今年も日本映画の躍進に期待大!「カンヌ国際映画祭」開催に合わせ過去受賞作が厳選TV放送中

今年も日本映画の躍進に期待大!「カンヌ国際映画祭」開催に合わせ過去受賞作が厳選TV放送中
『ルノワール』©2025『RENOIR』製作委員会+International Partners

「第78回カンヌ国際映画祭」開催中

カンヌの季節がやってきた! 5月13日から24日まで南仏カンヌのクロワゼットで開催される第78回カンヌ国際映画祭には日本映画も出品され大きな注目を集めている。

今年の日本勢は、2022年のカンヌで『PLAN 75』が絶賛された早川千絵監督の新作『ルノワール』のコンペティション部門出品のほか、日本アカデミー賞8冠の『ある男』(2022年)で知られる石川慶監督の『遠い山なみの光』が「ある視点」部門、企画・プロデュースを手掛けた『君の名は。』(2016年)が大ヒットした川村元気監督の『8番出口』がミッドナイト・スクリーン部門、そしてカンヌやベネチアで受賞歴のある深田晃司監督の『恋愛裁判』がカンヌ・プレミア部門と、例年以上に充実したラインナップとなった。

『ルノワール』©2025『RENOIR』製作委員会+International Partners

カンヌ過去受賞作TV放送中

CS映画専門チャンネル ムービープラスでは現在、「特集:カンヌ映画祭スペシャル2025」と題して過去受賞作を放送中。コンペティション部門で監督賞を受賞し、アカデミー賞韓国代表にも選出されたパク・チャヌク作『別れる決心』、最高賞パルムドール受賞の『逆転のトライアングル』、グランプリ受賞作『コンパートメントNo.6』をラインナップしている。

『別れる決心』© 2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVED

『別れる決心』(2022年)

1つ目の殺人で別れ、2つ目の殺人で再会した2人。刑事と容疑者の禁断の愛の行方を描く、パク・チャヌク監督によるサスペンス・ロマンス。

男が山頂から転落死した事件を追う刑事ヘジュンと被害者の妻ソレ。取り調べが進む中、いつしかヘジュンはソレに惹かれ、彼女もヘジュンに特別な想いを抱くように。やがて捜査の糸口が見つかり、事件は解決したかに思われたが、それは相手への想いと疑惑が渦巻く“愛の迷路”の始まりだった。

監督:パク・チャヌク
出演:パク・ヘイル タン・ウェイ イ・ジョンヒョン

『逆転のトライアングル』(2022年)

第75回カンヌ映画祭パルムドールに輝いた、スウェーデンの鬼才リューベン・オストルンド監督によるサバイバル・ドラマ。

人気インフルエンサーのヤヤと男性モデルのカールは、豪華客船クルーズの旅に招待される。そこではリッチでクセモノだらけの乗客がバカンスを満喫し、高額チップ目当ての客室乗務員がどんな望みでも叶えてくれる。だがある夜、船が難破。さらに海賊に襲われ、彼らは無人島に流れ着く。

監督・脚本:リューベン・オストルンド
出演:ハリス・ディキンソン チャールビ・ディーン ウディ・ハレルソン

『コンパートメントNo.6』(2021年)

カンヌ国際映画祭グランプリに輝いたフィンランド発のロードムービー。世界最北端の駅へ向かう寝台列車を舞台に、最悪の出会いで始まる最愛の旅を描く。

モスクワに留学中のフィンランド人の学生ラウラ。古代のペトログリフ(岩面彫刻)を訪ねる旅を恋人にドタキャンされた彼女は、一人で寝台列車6号コンパートメントに乗車。そこで粗野なロシア人労働者リョーハと乗り合わせる。最悪の出会いから始まった2人の長い旅の行方は!?

監督:ユホ・クオスマネン
出演:セイディ・ハーラ ユーリー・ボリソフ ディナーラ・ドルカーロワ

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