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森崎ウィン「僕なら“ウルトラマンでいく”」⁈ 東京コミコン2020『ジェームズ・キャメロンのSF映画術』トークショーでスピルバーグとの撮影秘話を語る

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ライター:#BANGER!!! 編集部
森崎ウィン「僕なら“ウルトラマンでいく”」⁈ 東京コミコン2020『ジェームズ・キャメロンのSF映画術』トークショーでスピルバーグとの撮影秘話を語る
「東京コミコン2020」森崎ウィン

「東京コミコン2020」最終日となる3日目の目玉の一つは、歌手・俳優の森崎ウィンを迎えた『ジェームズ・キャメロンのSF映画術』(全6話:CS映画専門チャンネル ムービープラスで独占放送中)の日本初放送を記念したトークショー。

「東京コミコン2020」森崎ウィン

ゲストに映画評論家の松崎健夫、MCに女優の小林麗菜という布陣で行われたこのトークは、スティーヴン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』(2018年)への出演などグローバルに活躍する森崎の存在はもちろん、超豪華な出演陣と濃厚な内容の『SF映画術』の話題性も手伝って、映画ファン必見のステージとなった。

森崎ウィンがS・スピルバーグ監督『レディプレ』撮影現場を振り返る

すでに『SF映画術』を鑑賞済みだという森崎は、本作について「これだけSF映画というものを掘り下げた、総括するようなドキュメンタリーは観たことがなかった」と感嘆する。実際に“スピルバーグ現場”を体験した俳優として「ドキュメンタリーなのに、SF映画の世界に“飛ばしてくれる”かのよう」「すごく得した気分になる」と興奮気味に語った。

「東京コミコン2020」森崎ウィン

松崎氏は「ハリウッドには映画監督を映画監督がインタビューするという“伝統”があるんですが、このドキュメンタリーは数々のSF映画を手掛けてきたキャメロンが、ジャンルを分けて紹介することによってSF映画を紐解いていこうという、学術的な匂いがしながらも楽しく観られるようにしているところが見どころ」と解説。

「東京コミコン2020」小林麗菜(左)、松崎健夫(中央)、森崎ウィン(右)

また森崎は印象に残ったエピソードとして、『SF映画術』第1話で語られるリドリー・スコット監督作『エイリアン』(1979年)に触れ、「監督から現場での裏話を聞いて、すべて計算されて作られたものだということを知って驚きつつも、『エイリアン』を観て抱いた“感情”の理由に気付かされた」と、名作SF映画から得られた内省的な学びを「不思議な感覚だった」と振り返った。

「東京コミコン2020」森崎ウィン

森崎ウィンの共演したい俳優、そして作品に出演したい監督は?

経験豊かな監督だからこその“一歩先”をいく対談が堪能でき、大物監督たちとキャメロンとの友人同士としてのフランクなやり取りも楽しめる『SF映画術』。出演者の一人でもあるスピルバーグが手掛けた『レディプレ』に出演した森崎は、『E.T.』(1982年)撮影時のスピルバーグによる身振り手振りを交えた演出を自身も受けたと述懐。『レディプレ』撮影時のエピソードを明かしつつ、華やかな大作SF映画でも“撮りたい画”のために、カメラの裏では監督による全身全霊の演出が行われていることを感慨深げに語った。

「東京コミコン2020」森崎ウィン

そんな森崎は“共演したい俳優”として、『幸せのちから』(2006年)で見せたウィル・スミスの表情に感銘を受け、それ以来、彼と共演することが夢になっていると明かす。また、クリストファー・ノーランの名を挙げて「彼の脳内にあるものに触れたとき、自分がどれだけ理解できるのか? そのとき、どんな“ウィン”が出てくるのか?(笑)、ノーラン監督の世界感に染まってみたい」と、俳優としての展望を吐露。もちろんウィル・スミスもクリストファー・ノーランも『SF映画術』に登場するので、どんな監督/俳優論を語っているのか、ぜひ本編を観て確認してほしい。

「東京コミコン2020」森崎ウィン

映画史に残る名セリフ「俺はガンダムでいく!」が生まれた経緯とは?

同ステージ後には各メディアのインタビューに応えた森崎。現在『レディプレ』関係者とSNSでやり取りすることもあるという森崎は、主要キャラクターの一人ダイトウ(トシロウ)が放つ名セリフについて聞かれると、台本にあった英語のセリフを日本語訳することを求められたことを振り返る。もちろん直訳すればよいというわけではなく、多くのファンを抱える「ガンダム」だけにプレッシャーもあった。当初は「ダイトウいきます!」など複数アイデアもあったそうだが、スピルバーグから「命を落とすかもしれない戦いに挑む戦士の一言」というアドバイスを受け、あの「俺はガンダムでいく!」が生まれたそうだ。

「東京コミコン2020」森崎ウィン

また、実際に『レディプレ』の世界に行けたとしたらどのキャラクターに扮するか? という質問には、「実は原作ではガンダムではなく、ウルトラマンなんです。なので原作を忠実に再現して“ウルトラマンでいきたい”なと思います」と、残念ながら権利問題で叶わなかった“スピルバーグ×円谷プロ”の夢を語ってくれた森崎。そして、毎年「東京コミコン」会場には数々のマシンやビークルが展示されているということで、ガンダム以外で乗ってみたいのは? という質問には「デロリアン!」と食い気味で即答。「CGなので撮影現場に実物はなくて、無数の点がついた箱に入って“これデロリアンだから”と言われて撮影しました(笑)」というエピソードで笑いを誘った。

「東京コミコン2020」森崎ウィン

自身の世界進出について「みなさんが“ハリウッド俳優だ”と言ってくださることにとても感謝していますが、“まだ1本”なんです」という森崎は、「自分自身の強みや、運が良かったことも理解していますし、足りない部分も痛感しました。ミャンマー出身で日本でエンタメに出会った僕はアジアにルーツがあって、“アジアから世界へ”ということが大きな夢の一つであることに気づきました。だからハリウッドはもちろん、まずはアジア映画をもっと勉強して、アジアを代表するエンターテイナーの一人でありたい」と、大きな目標に対して“飛び級”はないのだということを強調。そのうえで「ミャンマーの子どもたちや世界のファンに対して、役柄ではなく森崎ウィン自身としても影響を与えられていということを再認識できて、頑張る理由がまた一つ増えました」と、あくまで謙虚な姿勢で展望を語ってくれた。

「東京コミコン2020」森崎ウィン ※特別に許可を得て撮影しています

撮影:落合由夏

『ジェームズ・キャメロンのSF映画術』はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2020年11月27日(金)より毎週金曜日放送

「東京コミコン2020」は2020年12月4日(金)から12月6日(日)までオンライン開催中(見逃し配信あり)

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『ジェームズ・キャメロンのSF映画術』

S・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、リドリー・スコットら名だたる巨匠たちや、A・シュワルツェネッガー、キアヌ・リーヴスほか人気俳優が出演! 彼らとのインタビューを通して、SFのアイデアがどこから来たのか、そしてどこへ行こうとしているのかを探る。

制作年: 2018
出演: