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ついに結果発表!ベルリン映画祭<金熊賞>はどの作品に? 新海誠『すずめの戸締まり』もノミネートで話題に

ついに結果発表!ベルリン映画祭<金熊賞>はどの作品に? 新海誠『すずめの戸締まり』もノミネートで話題に
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日仏合作ドキュメンタリーが金熊受賞

2023年2月25日(現地時間)に第73回ベルリン国際映画祭授賞式が開催。最高賞に当たる<金熊賞>が、ニコラ・フィリベール監督によるフランス・日本合作ドキュメンタリー『On the Adamant(英題)』に贈られた。

『すずめの戸締まり』は受賞逃す

今年のベルリン映画祭は、国際映画部門の審査委員にクリステン・スチュワートやジョニー・トーが参加。最新作『フェイブルマンズ』が間もなく日本公開となるスティーヴン・スピルバーグ監督が名誉金熊賞を授与されるなど、開催前から大きな話題を呼んでいた。

『人生、ただいま修行中』『ぼくの好きな先生』で知られるフィリベール監督が手掛けた『On the Adamant』(共同製作:映画配給会社ロングライド)は、仏パリのセーヌ川に浮かぶユニークなデイケア施設の様子を捉えたドキュメンタリー。精神障害に苦しむ大人たちを迎え入れている同施設では、時間と空間に根ざしたケアを提供し、心身の健康回復・維持に貢献しているという。

銀熊賞(最優秀俳優賞)を受賞したのは『20,000 Species of Bees(英題)』のSofía Otero。子役が同賞を受賞するのは史上初で、もちろん最年少だという。

なおコンペティション部門には新海監督によるアニメ映画『すずめの戸締まり』も出品されていたが、惜しくも受賞は逃した。

▼コンペティション部門 出品作品

『20,000 Species of Bees(英題)/20.000 especies de abejas(原題)』スペイン/監督:エスティバリズ・ウレソラ・ソラグレン
『Art College 1994』中国/監督:リウ・ジアン
『The Shadowless Tower(英題)/Der schattenlose Turm(独題)/Bai Ta Zhi Guang(原題)』中国/監督:チャン・リュル
『Till the End of the Night(英題)/Bis ans Ende der Nacht(原題)』ドイツ/監督:クリストフ・ホーホホイスラー
『BlackBerry』カナダ/監督:マット・ジョンソン
『Disco Boy』フランス・イタリア・ベルギー・ポーランド/監督:ジャコモ・アブラジーゼ
『The Plough(英題)/Le grand chariot(原題)』フランス・スイス/監督:フィリップ・ガレル
『Ingeborg Bachmann – Journey into the Desert(英題)/Ingeborg Bachmann – Reise in die Wüste(原題)』スイス・オーストリア・ドイツ・ルクセンブルグ/監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ
『Someday We’ll Tell Each Other Everything(英題)/Irgendwann werden wir uns alles erzählen(原題)』ドイツ/監督:エミリ・アテフ
『Limbo』オーストラリア/監督:アイヴァン・セン
『Bad Living(英題)/Mal Viver(原題)』ポルトガル・フランス/監督:ジョアン・カニージョ
『Manodrome』イギリス・アメリカ/監督:ジョン・トレンゴーブ
『Music』ドイツ・フランス/監督:アンゲラ・シャーネレク
『Past Lives』アメリカ/監督:セリーヌ・ソン
『Roter Himmel』ドイツ/監督:クリスティアン・ペツォールト
『On the Adamant(英題)/Sur l’Adamant(原題)』フランス・日本/監督:ニコラ・フィリベール
『The Survival of KindnessDas(英題)/Überleben der Freundlichkeit(原題)』オーストラリア/監督:ロルフ・デ・ヒーア
『すずめの戸締まり』日本/監督:新海誠
『Tótem』メキシコ・デンマーク・フランス/監督:リラ・アヴィルス

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