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悪魔&オカルト要素満載の「笑えるロック映画」はファンならずとも必見!? フー・ファイターズの実体験を基にした映画『スタジオ666』超グロいレッドバンド版予告編が公開!

悪魔&オカルト要素満載の「笑えるロック映画」はファンならずとも必見!? フー・ファイターズの実体験を基にした映画『スタジオ666』超グロいレッドバンド版予告編が公開!
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米人気ロックバンド、フー・ファイターズデイヴ・グロールの実体験を基にしたホラー・コメディ映画『スタジオ666(原題)』の血しぶきたっぷりの超グロいレッドバンド版予告編(※過激な暴力表現や言葉づかいが含まれる予告編)が公開された。悪魔&オカルト好きで知られるグロールは当初、映画制作を「バカげたアイデアだと思った」と告白しているぞ!!

本作の舞台は、フー・ファイターズが2020年に発売したアルバム『メディスン・アット・ミッドナイト』をレコーディングした米ロサンゼルスの邸宅。ボーカルのデイヴ・グロールとメンバーはレコーディングを進めるうちに、説明のつかない超常現象を体験する……。彼らは無事にアルバムを完成させ、再びツアーに出ることができるのか!?

メディスン・アット・ミッドナイト (特典なし)

予告編では、映画を紹介する笑顔たっぷりのグロールの姿が。内臓を取られるグロール!! 何かに取り憑かれるグロール!! そして、顔面をグリルされるギターのクリス・シフレット!! クスッと笑えてしまう血しぶきたっぷりの予告編に仕上がっているぞ!!

 

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レコーディング中の心霊実体験を映画化!?『スタジオ666』

グロールは2020年、同アルバム制作時に「いたずら好きな幽霊にレコーディングを邪魔された」とインタビューで主張。その当時は、グロールが狂信的なオカルト兄貴になってしまったとファンを心配させたが、映画『スタジオ666』はこの時の実体験(?)をテーマにしており、極秘で撮影が進められていたという。

フー・ファイターズが2021年に発売したトリビュートアルバムのタイトルが『ヘイル・サテン』(悪魔万歳をもじったもの)とあり、グロールの頭の中ではオカルトと同映画製作のことで頭がいっぱいだったことがうかがえる。

 

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悪魔万歳!? オカルト好きのデイヴ・グロール

一部の人々から悪魔、オカルト好きとして知られるデイヴ・グロールはどのような人物なのかご紹介したい。グロールはカート・コバーン率いるニルヴァーナのドラマーとして活躍。のちにボーカル兼ギターに転身し、フー・ファイターズを結成した。同バンドはグラミー賞を11回受賞し、2021年にロックの殿堂入りを果たしたモンスター・ロックバンドである。

テレビウケする爽やかなロック兄貴(※アンドリューW.K.のことではない)のようなルックスのグロールだが、過去には、スウェーデンのドゥームメタル&ロックバンドであるゴースト(北米ではゴーストB.C.名義)のプロデュースを手がけたことがある。“あの世からやってきた宗教団体”のような強烈な“ヤバみ”がにじみ出ていたゴーストの彼らと、親交があったというのだから驚きだ。

 

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もしかしたらグロールもこちら側の人かもしれないと、メタルファンやごく一部の悪魔崇拝者で噂が立ったのも束の間、グロールは2018年に米トーク番組で真っ赤な悪魔に扮して出演し、ファンを沸かせた。

(注:90年代のノルウェーで誕生したブラックメタルバンドや、一部の悪魔崇拝者による教会連続放火事件を引き起こした、その当時“悪魔崇拝”と総称された過激思想とは別物と捉えていただきたい)

グロール、映画制作は「バカげたアイデア」と回顧

グロールは当初、フー・ファイターズを主人公にした映画を制作しようと話を持ちかけられて「バカげたアイデア」だと思ったことを米Deadline誌に明かしている。

グロールは「映画制作をやりたかったわけでも、期待していたわけでもなかったんだ。ただなんとなくそういう話になっただけだ。俺の友人が、フー・ファイターズでホラー映画を作りたいと言っている人たちとミーティングをした。俺はそんなバカげたアイデア、今まで一度も聞いたこともないし、やるわけがないと思っていたよ」と明かした。

「ニューアルバムを作り始めたとき、映画にも出てくるあの家を借りたんだ。そこでレコーディングしているときに、“ちょっと待てよ”と思った。不気味な古い家でアルバムを作って2週間ほど休んでから“バカげたホラー映画を作った方がいいんじゃないか”と思えた。そこから長編映画の話になっていき、すべては暴走列車のように動き出したんだ」と続けた。

グロールは米ニューヨーク・ポスト紙に「俺ら流に究極のゴア映画にした『スパイナル・タップ』(1984年)みたいなものだよ」と本作を紹介している。

本作の監督は『ハチェット レジェンド・ネバー・ダイ』(2013年)のBJ・マクドネルフー・ファイターズをはじめ、「ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ」(2020年〜)のジェナ・オルテガ「スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年」(2021年〜)のウィル・フォーテ「アメリカン・ホラー・ストーリー」(2011年〜)のレスリー・グロスマン、グルーピーの隣人サマンサ役のウィットニー・カミングスらが出演する。

“大笑いできるロックンロール映画”とグロールが太鼓判を押す映画『スタジオ666』は2022年2月より全米公開。日本での公開を期待したい!!

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