英王室のスキャンダルを描く『ザ・クラウン』を90年代風REMIX スパイス・ガールズ、リアム・ギャラガーら登場

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ライター:ニュース編集部
英王室のスキャンダルを描く『ザ・クラウン』を90年代風REMIX スパイス・ガールズ、リアム・ギャラガーら登場
『ザ・クラウン』

スパイス・ガールズ、リアム・ギャラガーら登場

英国王室の歴史と血脈、人間模様、スキャンダルを描く話題のNetflixドラマ『ザ・クラウン』。激動とスキャンダルの1990年代を舞台にしたシーズン5の配信が始まり、ますます注目されているが、そんなドラマの舞台である1990年代をテーマにした特別リミックス映像が公開されている。

ドラマ中に登場する王室メンバーだけでなく、スパイス・ガールズとネルソン・マンデラ、犬猿の仲だったUKロック代表リアム・ギャラガー(オアシス)とデーモン・アルバーン(ブラー)、『リレハンメル1994 冬季五輪』やSONYのウォークマンなどがコラージュされてゆくこの映像。ハウス・ビートとシンセの音も相まって、1990年代の音である。

そんな特別映像を製作したのは、ロンドンを拠点に活動するコラージュ・アーティスト、Alice Isaac(アリス・アイザック)と英国を代表するダンス・アクト/エレクトロ・バンド、Faithless(フェイスレス)。

「NIKE」「PRADA」「HULU」などのCMの他、ミュージック・ビデオまで手がけるアリス・アイザックのスタイルはこれ以上無いというほどコンセプトにマッチしており、一方、映画音楽の大家ハンス・ジマー作のメインテーマを大胆にリミックスしたフェイスレスのサウンドは、当時のダンスフロアの光景を蘇らせる。

そしてフェイスレスはUKポップカルチャーが一旦のピークを迎えた1995年に活動を開始し、政治的/社会的なスタンスを崩さないままスタジアムクラスの人気を誇る骨太なバンド。そんな両者の組み合わせは1990年代の“空気”をユーモラスかつスタイリッシュに再現してみせた。

 

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動画ページには「毎回絶対に飛ばさないくらいテーマ曲が好きなんだけど、今度はレトロで90年代にしてくれてありがとう!」「これこのままシーズン6のテーマ曲にすべきでしょ」などのコメントが寄せられている。現代から90年代を振り返り、見事にそのエッセンスを表現してみせた映像はシリーズのファンにも刺さっている様子だ。

さて、やはり90年代前半の王室といえば、世間的にはチャールズ皇太子とダイアナ妃の離婚と別居、スキャンダルなどが最も強く記憶されていることだろう。若く美しい貴族女性が、ある時突然“プリンセス”として王室に迎え入れられた“シンデレラ・ストーリー”は、この時期に大きく綻んでゆく。その不幸な王室事情はつぶさに報道され、世界中の注目の的となると、やがて誰もが予想しえなかった結末を迎えてしまうのだった。現代最大の悲劇とも言えるだろう。

しかし同時に、英国が最も華やかで、ポップ・カルチャー/ユースカルチャーの中心にいたのも1990年代という時代だった。王室とポップカルチャーの両者は、巨大化してゆくメディアにさらされながら、表裏一体、あるいは互いに影響し合っていたことは間違いない。この映像は王室の隆盛を端的に表現しているのと同時に、2022年はエリザベス女王が逝去したことで、今後王室の影響力低下が予想されるだけにドラマ内での栄光が輝いて見えてくる。

1990年代の英国を深く、興味深く描いた『ザ・クラウン』シーズン5は現在配信中。当時を知る者も、当時のカルチャーをまだ知らない方々も、必見のシーズンだ。

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『ザ・クラウン』

若くして即位したエリザベス2世。 政治情勢や家族をめぐる問題に向き合いながら、苦悩と葛藤の中で国を治めた英国君主の姿を、実話に着想を得てドラマ化したフィクションシリーズ。

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