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【海外映画】2026年7月17日公開の注目5作!衝撃の“実話”クライム、“最恐”ロマンス、緊迫の“建築”ドラマなど【新作 おすすめ】

【海外映画】2026年7月17日公開の注目5作!衝撃の“実話”クライム、“最恐”ロマンス、緊迫の“建築”ドラマなど【新作 おすすめ】
『デッドマンズ・ワイヤー』© 2025 Starlight Digital Ventures, LLC. All Rights Reserved.
『オブセッション 災愛』© 2026 Focus Features LLC.
『新凱旋門物語』©2025 AGAT FILMS, LE PACTE

【2026年7月17日公開の海外映画5選】

🎞️『デッドマンズ・ワイヤー』

1977年2月、真冬のインディアナポリスで全米の注目を集めた異常な人質立てこもり事件が起こる。自分の首と人質の首をショットガンとワイヤーで固定しヘタに動けば自動発砲される“デッドマンズ・ワイヤー”という装置を使って警察すら近づけない状況を作った男は、自分の訴えを広めるために地元ラジオ局への電話出演や犯行現場にメディアを招き入れTV生中継を要求するなど前代未聞の行動に出た――

『デッドマンズ・ワイヤー』© 2025 Starlight Digital Ventures, LLC. All Rights Reserved.

この事件を映画化したのは、『エレファント』(03)でカンヌ国際映画祭パルム・ドールと監督賞をダブル受賞し、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(97)や『ミルク』(08)で米アカデミー賞監督賞にノミネートされた巨匠ガス・ヴァン・サント。昨年の第82回ベネチア国際映画祭ワールドプレミア上映で大絶賛され、今年1月に全米公開されると米大手映画レビューサイト“ロッテントマト”では92%フレッシュという超高評価を記録した。

主役となる実在した犯人トニー・キリシスを演じるのは『IT』 シリーズの実力派ビル・スカルスガルド。人質となるディックはNetflix「ストレンジャー・シングス」シリーズのデイカー・モンゴメリー。事件を担当するグレイブル刑事に『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のケイリー・エルウィス。事件を追う地元TV局レポーター・リンダ役に『ゼイ・ウィル・キル・ユー』の公開が控えるマイハラ。事件に巻き込まれる人気ラジオ番組のDJフレッド・テンプル役に『シンシン/SING SING』のアカデミー賞ノミネート俳優のコールマン・ドミンゴ。そして、不動産ローン会社社長のM・L・ホール役に名優アル・パチーノと、豪華なキャストが集結した。

メディアを使ったトニーの予測不可能な行動と過熱する報道により世論が二分されていく様は、SNS時代の現代にも通ずる。そして、異様な緊張感の中で3日間続いた事件は、“まさか”の結末を迎える――

🎞️『オブセッション 災愛』

【災愛】(さいあい)
〔名〕
①ある特定の人物に対して愛情が極度に集中し、愛情の過剰さが制御を失い、比喩的に「災害」のような惨事を引き起こすことをいう。
② そのような状態を生み出す、過度で破壊的な愛情の感情そのもの。

『オブセッション 災愛』©︎ 2026 Focus Features LLC.

ブラムハウスが惚れ込み、A24が熱望した新鋭監督カリー・バーカーの衝撃の長編デビュー作。製作費100万ドル未満ながら、オープニング3日間で1700万ドル超を記録し、『MICHAEL/マイケル』 『プラダを着た悪魔2』に次ぐ全米興行収入第3位の好スタート。

その後もRotten Tomatoes 95% FRESH (2026/5/25) を記録するなど映画ファンを熱狂させ、2週目には『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』に次ぐ第2位へ浮上するという異例の大ヒットとなった。さらに2週目の週末興行収入が初週末より30%増加するという映画史において極めて稀な盛り上がりを記録。

全米興収2週連続上昇の異例の推移は『E.T.』以来44年ぶりの快挙(クリスマス公開作品を除くワイド公開作品として)。製作費100万ドル未満の低予算映画としては今世紀最高の興行収入を達成。

監督のバーカーはYouTube発のホラー/コメディで注目を集めた新世代クリエイターで、すでにブラムハウス製作 『Anything But Ghosts、A24による『悪魔のいけにえ』リブートへの参加も決定している最注目株。主演は、繊細さと危うさを兼ね備えた若手俳優マイケル・ジョンストン。ヒロイン・ニッキー役を妖しく鮮烈に演じたインディ・ナヴァレッティは、新たなホラークイーン誕生を予感させる圧倒的存在感を放つ。

🎞️『ストレンジ・ハーベスト インランド・エンパイアの怪事件』

カリフォルニア州インランド・エンパイアの一角、サンバーナーディーノ。2010年7月9日、911に通報が入った。それは、数日間連絡の取れない友人の安否を確認してほしいという内容だった。保安官が邸宅に足を踏み入れると、幼い娘を含む一家3人が血を抜かれて殺されており、天井には謎のシンボルが描かれていた。

殺人課刑事ジョセフ・カービーは、1993年から95年に発生し迷宮入りした連続殺人事件を思い出す。儀式的な手口、際立った残忍性……その符合は偶然とは思えなかった。そして当時、犯人が「ミスター・シャイニー」と名乗り警察に送りつけた手紙にも、同じシンボルが記されていた。15年前の悪夢は、まだ終わっていなかったのか――。

『ストレンジ・ハーベスト インランド・エンパイアの怪事件』© 2024 STRANGE HARVEST LLC

この世のものではない悪霊と生々しい恐怖を融合させ、話題を呼んだモキュメンタリー・ホラー『グレイヴ・エンカウンターズ』のスチュアート・オルティス監督が放つ最新作。トゥルークライム・ドキュメンタリーの形式をまとい、現実と虚構の境界を静かに侵食していく。ファンタスティック・フェストでプレミア上映され、その徹底したリアリティと背後に広がるコズミックな気配が高く評価された。

検証映像で連続殺人犯を追ううちに、物語は次第に常識の外側へと踏み込んでいき、観客に“作り物ではない”という錯覚を抱かせる。現実と虚構の境界が崩れる時、事件の真相を追うあなたの恐怖は静かに増幅していく。

🎞️『残響のメロディ 魂の放浪者ニコ、最後の旅路』

1986年、イギリス・マンチェスターで暮らす40代後半のニコ(本名:クリスタ・ペーフゲン)は、ドアーズのジム・モリソンの勧めで自分の音楽を始めた時から自分の人生が始まったと感じている。新しいマネージャーのリチャードとバンドと共にヨーロッパツアーへと出発したニコだったが、薬物に依存しており、次々と問題を起こしてしまう。

チェコスロバキアでのライブでは、プロモーターが地元当局に自分達のライブの許可を得ず、告知をしていないと知り、不安になるが、ステージに立った途端、観客は大熱狂。しかし、警察の強制捜査が入りライブは中断。ニコたちは危機一髪の状態に陥るが、逮捕を免れ、逃亡に成功する。

母としての後悔と葛藤を抱くニコは、薬物依存と自殺未遂でフランスの更生施設に収容されている息子アリを引き取り、ツアーに同行させるが……。

アメリカのロックバンド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの歌姫として知られ、ポップアートの旗手アンディ・ウォーホルのミューズとして60年代に一世を風靡したドイツ人のニコ。彼女の華やかな栄光の時代ではなく、1988年に彼女が49歳で亡くなる直前の2年間に焦点をあてた異色の音楽伝記ドラマ。

本作は、1980年代後半の空気感を演出するために1:1のスクエアフォーマットを採用。ジョナス・メカス監督に1960年代のニコやアンディ・ウォーホルなどの実際の映像素材を借りて編集したフラッシュバック映像は必見。

🎞️『新凱旋門物語』

1983年、パリ。ミッテラン大統領はフランス革命200周年を祝う新モニュメントの建設を構想していた。国際設計コンペで選ばれたのは、無名のデンマーク人建築家ヨハン・オットー・フォン・スプレッケルセン。イタリア・カッラーラ産の大理石によるキューブ状のアーチと、そのふもとに雲のような屋根が浮かぶ大胆なプランは、大統領の心を射止め、彼を一夜にして時の人にした。

しかし、完璧を追い求める彼の前には、予算や政治的圧力、周囲の思惑が立ちはだかる。理想を貫くか、現実に折り合いをつけるか。巨大プロジェクトの渦中で、一人の建築家が下す“ある決断”とは――。

『新凱旋門物語』©2025 AGAT FILMS, LE PACTE

エッフェル塔や凱旋門に次ぐパリのモニュメント、通称「新凱旋門(グランダルシュ)」。ルーヴル美術館のガラスのピラミッドから一直線に連なる「パリの歴史軸」上にそびえ、パリ西部郊外のデファンス地区に建つ、ひと際異彩を放つキューブ状の巨大建築だ。その完成の裏には、ひとりの名もなき建築家の運命を揺るがした、知られざる物語があった。

本作は史実を基に、理想と政治の駆け引きに翻弄されながらも国家的プロジェクトに挑んだ建築家の数奇な人生を、圧倒的な没入感で描いたヒューマンドラマである。実力派キャストによるアンサンブルが作品に確かな説得力を与え、第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品、第51回セザール賞8部門ノミネートを果たすなど高い評価を獲得。日本での国立競技場や大阪万博をめぐる議論とも響き合う、必見の“建築ドラマ”。

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