【海外&日本映画】2026年7月10日公開の注目7作!朝鮮学校×青春ドラマ、A24儀式系ホラー、カンヌ2冠のイラク映画など【新作 おすすめ】
『ブリング・ハー・バック』© 2025 RACKAWAY PTY LTD All Rights Reserved
『大統領のケーキ』© 2025 TPC Film LLC All Rights Reserved.
【2026年7月10日(金)公開の映画7選】
🎥『トロフィー』
在日コリアンのルーツをもつ14歳の少女・ソヒは朝鮮学校に通い、部活で朝鮮舞踊に打ち込む日々を送っている。ある日、日本学校との交流会で日本人の未来とK-POP好きという共通点で仲良くなり、ソヒは少しずつ外の世界と繋がりを持っていく。
そんな中、ふたりは推しのK-POPアイドルのライブチケット代を稼ぐために、ソヒの家にある不用品をフリマサイトで売ることに。そこで意外にも高値で売れたのは、朝鮮学校の校長である父・サンジュが持っていた一枚の北朝鮮のCDだった。
それに味をしめたソヒたちは、サンジュが祖国・北朝鮮から授与された“勲章”までも売ってしまう――。
『トロフィー』©2026 K2Pictures
朝鮮学校に通う在日コリアンの少女・ソヒ。近くても分かり合えない父との関係、朝鮮舞踊に対する社会からの視線。そして思春期ならではの未熟さ。波立つ少女の日常と心を美しく繊細な感性で紡ぎ出す。
監督は、是枝裕和監督、西川美和監督の系譜を継ぐ新鋭・孫明雅(そん・みょんあ)監督。自身も在日コリアン3世であり朝鮮学校に通っていた孫監督が、その経験や葛藤の記憶を出発点に、少女・ソヒと、その周りの大人たちの日常を丁寧に美しく描き出した鮮烈なデビュー作。
主人公・ソヒを演じ、圧倒的な透明感を放つのは、自身も在日コリアンのルーツを持つ新人俳優、恒那(はんな)。250人のオーディションから選ばれ、本作が映画初主演となる。踊り未経験から1年におよぶ稽古を経て、本作の重要な要素でもある“朝鮮舞踊”までもを見事に演じ上げた。
さらにソヒの父・サンジュ役には、是枝裕和監督の『ワンダフルライフ」で俳優デビューし、数々の社会派作品で確かな存在感を刻んできた井浦新、母・ミリョン役には、モデルとして培った唯一無二の佇まいと繊細でリアルな感情表現をあわせ持つ市川実和子、朝鮮舞踊部の先生役には自身も朝鮮舞踊経験者だという、ちすん。そして朝鮮学校の担任役は、国内外問わず活躍の幅を広げる笠松将と実力派俳優陣が集結し、ソヒを取り巻く日常の世界に深みを出していく。
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🎥『ブリング・ハー・バック』
父親を亡くしたアンディと目の不自由なパイパー兄妹は、とても親切な里親ローラの元で暮らすことになる。
そこには言葉を話さない少年オリバーが一緒に住んでいた。
ローラの異様なまでの愛情にアンディは違和感を覚えながらも新たな生活を始めるのだが……。ある日を境にこの家で起こる不穏な出来事、家の周りに点在する謎の円のモチーフ、そしてオリバーの存在。
それらが全て繋がった時、隠されていたローラの〈恐るべき願い〉が明かされる――。
『ブリング・ハー・バック』© 2025 RACKAWAY PTY LTD All Rights Reserved
A24が北米配給権を獲得した“憑依体験”ホラー『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』で鮮烈な長編映画デビューを果たしたダニー&マイケル・フィリッポウ兄弟。690万人のチャンネル登録者数を誇る超人気YouTuberとしても有名な双子監督が再びA24とタッグを組み“儀式体験”ホラー『ブリング・ハー・バック』を完成させた。
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🎥『大統領のケーキ』
祖母と二人で暮らす9歳のラミアは、学校のくじ引きで「大統領のケーキ係」に選ばれてしまう。フセイン大統領の誕生日に、お祝いのケーキを準備する係だ。翌朝、ラミアは祖母に連れられて、父の形見の時計と、“友達”の雄鶏ヒンディとともに町へ出かける。だが、日々の食卓も満足に揃えられない祖母の目的はケーキではなく、ラミアを養子に出すことだった。
思わず逃げ出したラミアは、自らの手でケーキの材料を集めれば、祖母との暮らしを続けられると信じて、クラスメイトのサイードと協力して町を駆け回る。十分なお金も時間もなく、あるのは知恵と想像力だけ――はたして、“名誉あるケーキ作り”の行方は?
『大統領のケーキ』©︎ 2025 TPC Film LLC All Rights Reserved.
ニュースでは報道されない知られざる世界を、ハサン・ハーディ監督が自らの体験をもとに、全員が演技未経験者だというキャストとともに描き出す。アカデミー賞®国際長編映画賞のショートリストに選出され、カンヌ国際映画祭で新人監督賞(カメラ・ドール)、監督週間観客賞の2冠を果たすという、イラク映画史上初の快挙を次々と成し遂げた。
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🎥『ドゥランダル作戦』
1999年の航空機ハイジャック事件、そして2001年のインド国会議事堂襲撃事件――相次ぐテロに揺れるインド政府は極秘裏に「ドゥランダル作戦」を発動させる。パキスタンの都市カラチで最も危険な都市リヤリに巣食う最凶ギャング組織から、事前にテロの情報を掴むこと。潜入という最高難度の任務に選ばれたのは、死刑囚ハムザ(ランヴィール・シン)。
身分を偽り組織に入り込んだ彼は、血塗られた抗争と裏切りの連鎖に巻き込まれながら、徐々に組織の中枢へと迫っていく。だがその先で待っていたのは、国家を揺るがす巨大な陰謀だった。任務か、信念か―逃げ場なき極限の中、彼が下す決断とは――
『ドゥランダル作戦』©Reliance Industries Limited, Mumbai, 2025. All Rights Reserved.
ムンバイ同時多発テロなど実際に起こった3つのテロ事件と、実在した人物をベースに描いた、国家VS国家、スパイVSテロリスト、さらには裏社会の覇権争いが交錯するリアル・スパイ・アクション。『ガリーボーイ』(2019年)などで知られるランヴィール・シンを主演に、アクシャイ・カンナーやサンジャイ・ダットらベテラン実力派が脇を固める。2025年インドNo.1ヒットを記録。
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🎥『GOOD BOY/グッド・ボーイ』
アパートで飼い主トッドと暮らすレトリバー犬のインディ。最近トッドの体調が悪く、ある日、吐血。偶然アパートを訪れたトッドの妹ヴェラが病院へ急いで連れて行く。
退院したトッドはインディを連れ、祖父の家に移り住む。その家は祖父が謎の死を遂げて以来、空き家となっていた。トッドは隣人から予備の発電機を借り、少しの明かりと昔にホームビデオで撮られた祖父が映っている映像を見て過ごすが、インディは家の中に何か異変を感じ取る。
トッドはヴェラとの電話で、祖父とこの家に呪いでもあるのではと話す。もちろんインディには理解できないが、何かがおかしいと感じ、何かの物音を聞き、家の隅から影が漂ってくるのを感じるインディ。邪悪な存在がトッドの容態を悪化させ、インディは不気味な何かから必死にトッドを守ろうと奮闘するが……。
『GOOD BOY/グッド・ボーイ』© 2025 Whats Wrong With Your Dog, LLC. All Rights Reserved.
誰もない部屋の隅をじっと見つめる。何かに反応して吠える、そんな誰もが共感する飼い犬の不思議な行動の先にある恐怖を、本作で長編デビューのベン・レオンバーグ監督が3年に及ぶ制作期間を経て描く。2025年のSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト映画祭)でプレミア上映され、最優秀犬演技賞を受賞。
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🎥『ユースフル・ゴースト』
粉じん公害が深刻化するタイ・バンコク。最愛の妻・ナットを呼吸器疾患で亡くしたマーチは悲嘆に暮れる日々を送っていた。ある日、ナットの魂は掃除機に宿るかたちで舞い戻り、ふたたび愛を確かめ合う二人。しかし一方、マーチの家族が経営する工場では、死亡した従業員の霊が機械に取り憑き、操業停止に追い込まれていた。
霊に悩まされる家族から拒絶されたナットは、工場の除霊に協力することで、夫への真実の愛そして自らの存在を“役に立つ幽霊”だと証明しようとするが……。
『ユースフル・ゴースト』© 2025 185 FILMS, HAUT LES MAINS, MOMO FILM CO.
1987年生まれの新鋭ラッチャプーム・ブンバンチャーチョーク監督の長編デビュー作。タイでは誰もが知る怪談「メー・ナーク・プラカノーン」(死後も現世にとどまり、夫と禁断の愛を深めていった女性“メー・ナーク”にまつわる物語)に着想を得たという本作は、亡き妻が掃除機に宿って夫の元へ戻ってくるという奇想天外な設定を起点にしながら、記憶と忘却、個人と社会、愛と有用性といったテーマへと静かに深度を増していく。カンヌ国際映画祭〈批評家週間〉にてプレミア上映され、同部門においてタイ映画としては初選出ながら見事グランプリを受賞。米アカデミー賞国際長編映画賞・タイ代表に選出。
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🎥『パッセンジャー』
ある夜、凄惨な車の事故を目撃したカップル。
その瞬間から不気味な“何か”が彼らを追い始める。
自由気ままなロードトリップは、やがて逃げ場のない悪夢へと変わっていく――。
誰もが一度は経験したことのある「ロードトリップ」を題材に、ドライブ中のあるカップルに襲い掛かる逃げ場のない悪夢を描くホラー。メガホンを執るのは、国際的なジャンル映画祭で高評価を得た『ジェーン・ドウの解剖』(16)や、『スケアリーストーリーズ 怖い本』(20)、『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』(23)など数々のホラー映画を手掛けてきた、ギレルモ・デル・トロからの信頼も厚い気鋭監督アンドレ・ウーヴレダル。