「優しい親友」「家庭教師」「すごく不気味」サイコスリラー『M3GAN／ミーガン』キャストが“狂気のAI人形を”語る

心に傷を負った少女の親友になるようにプログラムされたAI人形が引き起こす惨劇の物語を描くサイコスリラー『M3GAN／ミーガン』。本作のキャストと製作スタッフがAI人形＜M3GAN（ミーガン）＞について紹介する動画が公開されている。

「奇妙で」「象徴的で」「緊迫して」「ずっとドキドキハラハラ」

本作の製作総指揮は、『ソウ』（2004年～）や『死霊館』（2013年～）などのスリラー映画シリーズで知られる巨匠ジェームズ・ワンと、映画『ハロウィン』（2019年）、『透明人間』（2020年）などの大ヒット作を送り出してきたBlumhouse（ブラムハウス）を率いるジェイソン・ブラム。

おもちゃ会社の優れた研究者であるジェマは、まるで人間のようなAI人形＜M3GAN（ミーガン）＞を開発している。ある日、交通事故で両親を亡くした姪のケイディを引き取ることになり、AI人形のミーガンに「あらゆる出来事からケイディを守るように」と指示するが、その決断は想像を絶する事態を招くことに……。

AI人形＜M3GAN（ミーガン）＞は、おもちゃを超えた人形であり、家族の一員でもある。子どもにとって最高の友達で、親にとって最大の協力者となるようにプログラミングされている。あらゆるものを見て、聞いて、学習するミーガンは、子どもにとっての友達にも、先生にも、保護者にもなりうる存在だ。

米ユニバーサル・ピクチャーズの公式YouTubeチャンネルでは、キャストと製作スタッフがAI人形＜M3GAN（ミーガン）＞について一言で説明する動画を公開。ミーガンと一緒に過ごす少女ケイディ役を演じるヴァイオレット・マッグロウは「とっても優しい」「親友」と笑顔を見せる。ジェームズ・ワンは「ミーガンはさまざまな一面を持っている」と説明。監督のジェラルド・ジョンストンいわく、「ホームスクールの先生みたいな感じ」。

ジェマ役を演じるアリソン・ウィリアムズが語るように、少女ケイディに笑顔をもたらす「完璧な友達」になるはずだったが……。ミーガンの標的となる少年ブランドン役を演じるジャック・キャシディは「違う、ミーガンはすごく不気味だった」と恐怖の表情を見せる。

行き過ぎた愛情と狂気をはらんだAI人形が暴走する映画『M3GAN／ミーガン』について彼らは、それぞれ「奇妙で」「象徴的で」「緊迫して」「ずっとドキドキハラハラする」作品だと表現。出演者のロリ・ダンジーは「この映画を観たら、もしかしたら怖くて眠れなくなるかもね」と語っている。

『M3GAN／ミーガン』は2023年6月9日（金）より劇場公開