ディズニー史上最も驚きに満ちた不思議な世界！『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』世界創作のヒントはアメリカの西部開拓時代？

想像を超える奇跡の物語と、魔法のように美しい映像によって、数々の驚きと感動を贈り続けてきたディズニー・アニメーション・スタジオ。2023年には設立100周年という節目を迎える同スタジオが、『ベイマックス』で知られるドン・ホール監督と共に新たに贈るのは、まるでアトラクションに乗っているかのようなスケール感あふれる壮大な冒険と、かけがえのない家族の絆を描いた、アクション・アドベンチャー超大作『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』が11月23日（水・祝）より大ヒット公開中だ。

ディズニーが新境地を目指した舞台の誕生秘話とは？

若いころに行方不明となった偉大な冒険家の父へのコンプレックスから冒険嫌いとなった農夫サーチャー。豊かな国アヴァロニアで愛する息子のイーサンと妻と共に静かに暮らしていた。ある日、アヴァロニアのエネルギー源である植物が絶滅の危機を迎え、世界は崩壊へと向かう。この危機を救うため、サーチャーたちは地底に広がる“もうひとつの世界”へと足を踏み入れる。

既に公開されている予告では、未知の世界に突入したサーチャーたちの目の前に壮大かつカラフルな世界が広がる。そこには生き物のように動く不思議な大地や、キラキラと光を放つ未知の生命体が生息し、その地で出会った、青く光り不思議な言葉を発する生き物”スプラット“と冒険を共にすることに。その奇妙な世界はいままでに森や海、街を舞台にしてきたディズニー・アニメーションでは見たことのない全く新しい光景で、本作の監督を務めるドン・ホールがその誕生秘話を語ってくれた。

ドン・ホール監督「画家たちがアメリカの大自然を見て受けた感動したようなところにしたい」

『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』© 2022 Disney. All Rights Reserved.

「制作の初期の段階で、僕たちは、1,800年代、1,850年代あたりの風景画を見ました。」と新しい世界のヒントは大昔にあったという。「イエローストーン国立公園、グランドキャニオン国立公園の風景を発見し、描写した絵です。フレデリック・エドウィン・チャーチやトーマス・モランなどの画家はとても大規模な風景画を描きました。彼らはアメリカの広大な光景にインスピレーションを得たのです。僕たちは、ストレンジ・ワールドを同じように感じさせる場所であるようにしたいと思いました。」と、アメリカの西部開拓時代に生きた画家の風景画をヒントにしたと明かす。西部時代の光景をイメージして制作されたという本作は、まさに『インティ・ジョーンズ』や『センター・オブ・ジ・アース』を彷彿させるような、広大な大地で繰り広げられるハラハラドキドキな冒険、物語を加速させる心躍る音楽、大迫力のアクションまで、アドベンチャー映画ならではの楽しさが満載だ。

『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』© 2022 Disney. All Rights Reserved.

ドンは続けて　「この探検家のグループは、とても大きくてクレイジーな、驚きに満ちた世界に入っていきます。そこにはソーセージにインスピレーションを得た生き物がいたりしますが、チャーチやモランのような画家たちがアメリカの大自然を見て受けた感動したようなところにしたいと思いました。」とこだわりを明かす。本作はそのタイトル通り、並はずれ、観客が驚嘆するような世界を届けることを固く決意して制作されたという。過去にも大きな感動を呼ぶ光景を作り出してきたディズニーがさらなる新境地を目指し、史上最も驚きに満ちた不思議な世界とは一体どんな世界なのか？そして謎に満ちた冒険の先で、サーチャーたちを待ち受けていた世界を揺るがす秘密とは……？映画館の大きなスクリーンでぜひ不思議な“ストレンジ・ワールド”の世界を体感してほしい。

『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』© 2022 Disney. All Rights Reserved.

ディズニー・アニメーション最新作『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』は、大ヒット公開中！