「死者ゼロ」の奇跡 “嘘のような衝撃の真実”が明かされる 驚異の98%再現『ノートルダム 炎の大聖堂』

「死者ゼロ」の奇跡  “嘘のような衝撃の真実”が明かされる 驚異の98%再現『ノートルダム 炎の大聖堂』
『ノートルダム 炎の大聖堂』© 2022 PATHÉ FILMS ‒ TF1 FILMS PRODUCTION - WILDSIDE ‒ REPÉRAGE ‒ VENDÔME PRODUCTION

圧巻のリアリティ&臨場感

『愛人/ラマン』『セブン・イヤーズ・イン・チベット』などの映画界の巨匠ジャン=ジャック・アノー監督の『ノートルダム 炎の大聖堂』が、4月7日(金)より劇場公開。このたび、キービジュアルと予告編が解禁となった。

本作は、フランス最高峰の技術者が集いIMAXカメラで撮影。実際に大規模なセットを炎上させての撮影とVFX(第48回セザール賞視覚効果部門ノミネート)の融合により、圧倒的なリアリティと臨場感を98%再現し、驚愕の迫真性と映像美を見せる作品。

“嘘のような真実”が794 年の歴史を変える—

2019年4月15日、ノートルダム大聖堂炎上。フランス・パリの街に794年前に建造され、ゴシック建築の最高峰として名高い、世界遺産・ノートルダム大聖堂。「ノートル(我々の)・ダム(聖母)」という名が示す通り、その存在は宗教や国境さえ超えて、人々に愛され、人々を見守ってきた。その大聖堂が、炎に包まれ、崩れ落ちようとしている。大聖堂崩落の危機が迫る中、それでも消防士たちは大聖堂も、聖遺物も、自分たちの命も、どれも諦めない。決死の突入を試みる勇敢な消防士たちの姿…幾つもの不運が重なった中で「死者ゼロ」の奇跡を生み出した、嘘のような衝撃の真実が今、明らかになる。

驚異の98%再現

膨大な資料調査とインタビューを行い、SNSで呼びかけて集めた当時の動画や写真を使用することで、実際の火災の様子やマクロン大統領の姿が随所に織り込まれている。それによって、映像の緊張感と信憑性は格段に高まり、我々は当時の張り詰めた現場に立ち会っているかのようだ。しかし監督が「映画の目的は、大聖堂で大火災が発生した原因を追究することではなく、どのように大聖堂が救出されたのかを描くことにある」と語るとおり、その立役者は、驚異的な勇敢さと偉業にもかかわらず無名のままでいることを望んだ、消防士たちだ。このヒーローたちのドラマと現実とは思えないスリリングなストーリーは、最高の映像技術が融合し、本作を白熱のエンターテイメントへと昇華した。

予告編では、火災発生時の日時が克明に描き出されており、誤情報や消防士が渋滞にはまって消火に間に合わないなど、まるでフィクションのような不運に見舞われながら、猛火の中を消防士たちが鎮火しようとする命懸けの姿が描かれる。キービジュアルは、世界遺産・ノートルダム大聖堂が燃え盛る前に立ちすくむ消防士…なくなってはならないものが今、目の前で崩れ去ろうとしている。Dolby Atmosの技術を用い、まるで自分も消防隊の一員になったかのような没入感をさらに強めるべく、IMAXでの公開も決定。忘れてはならない、いや、忘れることのできない喪失、そして復興へ…世界で大きな災害が起こっている「今」、歴史が変わる瞬間をしっかりと目に焼き付けねばならない。

『ノートルダム 炎の大聖堂』は4月7日(金)よりIMAX他全国劇場にてロードショー

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『ノートルダム 炎の大聖堂』

2019年4月15日、ノートルダム大聖堂で大規模火災が発生。
いつものようにミサが行われていた火災当日の夜、警報器が火災の検知を知らせる。しかし、誤報だと思い込み、速やかな対応を取らない大聖堂の関係者たち。その間にも火は大聖堂の中を燃え広がっていく。消防隊が到着した頃には、大聖堂は燃え上がり、灰色の噴煙がパリの空高くまで昇っていた。
大聖堂内の消火活動は狭く複雑な通路が行く手を阻み、かけがえのないキリストの聖遺物の救出は厳重な管理があだとなり困難を極めていく…。そしてついに、マクロン大統領の許可を得て、彼らは最後の望みをかけた作戦を決断する。大聖堂の外に集まった人々が祈りを込めて歌うアヴェ・マリアが鳴り響く中、決死の突入を試みる勇敢な消防士たちの運命は―。

監督:ジャン=ジャック・アノー
出演:サミュエル・ラバルト、ジャン=ポール・ボーデス、ミカエル・チリニアンほか