夫の故郷を曲名にした新曲に、賛辞と苦笑が同時に押し寄せている。当の夫は、番組でうれしさを隠さなかった。
ラブソングを贈られた男は、どんな顔をすればいいのか。トラヴィス・ケルシーの答えは、満面の笑みだった。
テイラー・スウィフトが9月25日に公開した4曲のうちの一つ、「Cleveland!」。ケルシーが育ったオハイオ州の街の名を、感嘆符つきでそのままタイトルにした。夫へのまっすぐな贈り物である。
割れる評価の理由
反応は真っ二つだ。米The National Deskによれば、批判する側は「クリスマスソングのようだ」と言い、歌詞が明るすぎて気恥ずかしいと首をすくめる。擁護する側は、結婚して幸せな人が幸せな歌を書いて何が悪い? と返す。
恋に破れた夜を歌わせたら右に出る者のいない天才アーティストが、いまは満ち足りている。聴き手の側が、まだその変化に追いついていないだけかもしれない。
夫と義兄の援護射撃
ケルシーは兄ジェイソンと続けるポッドキャスト番組でこの曲に触れ、妻がクリーブランドに「もう少し命を吹き込んでくれた」と感謝した。ジェイソンも、妻カイリーと何度も聴いているファンだと明かしている。
地元を歌われて悪い気のする人間はいない。ましてそれが世界一売れている歌い手なら、なおさらだ。
賛否の「否」が大きいほど、曲は長く語られる。テイラーはそれを誰よりも知っている。甘すぎると笑った人たちも、冬が来る頃にはきっと口ずさんでいることだろう。
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※2026年10月8日時点の報道に基づきます。