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16人の娼婦が殺された「スパイダー・キラー事件」を基に描く 鬼才アリ・アッバシ最新作『聖地には蜘蛛が巣を張る』ポスタービジュアル

16人の娼婦が殺された「スパイダー・キラー事件」を基に描く 鬼才アリ・アッバシ最新作『聖地には蜘蛛が巣を張る』ポスタービジュアル
『聖地には蜘蛛が巣を張る』©Profile Pictures / One Two Films

イランで実際に起こった娼婦連続殺人事件から着想を得て描かれた衝撃作『聖地には蜘蛛が巣を張る』が2023年4月14日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、TOHOシネマズシャンテ他にて順次公開決定。あわせて日本版ポスタービジュアルが解禁となった。

16人の娼婦が殺された“スパイダー・キラー事件”

イランの聖地マシュハドで2000年から2001年にかけて16人もの犠牲者を出した“スパイダー・キラー事件”と呼ばれる娼婦連続殺人事件に基づき描かれた本作。本年度アカデミー賞のデンマーク代表に選出され、すでに世界49以上の映画祭に出品されている。

監督を務めたのは、第71回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞した『ボーダー 二つの世界』(同年アカデミー賞スウェーデン代表)でスリリングなファンタジーの世界を描いた、北欧の鬼才アリ・アッバシ。「連続殺人鬼の映画を作りたかったわけではない。私が作ろうと思ったのは、連続殺人鬼も同然の社会についての映画だった」と語り、構想に15年をかけたという。

主人公の女性ジャーナリストを演じたのは、本作で第75回カンヌ国際映画祭女優賞に輝いたザーラ・アミール・エブラヒミ。「彼女の演技は息を呑むほどすばらしい」(20 MINUTES)と評されるなど、鬼気迫る演技で大きな話題となった。

『聖地には蜘蛛が巣を張る』©Profile Pictures / One Two Films

このたび解禁となった日本版ポスタービジュアルは、オリジナルポスターを踏襲したもので、色鮮やかで複雑な織りのペルシャ絨毯に、劇中に登場する“娼婦”をモチーフにしたデザインで作品の世界観を表現。邦題『聖地には蜘蛛が巣を張る』は、殺人鬼につけられた“スパイダー”という呼び名と、アリ・アッバシ監督が飛行機の上空からマシャハドの街を見た際に、中心部にあるモスクから広がる街並みが、まるで“蜘蛛の巣”のように見えたという印象を受けて付けられた。

『聖地には蜘蛛が巣を張る』は2023年4月14日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、TOHOシネマズシャンテほか全国順次公開

『聖地には蜘蛛が巣を張る』©Profile Pictures / One Two Films

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