第75回カンヌ映画祭ラインアップ発表! 是枝裕和監督最新作、倍賞千恵子主演作、『カメ止め』リメイク作など日本発の作品も多数選出!!

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ライター:ニュース編集部
第75回カンヌ映画祭ラインアップ発表! 是枝裕和監督最新作、倍賞千恵子主演作、『カメ止め』リメイク作など日本発の作品も多数選出!!
Arthur R. / Shutterstock.com

第75回カンヌ国際映画祭が現地時間4月14日、コンペティション部門のラインアップを発表した。日本からは是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』がコンペ入りを果たし、早川千絵監督×倍賞千恵子主演『PLAN 75』「ある視点」部門で出品が決まった。また、社会現象になった大ヒットゾンビコメディ『カメラを止めるな!』(2017年)のリメイク作が、オープニング作品として上映されることが決まっているぞ!!

世界三大映画祭のひとつであるカンヌ国際映画祭は、最高賞パルムドールを競うコンペティション部門での出品作品に注目が集まる。今年ノミネートされた全18作品には、『ベイビー・ブローカー』是枝裕和『トライアングル・オブ・サドネス(原題)』リューベン・オストルンド『トリ・アンド・ロキタ(英題)』ダルデンヌ兄弟など、過去にパルムドールを受賞した監督の新作が名を連ねた。

是枝監督『ベイビー・ブローカー』で6回目のコンペ入り!!

『ベイビー・ブローカー』が選出された是枝裕和監督は、最高賞パルムドールを受賞した『万引き家族』(2018年)以来、4年ぶり6回目の出品となる。同作は韓国が舞台で、親が育てられない赤ちゃんを匿名で受け入れる、「赤ちゃんポスト」をめぐる物語が描かれる。是枝監督が韓国映画の監督をつとめるのは初めてで『パラサイト 半地下の家族』(2019年)のソン・ガンホが主演をつとめる。2022年6月に日本公開が決まっている。

女性監督のノミネート作品は3作品に

近年、『ノマドランド』(2020年)のクロエ・ジャオや、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021年)のジェーン・カンピオンがアカデミー監督賞を受賞するなど、女性監督の活躍に注目が集まっているが、今年、女性監督作品でカンヌ国際映画祭にノミネートされたのは、『ショーイング・アップ(英題)』ケリー・ライカート『スターズ・アット・ヌーン(英題)』クレール・ドゥニ『LES AMANDIERS(原題)』ヴァレリア・ブルーニ・テデスキの3作品にとどまった。昨年よりノミネート数は減少したものの、ノミネート作品数から見た割合は2割弱とあまり変化は見られない。

倍賞千恵子主演『PLAN 75』が「ある視点」部門で出品!!

倍賞千恵子主演、早川千絵監督作『PLAN 75』が、同映画祭「ある視点」部門に正式出品されることが明らかになった。日本人監督作品が「ある視点」部門に選出されたのは、2017年の黒沢清監督作『散歩する侵略者』以来、5年ぶりとなる。本作は、75歳になったら自らの生死を選択できる制度「プラン75」が実施された近い未来の日本を舞台に、命の価値は誰によって決められるのか、その制度に振り回される人間模様を描く社会派映画。本作で長編映画を初めて手がけた早川監督は「喜ばしい知らせを受け、この映画にあらゆる形で関わってくださった一人一人の顔が浮かびました。感謝の気持ちとともに、多くの方に見ていただける幸運をかみしめています。」と喜びのコメントを発表している。本作は、2022年6月17日(金)より全国ロードショーが決まっている。

『カメラを止めるな!』リメイク作がオープニング上映作品に決定!!

2017年に公開され、インディーズ映画ながら口コミで話題になり人気爆発、第42回日本アカデミー賞で9部門を受賞した大ヒットゾンビコメディ『カメラを止めるな!』。第64回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞した『アーティスト』(2011年)のフランス人監督ミシェル・アザナヴィシウスが同作をリメイク!! その名も『ファイナル・カット(英題)』が、カンヌ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に選出され、オープニング作品として上映されることが決まった。日本公開は2022年7月に決定している。

『トップガン マーヴェリック』のプレミア上映決定!!

同映画祭は、プレミア上映される作品を発表し、公開延期が続いているトム・クルーズの最新作『トップガン マーヴェリック』が上映されることが明らかになった。同作は2022年5月27日(金)の日米同時公開が決まっている。

同映画祭は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年の開催を中止し、2021年は規模を縮小して開催した。来月開催される同映画祭の授賞式では約35,000人の参加者を見込んでおり、パンデミック前の活気を取り戻そうとしている。同映画祭総代表のティエリー・フレモーは記者会見で「パンデミック、ウクライナ戦争、世界が変化し、今後も変化し続けるという特別な状況下で開催されます」と語っている。

第75回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門 出品作品

アリ・アッバシ『ホーリー・スパイダー(原題)』
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ『アマンディエ(原題)』
デヴィッド・クローネンバーグ 『クライム・オブ・ザ・フューチャー(英題)』
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ『トリ・アンド・ロキタ(英題)』
クレール・ドゥニ『スターズ・アット・ヌーン(英題)』
アルノー・デプレシャン『ブラザー・アンド・シスター(英題)』
ルーカス・ドン『クローズ(英題)』
ジェームズ・グレイ『アルマゲドン・タイム(原題)』
是枝裕和『ベイビー・ブローカー』
マリオ・マルトーネ『ノスタルジア(英題)』
クリスティアン・ムンジウR.M.N(英題)』
リューベン・オストルンド『トライアングル・オブ・サドネス(原題)』
パク・チャヌク 『ディシジョン・トゥ・リーヴ(英題)』
ケリー・ライカート『ショーイング・アップ(英題)』
サイード・ルスタイ『レイラズ・ブラザーズ(英題)
タリク・サレ『ボーイ・フロム・ヘヴン(英題)』
キリル・セレブレニコフ『チャイコフスキーズ・ワイフ(英題) 』
イエジー・スコリモフスキ『EO(英題)』

第75回カンヌ国際映画祭は、現地時間2022年5月17日~28日に開催される。

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