1953 年制作の映画
日本映画を代表する傑作の1本。巨匠・小津安二郎監督が、戦後変わりつつある家族の関係をテーマに人間の生と死までをも見つめた深淵なドラマ。故郷の尾道から20年ぶりに...
年老いた夫婦が子どもたちに会うため東京を訪れ、それぞれの...
都で起こった反乱から上皇とその妹を逃すため、平康忠は身代わりの女・袈裟を荷車に乗せて盛遠を護衛に付けた。ところが盛遠は夫がある身の袈裟に惚れてしまい……。最優秀...
山本五十六の太平洋戦争での活躍を中心に描いた戦記スペクタクル。航空母艦の戦闘シーンは実際の砂利運搬船を改造して撮影された。(allcinema)
長田新の『原爆の子』を八木保太郎が脚色し関川秀雄が監督した反戦映画。8万人を超す広島市民がエキストラとして参加し、原爆投下直後の広島を再現した。ベルリン国際映画...
大人気を博した菊田一夫によるラジオドラマを、柳井隆雄が脚色し大庭秀雄が監督した長編メロドラマ。三部作として製作されたうちの第一作に当たる。岸恵子の「真知子巻き」...
森鴎外の同名原作を成沢昌茂が脚色し豊田四郎が監督した文芸作品。1966年には池広一夫監督・若尾文子主演でリメイクされた。明治時代の東京、下町の長屋に住む善吉とお...
小林多喜二によるプロレタリア文学の名作小説を、山村聡が脚本・監督・出演し映画化した人間ドラマ。山村にとっては初めての監督作品となった。音楽は伊福部昭が担当。20...
佐賀の化け猫に材を採った怪談話。入江たか子が化け猫女優として初登場。陰謀によって息子を失った母親が自害する。やがて首謀者の筆頭家老の屋敷に、怪猫の姿が現れ始める...
室生犀星の同名小説の2度目の映画化。名匠・成瀬巳喜男監督が兄と二人の妹との複雑で深い思いのさまを繊細かつ力強いタッチで描いた傑作。川べりに暮らす赤座家。妹のもん...
日本が世界に誇る映画監督・溝口健二が京都の花街・祇園を舞台に芸妓とそれを取り巻く人々の生態を細部まで徹底的に描き出した人間ドラマの傑作。祇園ではちょっと名の知れ...
春子は熱海の旅館で女中として働いている。戦争で夫を失った春子は、二人の子供を育てるため、男に身をゆだねる商売にまで身を落としたこともあった。二人の子供の成長だけ...
太平洋戦争末期を舞台に、戦艦大和の最期を描いた戦記スペクタクル。精巧なミニチュアによる戦闘シーンは一見の価値あり。(allcinema)
白鴎遺族会による『雲ながるる果てに―戦没飛行予備学生の手記』をもとに、「悲しき口笛」の家城巳代治が、神風特別攻撃隊の悲劇を描いた反戦ドラマ。芥川也寸志が音楽を担...
林芙美子の小説『茶色の眼』を、井手俊郎が脚色し成瀬巳喜男が監督した。「めし」「夫婦」で夫を演じた上原謙が、本作でも主人公の夫を演じている。中川十一は妻の美穂子と...
戦国の世、貧しい陶工・源十郎が若狭姫という女性と知り合い、生活をともにするようになる。だが美しい若狭姫の正体は死霊であった。それを知った源十郎は若狭姫を捨てて故...
椎名麟三の小説『無邪気な人々』を小國英雄が脚色、五所平之助が監督し映画化した。場所によって三本にも四本にも見える、通称“お化け煙突”がある北千住。足袋問屋の緒方...
前年に「息子の青春」でデビューした小林正樹が、木下恵介のオリジナル脚本を監督した恋愛映画。主演は石浜朗と野添ひとみだが、監督の従姉で特別出演を果たした田中絹代の...
井手俊郎と水木洋子によるオリジナル脚本を、成瀬巳喜男が監督した。主人公夫婦を上原謙と杉葉子が演じている。当初は上原と原節子のコンビで製作されるはずだったという。...
石野径一郎の同名小説を水木洋子が脚色し今井正が監督。戦争に散った女学生たちの悲劇を、セミ・ドキュメンタリータッチで描く。戦後まもなくの製作だったため、沖縄でのロ...
1952 年制作の映画
野間宏の実体験に基づく同名小説を、山本薩夫が監督し映画化。軍隊内部に蔓延する暴力、いじめ、理不尽な命令などを描いた、一種の反戦映画と言えよう。原作は毎日出版文化...