10年ぶり再出演の理由とは?『ソー:ラブ&サンダー』ナタリー・ポートマンとの出演交渉の裏話が明らかに!

10年ぶり再出演の理由とは?『ソー:ラブ&サンダー』ナタリー・ポートマンとの出演交渉の裏話が明らかに!

2022年7月8日(金)より公開のクリス・ヘムズワース主演、マーベル・スタジオ最新作の『ソー:ラブ&サンダー』。このたび、“もう一人のソー”としてシリーズに復帰を果たすジェーン・フォスター/マイティ・ソーを徹底解剖!! ジェーンを演じたナタリー・ポートマンと監督のタイカ・ワイティティが製作秘話を明かしてくれているぞ!!

ソーを支え続けた天文物理学者のジェーン・フォスター

『ソー』シリーズに登場するヒロインの天文物理学者・ジェーン・フォスターは、『マイティ・ソー』(2011年)で地球に墜落してきたソーを車で轢くという運命的な出会いを果たす。ソーの弟・ロキが地球に攻め込んだ際には、ソーはジェーンの力を借りながらその戦いに挑んだ。ソーとロキが手を組んだ『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年)では、ジェーンの危機を救ったソー。順調に愛を育んできた2人だったが、『マイティー・ソー バトルロイヤル』(2017年)では、ソーがジェーンと別れたことを示唆する場面があった。どうして恋人関係が解消されたのか、2人の恋の行方は気になるものの、なんと本作では、絶体絶命に追いつめられたソーの救世主として“マイティ・ソー“になったジェーンが登場するという。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)では、公私ともに絶不調でデブったソーを見ていただけに、そんなムチャクチャな再会アリ!? と思わせる急展開ぶりだ。

 

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ジェーンの登場は10年ぶり!! 監督がポートマンに出演交渉した秘話を明かす

ポートマンが演じるジェーン・フォスターは『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の未使用映像が使われた『アベンジャーズ/エンドゲーム』に出演していたが、『ダーク・ワールド』以来、新しいシーンは撮影されてこなかった。ポートマンは『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の製作時に、マーベル・スタジオと衝突したと噂され、MCUへの再登場は難しいと報じられてきた。本作の監督をつとめたタイカ・ワイティティは、米Fandango誌に、『マイティー・ソー バトルロイヤル』がきっかけで、ポートマンの復帰につながったことを明かしている。

ワイティティは「彼女の家に行ったら、一杯の水をくれた。『マイティー・ソー バトルロイヤル』でやったことは、他の俳優たちにもこの映画をアピールすることになったと思う。例えば、クリスチャン・ベイルはそれを見て、“何か楽しいことをしたい、この作品に出演したい”と思ったんだ。ナタリーもそうだった。どう言っていいかわからないけど、最初の数作での彼女のキャラクターは、僕たちがこの映画に求めている女性像の最もエキサイティングなバージョンではないかもしれないね。

『マイティー・ソー バトルロイヤル』のために、ソーのキャラクターを変えたように、ジェーンのキャラクターを変えたいことと、ナタリーは本当に面白い人だから、もう少し冒険的で楽しいことをさせてあげたいということを彼女に話したいと強く思ったんだ。そしてもちろん、そういうことができないときもあるよ。映画でキャラクターについて考えるとき、それがメインに焦点が当てられているわけではないから」と明かした。

 

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ジェーンは“踊っているかのように”戦う!? ジェーンとソーの戦い方の違い

監督のワイティティは、“ダブル・マイティ・ソー“となったジェーンとソーの戦い方の違いを「それぞれクールなスタイルだよ」と明かしている。

ワイティティは「原作コミックを読んだ人なら誰でも、ジェーンの“マイティ・ソー”が信じられないほどカッコイイと思うだろうね。ナタリーはダンスやバレエをやっていたことがあって、戦うときにダンスをしているような感覚になるんだ。とても正確で一連の動きがスムーズだよ。クリスとは違った意味でクールなんだ。彼は力を使うからね」と明かした。

「ヒーローになれて嬉しい」ポートマンが明かす“マイティ・ソー“のハードな役作り

ただの天才天文物理学者から“マイティ・ソー“に変貌したジェーン。予告編では、選ばれし者しか手にすることができない高潔な武器“ムジョルニア”を手にするジェーンの姿が映され、ポートマンのその引き締まった身体も話題に。ポートマンはスーパーヒーローになったジェーンを演じるにあたり、どのような役作りに取り組んだのか明かしているぞ!!

ポートマンは「スーパーヒーローになれるなんて本当に嬉しかった。どうすればヒーローになれるか、方法を教えてくれるガイドブックはないから。私は、撮影に臨む前から長い間トレーニングをして、プロテインシェイクを飲んでいたの。そのおかげで、最終的に求められていたアクションのレベルをやりきる準備ができたわ。本当に大変なことをやってくれる、すごいスタントダブルもいたけれど、それでも、自分で走ったりジャンプしたり、剣やハンマーで戦ったりすることは多くあった。一日中マントの重みを背負うには、上半身を鍛える必要があったわね」と明かしている。

ダブル・マイティ・ソー“になったジェーンとソーの恋の行方はいかに!?『ソー:ラブ&サンダー』は、2022年7月8日(金)より公開。

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