新鋭アレクシス・ラウダーが『炎のデス・ポリス』撮影現場を語る! ジェラルド・バトラー&フランク・グリロと堂々共演

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ライター:稲垣貴俊
新鋭アレクシス・ラウダーが『炎のデス・ポリス』撮影現場を語る! ジェラルド・バトラー&フランク・グリロと堂々共演
『炎のデス・ポリス』©2021 CS Movie II LLC. All Rights Reserved

ジェラバトVSフランク・グリロ!

ジェラルド・バトラーVSフランク・グリロ、2大強面俳優が競演するアクション・スリラー『炎のデス・ポリス』が2022年7月15日に公開される。ただし本作を普通のアクション映画と思うなかれ、なんとふたりは中盤まで独房に拘束されて身動きが取れないのだ。

『炎のデス・ポリス』©2021 CS Movie II LLC. All Rights Reserved

ネバダ州の砂漠地帯にたたずむ警察署に、詐欺師テディ(フランク)と彼を追う殺し屋ボブ(ジェラルド)が連行されてくる。マフィアに命を狙われたテディは、身を守るべくわざと暴力沙汰を起こして逮捕され、ボブは泥酔したふりをして署内に潜り込んだのだ。深夜、ボブのテディ殺害計画が動き出すが、そこにさらなる刺客が現れ、事態は予想だにしない方向へと進み始める……。

『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(2010年)のジョー・カーナハン監督による本作は、砂漠の警察署というワンシチュエーションで、アクション俳優たちが緻密なプロットの会話劇に挑む異色作。独房から出られないジェラルド&フランクの代わりに物語を転がすのは、女性警官ヴァレリー・ヤング役の新鋭アレクシス・ラウダーだ。

アレクシス・ラウダー

1996年生まれのアレクシスは、『ブラックパンサー』(2018年)やドラマ『ウォッチメン』(2019年)、クリス・プラット主演『トゥモロー・ウォー』(2021年)などに相次いで出演。本作ではジェラルドやフランクら、そうそうたる顔ぶれを相手に堂々の演技を見せた。このたびBANGER!!!ではアレクシス本人に取材し、撮影のエピソードや、メインキャストに起用されたプレッシャーなどを振り返ってもらった。

『炎のデス・ポリス』©2021 CS Movie II LLC. All Rights Reserved

「とにかく集中して、なるべく楽しもう」

―豪華な顔ぶれの中、メインキャストに抜擢された経緯をお聞かせください。

1年ほど前に別のオーディションを受けたのですが、その時に(キャスティング・ディレクターの)シャロン・ビアリーが私のことを覚えてくれていて、この映画のオーディションを受けるよう連絡してくださったんです。別人のアレクシス・ラウダーさんと勘違いしているんじゃないかと疑いつつ(笑)、急いでテープを送りました。

ジョー(・カーナハン監督)やフランク、ジェラルドが参加していると知った時は「絶対に何かの間違いだな」と思いましたよ(笑)。けれど彼らが私のことを面白がってくれて、フランクからZoomで連絡をもらったんです。みなさんとは素敵な化学反応を生むことができたと思いますし、最初から素晴らしいスタートを切ることができました。

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―ジェラルド・バトラー、フランク・グリロらとの共演はいかがでしたか?

まずは自分自身に、「これはただの新しい仕事。とにかく集中して、なるべく楽しもう」と言い聞かせました。もし映画の評判がそれほど良くなかったとしても、少なくとも私は最高の時間を過ごせたと言えるように。実際、ジェラルドやフランク、そしてジョーとの仕事は最高でした。みなさんにとても歓迎してもらえたので、肩身が狭いと感じたこともなかったですね。アーティストとして尊重していただき、私もヴァレリー役にふさわしいと思える選択をさせてもらいました。どのように彼女が周囲と関わるのか、役についての意見をいろいろと言うことができたんです。彼ら3人は本当に親切で、素晴らしい仕事ができました。

『炎のデス・ポリス』©2021 CS Movie II LLC. All Rights Reserved

―ほぼ全編が警察署内で展開する密室劇ですが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか。

とても楽しい撮影現場でした。コロナ禍なので制限はありましたが、雨のシーンではびしょ濡れになりながら「シンギン・イン・ザ・レイン」を歌ったりして。身体の大きい人たちが牢屋に閉じ込められてるのに、私の方は我が家のようにのびのびとしていたのも面白かったですね。たくさん冗談を言い合っていたし、私がGIFアニメの使い方を彼らに教えたこともありました(笑)。本当に楽しかったですね。

―ハードなアクションシーンもありますが、特に印象深いエピソードを教えてください。

銃を撃つシーンの撮影中、スローモーションなのに、私がずっとまばたきをしてしまったんです。そしたらフランクが、私を見て「やれるよ」と言ってくれたんです(笑)。それでもう一度、雨が降る中を一緒に走って、しっかりと深呼吸して、「もうまばたきはしない」と誓いました。身体を乗り出して、銃を撃ち、まばたきはそのあと。それなのに、結局まばたきをしてしまったんですよ。幸いにも撃つ前だったのでなんとかなったんですが、それはフランクが私を信じてくれたおかげ。彼は撮影現場でお兄ちゃんのような存在で、すごくやりやすかったですね。

『炎のデス・ポリス』©2021 CS Movie II LLC. All Rights Reserved

重要人物を演じる重圧、クリス・プラットから学んだこと

―ヴァレリーは物語を引っ張る重要な役どころです。演じるプレッシャーは大きかったのではないかと想像しますが、事前にどんな準備をされましたか?

この作品に参加する前から、自分に大きなプレッシャーをかけた役者たちの話を聞いていました。「自分だけでなく周囲のためにもうまくやらないと」と思うばかりに、現場で大変な思いをしたという話です。映画が公開されてもなお、まるで楽しくなかったと。そういう良くない思い出を覚えているのは素晴らしいことだと思いますが、私の場合、そんなことはまるで起こりませんでした。だから自分の仕事に集中できたんです。

銃やスタントの訓練を受け、脚本を読み込んでヴァレリーの人物像を知り、どう演じるべきかを考え、ジョーと一緒に深めていく。この作品を振り返った時、私が思い出すのは楽しいことばかりです。楽しかった出来事や、一緒に仕事をして楽しかった人たちのこと。「本当に楽しかったし、何があってもそのことは覚えていると思う」と言えるのは幸せなことですよね。

『炎のデス・ポリス』©2021 CS Movie II LLC. All Rights Reserved

―これまで数々の映画やテレビドラマに出演されていますが、過去の経験がヴァレリー役に活きたところはありましたか?

私は以前の作品から常に影響を受け、過去に演じた役柄を利用していると思います。『トゥモロー・ウォー』では銃のトレーニングをたくさん受けたし、クリス・プラットには“撮影現場のリーダーであること”を学びました。周囲のために、彼がどうやって良い環境を作っているのかを知ったんです。また『ウォッチメン』では自分自身を知り、周囲や自分のコミュニティとの関わり方を学びました。ヴァレリーに役立ったのはこの2つです。

ヴァレリーは警察署で働く一人の黒人女性ですが、彼らの一員であり、一人の警察官なのだということ。彼女なりに経験を積んでいるけれど、「自分はすべてを理解している」と思い込むような自信家じゃない。そういう人物として彼女を演じたい、そういう要素を取り入れたいと考えていました。

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―再びヴァレリーを演じられるとしたら、次はどんな物語になると思いますか?

面白い質問ですね。ヴァレリーは素晴らしい女性ですし、ぜひまた演じたいと思います。その機会があるとしたら、ヴァレリーが家に帰った後、警察署の外でどう生きているのかを描く物語がいいですね。それからきっと、また悪いヤツを追いかけるんですよ。

取材・文:稲垣貴俊

『炎のデス・ポリス』は2022年7月15日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

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『炎のデス・ポリス』

ある夜、砂漠地帯にたたずむ警察署に、暴力沙汰を起こした詐欺師テディが連行されてくる。マフィアのボスに命を狙われているテディは、避難場所を求めてわざと逮捕されたのだ。留置場に放り込まれひと息ついたのも束の間、マフィアに雇われた殺し屋ボブが泥酔男に成りすまし留置場のお向かいさんとなったから、さぁ大変。新人警官ヴァレリーの活躍によってボブのテディ抹殺計画は阻止されるが、マフィアが放った新たな刺客、サイコパスのアンソニーが現れて署員を皆殺し、小さな警察署は大惨事に……。孤立無援の危機に陥ったヴァレリー、裏社会に生きる同じ穴のムジナでありながら激しくいがみ合うテディ、ボブ、アンソニー。はたして4人のうち、この一夜限りの壮絶な殺し合いを生き抜き、朝を迎えられるのは誰だ!?

監督:ジョー・カーナハン
脚本:クルト・マクラウド ジョー・カーナハン

出演:ジェラルド・バトラー フランク・グリロ
   アレクシス・ラウダー トビー・ハス

制作年: 2021

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