1938 年制作の映画
亀井文夫が監督した戦争ドキュメンタリー。戦争高揚映画として製作されたが、当時の上海を公平かつ冷徹な視点で描いており、本作に続く「北京」「戦ふ兵隊」と並び亀井の記...
1937 年制作の映画
坪田譲治が朝日新聞に連載した同名小説を、斎藤良輔が脚色し清水宏が監督した。子供たちの日常を、彼らの目線で生き生きと描いた清水の手腕が見事。1957年には山本嘉次...
河竹黙阿弥の歌舞伎『髪結新三』を三村伸太郎が脚色した時代劇で、山中貞雄監督の遺作となった作品。この作品を取り終えた山中は出征し、戦争により短い生涯に幕を閉じた。...
川口松太郎の原作を溝口健二が依田義賢とともに脚色し監督した。トルストイの小説『復活』を下敷きに、力強く生きる女性の姿を描いた名作。フィルムは失われたとされていた...
小津安二郎がゼームス・槇名義で伏見晁と書いたシナリオを、自ら監督したコメディ作品。アメリカ映画の影響を包み隠さず表出させた小津のトーキー第2作で、主人公の姪を演...
1936 年制作の映画
溝口健二が自らの原作を監督した、最高傑作と評される人間ドラマ。依田義賢が脚色を担当。山田五十鈴と梅村蓉子が対照的な姉妹を見事に演じ分けた。残念ながら一部のフィル...
小津安二郎が自らの原作(ゼームス・槇名義)を監督した、最初のトーキー作品。脚本は池田忠雄と荒田正男。後の作品に見られるコミカルさは控えめで、終始重苦しい雰囲気に...
戦前期における溝口健二の傑作のひとつ。溝口の原作を依田義賢が脚色した。台詞は藤原忠が担当。溝口はもともと山田五十鈴の起用を前提として原作を書いたとされ、山田も監...
1935 年制作の映画
チェーホフの『桜の園』にヒントを得て、成瀬巳喜男が脚本・監督を務めた作品。「妻よ薔薇のやうに」に続き、後に成瀬夫人となる千葉早智子が主役を演じた。健吉は妻を亡く...
小津安二郎の最後のサイレント作品で、坂本武演じる喜八を主人公とした「喜八シリーズ」の最終作。原作者のウィンザアト・モネは“Without Money”のもじりで...
中野実の『二人妻』を成瀬巳喜男が脚色・監督した愛のドラマで、成瀬の初期の代表作と評価されている。1969年に「恋にめざめる頃」というタイトルでリメイク版が製作さ...
わずか28歳の若さで戦死してしまった早世の天才映画監督・山中貞雄の現存する3本のうちの1本。それまでチャンバラものとして人気のあった丹下左膳を主人公に、擬似家族...
1934 年制作の映画
小津安二郎が原作(ジェームス・槇のペンネーム)と監督を担当したサイレント作品。池田忠雄が脚本を執筆した。坂本武演じる喜八を主人公とした「喜八シリーズ」の第二弾で...
島津保次郎が原作・脚本・監督を務めた代表作の一つ。小市民の日常を切り取ったドラマで、その年のキネマ旬報ベスト10で2位に選ばれた。助監督として豊田四郎と吉村公三...
1933 年制作の映画
坂本武演じる喜八を主人公とした「喜八シリーズ」の第一弾。小津安二郎が自らの原案を監督した。脚本は池田忠雄。ちなみに喜八のキャラクターは、後の「寅さんシリーズ」の...
1932 年制作の映画
巨匠・小津安二郎監督のサイレント期を代表する作品。子供の素直な視点から、肩書きに振り回されるサラリーマン社会の悲哀をユーモアを織り交ぜ描く。東京の郊外に引っ越し...
1931 年制作の映画
北村小松の原作を野田高梧が脚色し小津安二郎が監督したサイレント映画。世界的に不景気な時代、仕事を失った父親が家族や知人に支えられながら再起する姿を描く。悲劇的な...
北村小松の原作・脚本を五所平之助が監督したコメディで、日本初の本格的トーキー作品として知られる。トーキーを意識した、全編「音」が鳴りっぱなしの賑やかな作品。同時...
1930 年制作の映画
藤森成吉による同名戯曲を原作に、鈴木重吉が脚色・監督した「傾向映画」の傑作。フィルムもポジも存在しないと思われていたが、1992年にロシアで上映プリントが見つか...
1929 年制作の映画