俳優のベン・アフレックが、スポーツメーカー「ナイキ」の成功までの道のりを描くAmazonの伝記映画で監督をつとめ、親友であるマット・デイモンと共演することがわかった。米The Hollywood Reporter誌が報じている。
ナイキがトップに躍り出る転機となったマイケル・ジョーダンとの契約を描く!!
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アフレックとデイモンといえば、1997年のヒット作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』や、近年では『最後の決闘裁判』(2021年)でタッグを組み、ヒュー・ジャックマン&ライアン・レイノルズのような、ハリウッドきっての大親友として知られている。本作は、ナイキの元幹部らの実話をもとに、1980年代半ばに、“バスケットボールの神様”ことマイケル・ジョーダンとの契約を成功させたソニー・ヴァッカロを中心に、スポーツブランドとアスリートが契約を結び、世界的に数十億ドル規模のスニーカー産業を立ち上げるまでを描いたドラマになるという。ヴァッカロ役をデイモンがつとめ、ナイキ共同創業者のフィル・ナイトをアフレックが演じる。ヴァッカロはジョーダンと契約を結ぶために、ジョーダンの両親や元コーチ、ジョーダンに近しい人たちを訪ね歩くという姿が描かれ、ジョーダンは登場しないという。
アフレック&デイモンが脚本を共同執筆!!
本作のオリジナルの脚本は、アレックス・コンヴェリーが執筆した『エア・ジョーダン(原題)』で、人気のある映画未製作の脚本を選ぶ2021年度の“ブラックリスト”に選ばれている。アフレックは、デイモンとともに、『最後の決闘裁判』に続いて、脚本を共同執筆しているとのことだ。製作はAmazonのほか、スカイダンス・スポーツとマンダレイ・ピクチャーズが手がける。
アフレックはこれまでに、『ゴーン・ベイビー・ゴーン』(2007年)、『ザ・タウン』(2010年)、アカデミー作品賞を受賞した『アルゴ』(2012年)、『夜に生きる』(2016年)などの作品で監督をつとめている。最近では、Amazonプライム・ビデオの『底知れぬ愛の闇』にアナ・デ・アルマスとともに主演をつとめた。デイモンは、2022年7月8日(金)に全国公開のMCU最新作『ソー:ラブ&サンダー』 、クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー(原題)』に出演を予定している。
ハリウッドきっての大親友が描く有名ブランドの物語、続報に期待したい!