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カンヌ国際映画祭で「観客が最も泣いた映画」 無垢な少年に起こる残酷な悲劇と再生を描く『CLOSE/クロース』

カンヌ国際映画祭で「観客が最も泣いた映画」 無垢な少年に起こる残酷な悲劇と再生を描く『CLOSE/クロース』
『CLOSE/クロース』© Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022

「第75回カンヌ国際映画祭」で「観客が最も泣いた映画(BBC.com)」と称されグランプリを受賞し、「第95回アカデミー賞」国際長編映画賞にノミネートされるなど、各国の映画賞で47受賞104ノミネートを果たした映画『CLOSE/クロース』が、7月14日(金)より全国公開が決定。このたび、特報映像が解禁となった。

世界中を涙で染めた珠玉の一作

監督を務めるのは、前作『Girl/ガール』で「第71回カンヌ国際映画祭」カメラドール(新人監督賞)を受賞し、鮮烈なデビューを飾ったルーカス・ドン。長編2作目となる本作では、学校という社会の縮図に直面した10代前半に自身が抱いた葛藤や不安な想いを綴る思春期への旅の始まりを瑞々しく繊細に描いた。主人公・レオと幼馴染のレミを演じるのは、本作で俳優デビューとなるエデン・ダンブリンとグスタフ・ドゥ・ワエル。子供でもなく大人でもない10代特有の揺れ動く心情を表現した二人には、世界中から賛辞が贈られている。

また、色鮮やかな花畑や田園を舞台に無垢な少年に起こる残酷な悲劇と再生を描いたこの物語は、ヨーロッパ、アメリカ、アジアと世界各国で上映され、海外の映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では94%フレッシュ(2022/5/31時点)と高い満足度を記録。「感情を揺さぶるあまりの強さに打ちのめされた(Screen)」「涙なしでは見れない傑作(Los Angeles Times)」と多くの映画人や観客を魅了している。さらに、映画ファンから絶大な支持を得る気鋭の映画製作・配給スタジオ「A24」が北米配給権を獲得したことも話題に。

「レミの家に泊まる」

何気ない、いつも繰り返されているような会話。美しい風景の中を笑顔で駆けるレオ(エデン)とレミ(グスタフ)は、24時間ともに過ごす大親友。今日もふたりは当たり前のように一緒で、それがずっと続くと誰もが思っていたが…。「永遠を壊したのは、僕。」と不可解な言葉で締めくくられた特報映像。目の前に突き付けられた衝撃に時が止まる。幸せなはずの彼らはどうなってしまうのか、今後が気になるものとなっている。

『CLOSE/クロース』は7月14日(金)より全国公開

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