り方集』を元に水木洋子が脚本を書き、成瀬巳喜男が監督したヒューマンドラマ。数ある成瀬作品の中でも評価の高い一本。戦...
源氏鶏太の人気サラリーマン小説を、山本嘉次郎と井手俊郎が脚色し春原政久が監督した。映画はヒット、このあと続々と「三等重役」シリーズが製作された。また人事課長を演...