最後への道が始まる—
5月19日に全世界同時公開予定の「ワイルド・スピード」シリーズ10作目となる最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』より、予告編が解禁となった。
ドム(ヴィン・ディーゼル)とそのファミリーは、世界の至るところで幾多のミッションを、絶体絶命!不可能!と思われるいかなる状況下でも敵の裏をかき、勇気と愛と信頼を貫き乗り切ってきた。最新作ではシリーズ史上最も凶悪なヴィランと対峙することになる。最凶の敵の名はダンテ(ジェイソン・モモア)。なんと12年もの時をかけてドミニク達ファミリーへの苛烈な復讐計画を練っていたのだった…。
その禍根は2011年公開シリーズ5作目『ワイルド・スピード/MEGA MAX』に遡る。ドムたちは麻薬王エルナン・レイエスをリオデジャネイロで倒したのだが、ダンテはそのレイエスの息子だったのだ。父が殺されるのを目撃したダンテによる積年の復讐の炎が燃え広がりファミリーは壊滅状態に…。ドムの愛する息子もダンテの手中に落ち、シリーズ史上最大のピンチに手に汗握ること間違いなし。ダンテの陰謀により、ファミリー揃っての穏やかな日々も束の間、世界中にファミリーは散り散りになってしまうことに。窮地に陥ったファミリーの運命やいかに?
ヘリ2機でも止められないドムの爆走!?
高速道路に輸送機から愛車ダッジ・チャージャーで降り立つドム。敵のヘリ2機に巨大な杭を打ち付けられ、宙吊りにされるもお構いなし。エンジンをブーストさせ超スピードで引きずり降ろしヘリを大破させる。圧巻のドライブテクと機転でファミリーを引っ張るドムが健在だ。そして、前作より登場したドムの弟ジェイコブ(ジョン・シナ)も活躍の一端を見せる。両サイドにバズーカを搭載した特別仕様車で眼前の敵を木っ端微塵にし、爆発の下をくぐり抜ける。バスそして街並みを破壊する巨大な球体を回避し、追手をきりきり舞いにする、ドムの愛するパートナー、レティ(ミシェル・ロドリゲス)の、バイクテクにも酔いしれる。
ドムvsダンテのストリートレース!?
ワイスピシリーズの原点、ストリートレースシーンが!戦いの決着はレースに委ねられるのか…?ドムサイドとダンテサイドが銃口を向けあい物々しい雰囲気が。レース直前にはダンテの口からファミリーの運命がダンテの術中にあるかのような発言も飛び出し、勝負の行方からも目が離せない。
新キャラ、カムバックキャラが入り乱れるスターの競演!
リオのキリスト像がごとく両腕をあげ復讐の狼煙を上げる最凶ヴィラン・ダンテを演じるのはアクアマンことジェイソン・モモア。「悪役最高」と話すモモアの極悪非道ぶりに戦々恐々となる。レティと手を組んだと思いきや、バトルを始める新キャラクター・テス(ブリー・ラーソン)は敵か味方か?ブリー・ラーソンは『ルーム』(2015)でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、MCUのキャプテン・マーベル役でもお馴染み。ワイスピの大ファンであることを公言するブリー・ラーソンの活躍にも要注目。
また、今作よりデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)がシリーズ本格復帰を果たす。ファミリーの一員であるハン(サン・カン)とは因縁の関係だが、どうやら協力するシーンが切り取られており「昨日の敵は今日の友」的な展開も?新旧キャラの活躍に期待で胸が躍る。
映像には、麻薬王レイエスを倒したドムの永遠の相棒ブライアン(故ポール・ウォーカー)の登場する過去作映像が使用されており、彼らが過去の因縁にどう立ち向かうのか——。
『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』は5月19日(金)全国超拡大公開