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老人ディン(サモ・ハン)は人民解放軍を引退後、初期の認知症に悩みながらも田舎で平穏に暮らしていました。しかしある日、隣人の男(アンディ・ラウ)が犯罪組織に狙われます。彼の娘にも危険が及んだとき、その子を孫のように可愛がっていたディンの闘争本能が再び目覚めて……。日本でも70~80年代に『デブゴン』シリーズで一斉を風靡した香港アクション映画界の重鎮サモ・ハンが20年ぶりにメガホンを取り、主演とアクション監督も務めた感動作。
カンタン材料でご飯もりもり「きゅうりと鶏肉の香港風炒め」
今回の一皿は、老人ディンが向かいに住むパクさんから自宅に招待されたときに食べていたきゅうりからイメージしました。
▼材料(3~4人分)
きゅうり ・・・ 2本
鶏胸肉 ・・・ 1枚
白ごま ・・・ 少々
にんにく ・・・ 1片
しょうが ・・・ 1片
鷹の爪 ・・・ 3本
オイスターソース ・・・ 大さじ1と1/2
醤油 ・・・ 大さじ1/2
ごま油 ・・・ 大さじ1
≪下味調味料≫
醤油 ・・・ 大さじ1
酒 ・・・ 大さじ1
小麦粉 ・・・ 適宜
▼作り方
- きゅうりの表面に、縦幅1cm間隔でピーラーを引いて皮をむき、乱切りにします。
- 鶏胸肉を一口大に切ります。ビニール袋に、鶏胸肉と下味調味料の醤油・酒を入れて軽く揉み、約10分おいて下味をつけます。
- にんにくとしょうがをみじん切りにします。
- フライパンにごま油と、③のにんにく・生姜を加えて、香りがでるまで弱火でじっくり火を通します。
- ②の鶏胸肉に薄く小麦粉をまぶし、④のフライパンに入れて8分目まで火通したら、①のきゅうりとオイスターソース・醤油・鷹の爪を入れて強火でザッと炒めます。
- お皿に盛り、仕上げに白胡麻を振って完成です。
▼ポイント
- 炒める時はスピードが大切なので、調味料を計るなどの下準備をしてから、⑤のフライパン作業に移りましょう。
- 辛味に仕上げたい場合は、鷹の爪を輪切りにして、お好みの分量を④で一緒に炒めてください。
レシピ監修・撮影:渡辺ひと美
酒料理研究家、唎酒師(SSI顧問)、商品開発/割烹料理店「霞町 三〇一ノ一」オーナー
『おじいちゃんはデブゴン』
かつて人民解放軍で要人警護にあたっていた拳法の達人ディン。引退した今はロシア国境に近い故郷の村で、記憶力の衰えに悩みながらも穏やかに暮らしていた。彼は隣家の少女チュンファにだけ心を許していたが、彼女が中国とロシアのマフィアの抗争に巻き込まれ、さらわれてしまう。
監督・出演:サモ・ハン
出演:ジャクリーン・チャン アンディ・ラウ ユン・ピョウ
制作年: | 2016 |
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CS映画専門チャンネル ムービープラス「特集:24時間 カンフーアクション」で2024年2月放送