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【祝・58歳】キアヌ・リーヴスの意外な事実7選! 定番の「超・いい人エピソード」から「アーティストとしての側面」などファンならずとも必見!!

【祝・58歳】キアヌ・リーヴスの意外な事実7選! 定番の「超・いい人エピソード」から「アーティストとしての側面」などファンならずとも必見!!
DFree / Shutterstock.com

9月2日に58歳の誕生日を迎えた俳優のキアヌ・リーヴス。キアヌのこれまでの輝かしい経歴を振り返るとともに、庶民派の“いい人”として知られるハリウッドスター・キアヌの意外な事実7選を一挙紹介する。

祝・58歳!! キアヌ・リーヴスってどんな人?

『ジョン・ウィック:パラベラム』キアヌ・リーヴス

最初に、キアヌの生い立ちを復習しておこう。キアヌは1964年、レバノンのベイルートで生まれた。父はハワイと中国の血を引く地質学者、母はアリス・クーパーの衣装を手がけるデザイナーだった。カナダのトロントで育ったキアヌは、10歳の頃から演技を勉強。16歳で演劇作品やテレビ映画で俳優のキャリアをスタートさせ、『ドリーム・トゥ・ビリーヴ』(1986年)で長編映画デビューを果たした。その後、2020年に続編作が製作された主演作『ビルとテッドの大冒険』(1989年)が大ヒット。1993年には、当時23歳だった親友のリヴァー・フェニックスを薬物中毒で亡くすという悲劇に見舞われたが、1994年に公開されたサンドラ・ブロック共演のアクション映画『スピード』で、世界的にその名を知られることとなった。代表作は『マトリックス』シリーズ(1999年〜)や『ジョン・ウィック』シリーズ(2014年〜)など多岐にわたり、ハリウッドを代表するアクション俳優として活躍を続けている。

“ハリウッドで一番内向的な俳優”としても知られるキアヌは、その魅力的で謙虚な人柄から多くの人々(特にネット民)に慕われ、華やかなショービズの世界を避けて庶民的な生活を好む姿や、公共の交通機関を利用する姿がたびたび目撃されている。また、キアヌは小児病院に寄付したりと、慈善活動を精力的に行っていることでも知られている。そんなキアヌの意外な事実を7つご紹介する。

1.“キアヌ”という名前を改名しようとしていた

キアヌの名前は、ハワイ生まれの父方の叔父であるヘンリー・キアヌ・リーヴスにちなんでつけられた。“キアヌ”はハワイ語で「そよ風が吹き上げる」という意味だそう。キアヌが俳優を目指してハリウッドに来た当初、エージェントが彼の名前は“エキゾチックすぎる”と考え、改名するよう提案した。そのため、彼のキャリア初期の映画では、K.C.リーヴスノーマン・クリーブスとクレジットされることがあった。

2.キアヌ、詩の作品を提供していた

Ode to Happiness

キアヌはハリウッドスターでありながら、実は詩人でもあった(!?)。2010年、ニューヨークのとある公園のベンチで、1人ぽつんとサンドウィッチを食べるキアヌがパパラッチされ、“かわいそうなキアヌ・リーヴス”というイメージが世間に定着していたキアヌ。ちょうどその頃、ロサンゼルス在住のアーティスト、アレクサンドラ・グラントとともに「オード・トゥ・ハピネス」という大人向けの絵本を出版し、その絵本にはキアヌの書いた詩がつづられている。グラントは「私の知人であり編集者のジェイニー・バーガムがキアヌの家で、一晩中自己憐憫たっぷりの歌を聴いていたの。キアヌはそれを面白がって、じゃあ僕も書くか、という感じで詩をつづり出した」と経緯を明かしている。

 

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3.デヴィッド・ボウイの前座に抜擢!! 米ロックバンドDogstarで活躍

『ビルとテッドの大冒険』の公開後、キアヌは米オルタナティブ・ロックバンド「Dogstar(ドッグスター)」に所属し、ベーシスト兼バッキング・ボーカルをつとめた。彼らは1990年代から2000年代初めにかけて、EPを1枚、アルバムを2枚リリース。さらに、彼らはデヴィッド・ボウイボン・ジョヴィランシドウィーザーの前座をつとめたことがある。アメリカやヨーロッパをツアーで回り、日本にも来日した。キアヌは『マトリックス』の出演オファーを受けるまでバンドでの活動を続けた。

4.オートバイ大好き!! オートバイの会社を共同で創業していた

キアヌは時速50マイル(80km)以下になると爆発するバスを暴走させる映画で主演をつとめたが、彼は大のオートバイ好きで、かなりの数のオートバイの集めているそう。お気に入りのバイクは、1973年製のノートン・コマンド。さらに、キアヌはカナダでオートバイ販売会社「アーチ・モーターサイクル・カンパニー」を共同で創業したことが明らかになっている。

5.米映画会社FOXから10年間ブラックリストに入れられていた

キアヌの主演作『スピード』が世界的に大ヒットし、配給会社のFOXは当然のことながら、続編作の製作に乗り出した。キアヌは続編作の脚本を見せられたとき、アクション映画『チェーン・リアクション』(1996年)を撮影中で、ほとんど意味もなく「走ったり跳ねたり」する役柄に警戒心を強めたという。キアヌは1100万ドル(約15億円)の出演料でオファーされたにも関わらず、『スピード』続編作への出演を断った。この出来事がきっかけで、FOXから10年間、出演オファーを受けることはなく、ブラックリストに載ってしまったそうだ。『スピード』続編作『スピード2』(1997年)は製作され、キアヌの代わりにジェイソン・パトリックが起用された。しかし、同作の評判は芳しくなく、キアヌは出演を断ったことに後悔はしていないようだ。

6.怪我は我慢!! 出演作のスタントは自らこなしている

キアヌは50代後半を迎えた今でも、スタントを自らこなしている。米トーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」に語ったところによると、『マトリックス レザレクションズ』(2021年)のために「2日間かけて19~20回ほど」ビルから飛び降りたという。またキアヌは、怪我をしながらも、撮影が終わるまで我慢することでも知られている(!)。キアヌは『マトリックス』の撮影では、ワイヤーアクションの最中に脊髄を損傷。椎間板が癒着し始め、足が麻痺しそうになるという大怪我を負った。また、『ジョン・ウィック』の撮影中、発熱していたにもかかわらず、長時間の戦闘シーンをこなしたこともあった。

7.キアヌが一般人の結婚披露宴にサプライズ登場していた!!

キアヌは先日、イギリスで行われた結婚披露宴にサプライズで登場し、新郎新婦を驚かせたことが話題になった。イギリスに住むジェームズさんとニッキー・ロードナイトさん夫妻は2年の交際期間を経て結ばれ、英ノーサンプトンシャー州の「フォーズリー・ホール」で挙式をすることになった。ジェームズさんは偶然にもホテルのバーでキアヌに出会い、彼らの披露宴に招待したそう。

ニッキーさんは「夫がバーでキアヌを見かけ、“結婚式を挙げたばかりで、よかったら披露宴に来て一緒に飲まないか”と声をかけた。彼はとても気さくで、“後で行くよ”と言ってくれた。本当に来てくれるのかはわからなかったけれど、夫が彼と話しをしたこと自体がすごいことだった」と明かした。そして披露宴当日、キアヌが彼らの披露宴に現れたのだという。

「私は自己紹介をしてキアヌに飲み物を勧めたけれど、彼はそれを断り、“長いフライトの後なので長居はしない”と言った。でも彼は親切でフレンドリーで、私たちの結婚を祝福してくれた。彼は写真を一緒に撮ってくれて、結婚式のカメラマンも撮影することができた。披露宴のゲストとも話をしたり、写真を撮ってくれたりもした」とニッキーさんは明かした。

実は、キアヌが見知らぬ一般人の結婚式に参加するのは今回が初めてのことではない。2018年にカリフォルニアとニューヨークで、突然依頼を受けた一般人の挙式に参加したり、新婚カップルとのサプライズ撮影に応じているなど、根っからのいい人なのだ。

キアヌが主演をつとめる“シリーズ史上最も尺が長い”と噂される最新作『ジョン・ウィック:チャプター4(原題)』は2023年3月に全米で公開予定だ。いい人伝説を更新し続けるキアヌの活躍に期待したい。

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