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『千と千尋』以来21年ぶり『すずめの戸締まり』ベルリン映画祭で日本アニメがノミネート 新海誠監督が明かした震災への想い

『千と千尋』以来21年ぶり『すずめの戸締まり』ベルリン映画祭で日本アニメがノミネート 新海誠監督が明かした震災への想い
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世界3大映画祭の一つである<ベルリン国際映画祭>が2月16日からドイツで開催中。日本からは、最高賞にあたる金熊賞を競うコンペティション部門に新海誠監督のアニメ映画『すずめの戸締まり』がノミネートされている。

日本の若者、そして世界に届けたい

ロングラン大ヒット中の『すずめの戸締まり』は、日本のアニメ作品としては『千と千尋の神隠し』以来21年ぶりのノミネートということで、大きな話題を呼んでいた。

同作は23日に第73回ベルリン映画祭のメイン会場で公式上映されたが、新海監督は「多くの人に観てもらうこと」こそが重要であり、その意味で映画祭への出品には意味があるというコメントが世界中のメディアで報じられている。

映画鑑賞チケットが比較的高額である日本で観客に楽しんでもらうために、エンターテインメント性も重視したという新海監督。『すずめの戸締まり』は東日本大震災が大きなテーマとなっているが、12年が経過し当時を知らない若者も少なくない。

新海監督の「多くの人に……」という想いは、震災の記憶をより幅広い世代に伝え、そして世界に広めていくことにも繋がっているはずだ。

第73回ベルリン国際映画祭は2023年2月26日まで開催中

『すずめの戸締まり』全国公開中

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