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Netflix史上最大ヒット映画『トロール』製作スタッフが明かす舞台裏「ノルウェー人の現実と本質に根付いた作品」

Netflix史上最大ヒット映画『トロール』製作スタッフが明かす舞台裏「ノルウェー人の現実と本質に根付いた作品」
Netflix映画『トロール』独占配信中

世界的にヒットしているノルウェー映画『トロール』を作り上げた監督とプロデューサーが、製作の舞台裏を明かす映像がNetflixの公式YouTubeチャンネルで公開されている。

非英語映画としてNetflix史上最大ヒット

Roar Uthaug(ローアル・ユートハウグ)監督によるファンタジーアドベンチャー映画『トロール』は、2022年12月1日に配信開始されると、わずか2週間でNetflixの非英語映画TOP10リストの第1位を記録。非英語映画としてはNetflix史上最大のヒット作となった。

ノルウェーの山間部で、爆破により長い眠りから呼び起こされた古代の“トロール”。首相の科学顧問に任命された古生物学者が壊滅的な大惨事を阻止すべく、未知との戦いに果敢に挑むストーリーが描かれる。

Netflix映画『トロール』

そんな本作の舞台裏に迫る動画にはユートハウグ監督のほか、プロデューサーのEspen Horn(エスペン・ホルン)とKristian Strand Sinkerud(クリスチャン・ストランド・シンケルド)が登場。ノルウェーで古来より伝承される巨大な妖精“トロール”を、VFX技術を用いて描き出した作品について語っている。

「ノルウェー人の現実と本質に根付いた作品」

この映画を約20年かけて構想したローアル・ユートハウグ監督は、「ノルウェーを舞台にトロールが登場する作品。ずっとこの巨大な怪物の映画を作りたかった」と明かす。プロデューサーのシンケルドが「トロールのおとぎ話はノルウェーを代表する文化のひとつ」と語ると、ユートハウグ監督も「雄大な自然が広がるノルウェーで撮影することは、ノルウェー人の現実と本質に根付いた作品を作る上で重要だった」と振り返る。

物語に登場するトロールをデザインする過程では、そのビジュアルを試行錯誤しながら決定していったそうだ。巨大な生物のデザインには、岩石、森、苔など、ノルウェーらしいテクスチャーを多く取り入れることにもこだわっているという。

Netflix映画『トロール』独占配信中

本作では、激しい怒りをもって大暴れする怪物だけでなく、独自の意思を持つ生物として描かれるトロール。その巨大生物の感情を描く上で重視されたのは“眼”だ。アニメーターによる見事な表現力によって、トロールの眼に感情が吹き込まれている。

ユートハウグ監督は「ノルウェー人としてトロールという存在に敬意を払いながら、誰も見たことのない生物を生み出すことが大切だった」と笑顔を見せる。そして、このアドベンチャー映画が「人々が自然への向き合い方を考えるきっかけにもなればいいなと思う。自然は適切に向き合わなければ、私たちに牙をむくものだから……」と作品に込めた想いを明かしている。

映画『トロール』はNetflixにて独占配信中

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