• BANGER!!! トップ
  • >
  • ドラマ
  • >
  • Netflix『イカゲーム』 スチャダラANIが気になってしまった“どうでもいい”部分とは?

Netflix『イカゲーム』 スチャダラANIが気になってしまった“どうでもいい”部分とは?

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook
Netflix『イカゲーム』 スチャダラANIが気になってしまった“どうでもいい”部分とは?
Netflixシリーズ『イカゲーム』独占配信中

『イカゲーム』、観てみました

どうも、アニです。Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』を観ました。巨額な賞金を得るため参加者たちが生死をかけたゲームをする、というような韓国産のドラマです。

Netflixシリーズ『イカゲーム』独占配信中

こういうのって「デスゲーム」っていうジャンルらしいですね。もうそういう名前のあるジャンルになってるというのは初めて知りました。Netflix始まって以来、最速の再生回数で記録が塗り替えられたらしく、自分のSNSのタイムラインでも『イカゲーム』の話題はよく流れてきていて気にはなっていたので、観てみることに。

Netflixシリーズ『イカゲーム』独占配信中

主人公のソン・ギフンは莫大な借金を抱えて、離婚して別々に暮らす娘の誕生日もまともに祝ってあげれないし、借金取りに終われるダメな暮らしをしています。そんなある日、地下鉄のホームで見知らぬ男に話しかけられ、「自分とゲームをして勝ったら金をやる」と言われて、何回かその場でゲーム(メンコ)をやって勝った分だけの現金をもらいます。すると、その男に「さらに金が稼げる」というゲームに招待されて、連絡先の書いてある名刺をもらい悩むのですが、大金があれば娘とまた一緒に暮らせると思い、ゲームへの参加を決意します。

Netflixシリーズ『イカゲーム』独占配信中

そして同じようにゲームに招待された、いろんな事情で借金を背負って人生の崖っぷちにいる数百人の人々と、6日間で6つのゲームをすることに。勝ち残った者には莫大な賞金が与えられるが、実はそのゲームは……というような内容なんですが、まぁ、イロイロとよくできてます。

Netflixシリーズ『イカゲーム』独占配信中

ゲームが行われる場所や、登場するキャラクターそれぞれのバックボーンはしっかり作られていて、さらに劇中で行われるゲームも「だるまさんがころんだ」や「カタヌキ」、「綱引き」や「ビー玉」などなど、日本人にもお馴染みのものばかり。ただし失敗すると待っているのは死、という非常に残酷なゲームが繰り広げられるわけです、しかもハイテクを駆使して。

Netflixシリーズ『イカゲーム』独占配信中

例えば「だるまさんがころんだ」では巨大なロボットにセンサーが仕込まれていて、振り返った時にちょっとでも動くと容赦なく銃殺されるといったような。進行係たちは皆同じ格好でマスクをしてるんだけど、どうやら階級によって四角、三角、丸のマークが施されてるみたいで、それについての細かい言及はなく、進行係の顔や個人情報は明かさない決まりがあるとの説明があるだけ。結構な人数の進行係がいて厳しく統率されてる感じなんですが、どういう人たちが集められてるとかの説明は一切なくて、そのコスチュームと相まって、ゲームを淀みなく進行するためのマシーンといった印象です。

Netflixシリーズ『イカゲーム』独占配信中

イ・ジョンジェは大泉洋に似てる!?

寝泊まりしてるところも、小さくて狭い個室でカメラで監視されてるし、そっちのほうもかなり気になるんだけど、あまり触れられない。そこまで触れていくと話がややこしくなっていくからなんですかね。本編では省略されてるけど、参加者は迎えの車に乗った瞬間に麻酔で眠らされて、気がつくと自分の番号入りの体操着的なものを着せられているらしい。とはいえ、四百数十人を着替えさせるのも相当な重労働だと思うし、一体何人のスタッフが働いているんだろう? と、どうでもいいことを考えてみたり。

Netflixシリーズ『イカゲーム』独占配信中

そんな進行係の中に、脱落した参加者の臓器をこっそり抜き出して業者に横流ししてる輩もいたり、行方不明になった兄弟を探している警官が潜り込んでいたりと、ゲームが行われている裏でもいろんなことが起こってたりして、見ててハラハラします。それと、行われるゲームが子供の遊びなんだけど、大体馴染みがあるものなのは、やっぱり隣の国だからなんですかね。細かいルールとかは違ったりするんだろうけど、基本的に同じだったりして、こういうゲームってアジアでは普通なんでしょうかね、ちょっと気になるところ。

Netflixシリーズ『イカゲーム』独占配信中

そういうアジア独特な“昔からある子供の遊び”を命懸けでやるというのが世界中でヒットした一因になってるんでしょうかね。日本だと「ヒットした某漫画のパクリじゃん」みたいな声も聞こえてきたりしますが、その元ネタと言われてる漫画のことをよく知らないので、「へぇ、そうなんだ」という感じです。まぁ、お金もかかってるし、出てくるキャラもそれぞれ良くて、最後まで面白く見れました。タイトルにもなってる「イカゲーム」のルールがイマイチよくわからなかったけど。

Netflixシリーズ『イカゲーム』独占配信中

あと主人公ギフン(イ・ジョンジェ)がなんとなく大泉洋っぽいというか、大泉さんに何らかの要素を足したらギフンみたいな顔になるのかなぁ、なんて見ながらぼんやり考えました。では、また。

Netflixシリーズ『イカゲーム』独占配信中

文:ANI(スチャダラパー)

『イカゲーム』はNetflixで独占配信中

Share On
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook

『イカゲーム』

謎のゲームへの招待状が、とにかくお金が必要で危機的状況にある人々のもとに届く。職業もバラバラの456人の参加者たちは、秘密の場所に閉じ込められ、そこで賞金456億ウォンを懸けたゲームをする羽目に。ゲームはどれも、誰もが子供の頃に遊んだことがあるようなもの。たとえば“だるまさんがころんだ”のような……。ただし違うのは、敗者には死が待っているということ。果たして勝ち残るのは誰か、そしてこのゲームの裏に隠された目的とは?

制作年: 2021
監督:
出演: