現在大ヒット公開中の『スパイダーマン』シリーズ最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で主演をつとめるトム・ホランドが超エモーショナルな撮影秘話を明かした。共演した“あの人”とギクシャクした関係から仲直りすることができたと告白しているぞ!
ご注意:本記事は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に関する重大なネタバレを含みます。未視聴の方でネタバレを読まずに作品をご視聴したい方は、ご視聴後に本記事をご覧いただくことをおすすめします。
2021年12月の全米公開から全世界で快進撃を続け、日本でも動員数200万人、興収30億円を突破した『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。世界中にスパイダーマンであることを明かされてしまい、社会の敵としてピンチに陥ったピーター・パーカー(トムホ)。ピーターはメンターと慕うドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に依頼をして人々の記憶からピーターがスパイダーマンだという記憶を消す呪文を唱えてもらうが、時空が歪みマルチバースが出現してしまう事態に! たちまちピーターの前には歴代のヴィランたちが現れ、MJと親友のネッドとともに窮地に立たされてしまうが、救世主の歴代スパイダーマンが大集結する……という、まさに集大成と呼ぶにふさわしいシリーズ最終作だった。
アンドリューにずっと償いたかった——トムホがその理由を明かす
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トムホはトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドとの夢の共演を果たした本作の撮影を振り返り、本作が「アンドリューとの仲直りのチャンスだった」と告白!! トムホはスパイダーマン役に抜擢された当時、前任のアンドリューに連絡しなかったことをずっと後悔していたと米The Hollywood Reporter誌に明かしている。
「今振り返ってみても後悔していることは、僕がスパイダーマン役を引き継ぐことになった時に、アンドリューに電話しなかったことだ。もし、2作目の映画の後に僕の役目は終わりで、ほかの子が役を引き継ぐと聞かされたら、僕は悲しみに暮れていたはずだ。彼に償う機会があればよかったけれど、今思えば、この映画は僕たちにとって仲直りのチャンスだった。この映画は、彼がキャラクターや制作会社と和解する機会であっただけでなく、僕と彼がこの作品を共有できると実感する瞬間でもあった。ゼンデイヤを救ったときの彼の表情は正真正銘の本物だった。彼のことを誇りに思うよ。」と明かした。
スパイダーマンが揃った屋上シーン撮影中に大号泣していた
トムホは3人のスパイダーマンが揃った屋上シーンを振り返り、撮影中にトビーとアンドリューとともに全員で号泣したと語っている。
「僕は2人に駆け寄って“ありがとう、ありがとう、出演してくれて本当にありがとう”と言ったんだ。このような形でスパイダーマンを盛り上げてくれてありがとう。思い切って戻ってきてくれてありがとう。トビーは10年近く演技をしていなかったからみんなで抱き合って、みんなで泣いたよ。監督のジョン・ワッツやエイミー・パスカル、そして脚本家たちは、僕たち3人の姿を見て、“素晴らしい!彼らがどうやって別れを告げるのかがわかったよ”という感じだった。だからエンディングは、僕ら3人の間にあったリアルな瞬間を撮り直しただけのことなんだ」と明かした。
『スパイダーマン』シリーズ最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は大ヒット公開中‼︎
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
ピーターがスパイダーマンだという記憶を世界から消すために、危険な呪文を唱えたドクター・ストレンジ。その結果、このユニバースに、ドック・オク、グリーン・ゴブリン、エレクトロ、サンドマン、リザードといった強敵たちを呼び寄せてしまう。マルチバースが現実のものとなってしまったのだ。
彼らがこのユニバースに同時に存在することだけでも既に危険な状況に。
ストレンジは、ピーター、MJ、ネッドに協力を求め、彼らを各々のユニバースに戻そうと試みるが、次々とスパイダーマンに襲い掛かるヴィラン達。その脅威は、恋人のMJ、親友のネッド、さらにはメイ叔母さんにまで。
最大の危機に晒されたピーター。このユニバースを守り、愛する人達を守る為に、彼に突き付けられる<選択>とは――
制作年: | 2021 |
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監督: | |
脚本: | |
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大ヒット公開中!