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『戦慄迷宮』『鉄男 THE BULLET MAN』8Kリマスター4K/2K特別版、Amazon Prime Videoで独占先行レンタル配信開始!清水崇監督、塚本晋也監督からコメント到着!

『戦慄迷宮』『鉄男 THE BULLET MAN』8Kリマスター4K/2K特別版、Amazon Prime Videoで独占先行レンタル配信開始!清水崇監督、塚本晋也監督からコメント到着!
『戦慄迷宮』©ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009/『鉄男 THE BULLET MAN』© TETSUO THE BULLET MAN GROUP 2009

圧巻のショック映像美!初めて8K化された映画『戦慄迷宮』(2009年)、『鉄男 THE BULLET MAN』(2009年)の8Kリマスター4K/2K特別版を2021年10月1日(金)よりAmazon Prime Videoで独占先行レンタル配信が決定した。

世界を席巻した鬼才監督が手掛け、今回初めて8K技術により高精細・高解像リマスター化した邦画2作を【特別版】として、2021年10月1日(金)から独占先行レンタル配信する。 映画『戦慄迷宮』は、ギネス登録の最恐“お化け屋敷”戦慄迷宮を、富士急ハイランド全面協力の元、驚異の大ヒット作『犬鳴村』(2019年)『樹海村』(2021年)、そして新作『牛首村』(2021年)の清水崇監督により映画化した“ジェット絶叫ホラー”。 映画『鉄男 THE BULLET MAN』は、全世界的カルト映画“鉄男”を塚本晋也監督自ら、まったく新しい21世紀版として、【全編英語】の日本映画として制作し、ヴェネチア国際映画祭【コンペティション部門】へ正式出品を果たした“爆圧体感スリラー”だ。

新しく生まれ変わった極彩世界、その恐怖とスリルのスペクタクル

8K化にあたり、塚本晋也監督、清水崇監督、そしてプロデューサーの谷島正之氏からコメントが届いた。その見どころとは?

塚本晋也監督(『鉄男』『野火』『斬、』『悪夢探偵』)

『鉄男 THE BULLET MAN』© TETSUO THE BULLET MAN GROUP 2009

映像に深みとコクが出ていた。元がフィルムでなくデジタル素材だったので、8Kにしても限界があると予想していたが、元の映像がさらに深まっていたことに驚いた。

今回、8Kにしたときの特性を考えて、それを生かすように色彩を設定していただき、細部を追求したので、またオリジナルとは違う新しい『鉄男THE BULLET MAN』の誕生と言える。あくまで元の映像が当時納得のオリジナルと言えるが、今回の8Kの作業を通して、鉄男の鉄の光沢はさらにぎらぎらと、暗部とのコントラストをクリアに出したり、全体のトーンを一貫させながら、重く深い映像になった。 元の映像を見たとき、違和感を感じることはもちろんないが、当時納得していた映像の品質が劣って見えるときがあり、8Kにしたことの素晴らしさをあらためて認識した。

清水崇監督(『呪怨』『9次元からきた男』『犬鳴村』)

『戦慄迷宮』©ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009

数々の映画が次々と創られては消費され、忘れ去られていく中で大抵の場合、作品への想いを最も強く残し続けているのは製作陣や出演者ではなく、手掛けた監督ではなかろうか?特に商業娯楽作では尚の事だ。ところが本作は、企画から着手してくれたプロデューサーが自ら8Kによる再生を成してくれた。映画は勿論、劇場のスクリーンと音で……が最適だが、時代を経た技術の向上で再見いただける機会が増える事は有難い。本作に、この機会を与えてくれたプロデューサーと技術には感謝したい。

攻撃性と暴力性が際立つハイスペックな映像世界へ

谷島正之(アスミック・エース/プロデューサー)

恐怖と未来感が、8Kリマスターによる4K及び2K映像で、生々しく高まっていきました。

人間の眼に近い“細かさ”で、【臨場感】を体感できる映像、それが4Kです。さらに8Kでは、より細かい映像が実現し、【超臨場感】を体感できる映像が現出すると言われています。4Kは、その高精細による“細かさ”と共に、HDR(ハイダイナミックレンジ)による“明るさ”、“色”の再現力が拡がり、映像のリアルさが2Kに比べ格段に増しました。即ち4K-HDRの3要素・特徴(=画素数アップ、輝度、色域の高上)によって、「高精細で美しい映像を与えてくれる」再現性が向上・実現した訳です。さらに8K-HDRには“空間的要素”=【没入感】【立体感】【臨場感】が加わります。現実感や迫真性のあるリアリティ溢れる映像表現を可能にしたのです。

2009年製作の『戦慄迷宮』『鉄男 THE BULLET MAN』は、2Kで撮影された作品です。今回、その映像フォーマットを2K(=200万画素)の16倍の細かさを持つ8K(3300万画素)へ拡大する試みを行いました。 2Kから8Kへ最大限の拡大を施し、それを持って4Kおよび2Kへダウンコンバートしたら、2Kの原版から、より良い2K、及びより美しい4Kが出来るのかどうか?への挑戦です。

結果として、【特別版】という名に相応しい、映像的により良い変貌を遂げた、ある種“別モノ”のバージョンが完成しました。ここに、映像の力を拡張した、より怖く迫力のある臨場感をお届け出来ることになりました。

『戦慄迷宮』©ショック・ラビリンス・フィルム・コミッティ2009

『戦慄迷宮』は、ホラー映画に相応しい「闇の演出」が随所に出てきます。また富士急ハイランドにある本物の世界最大のお化け屋敷の中が舞台なので、そのお化け屋敷特有の色彩、カラフルさも映像表現の特色になっています。完成した8Kでは、闇の黒はより黒々と渦巻きながら、赤・青・緑が異様に浮き上がり、樹海シーンの森に射す陽光の鮮やかさに至るまで、あらゆる色が際立ち、お化け屋敷の空間性、奥行きが強調されました。誰もがその恐怖の場に居合わせる様な!そんな臨場感が高まりました。また恐怖で震える登場人物たちのアップ、その顔に射す青い光や、黄色い光のフレアなども生々しくなり、美醜な表現さえもアップしました。

『鉄男 THE BULLET MAN』© TETSUO THE BULLET MAN GROUP 2009

『鉄男 THE BULLET MAN』は、“人間が鉄になっていく”と言うモチーフにある通り、その“鉄”感、金属質なイメージをより高められないか?そして、まるで鉄の国が舞台の様な世界観、その冷たい未来感をより高められないか?という方向性を狙いました。

完成した8Kでは、鉄の質感は、重量感が増し、シーンによっては“青”の反射光が輝き、より物質的硬質感が増しています。これはHDRの大きな特色である「金や銀の発色の再現性」の効果によります。また舞台となる東京の街並みも、白と黒のコントラストが際立ち、独創的な世界観がアップ。さらに全編を通し、手持ちカメラの多い荒い映像や早いカッティングが、高精細によるシャープさを増し、攻撃的な映像がより強調されています。

この様な強度を増すことにより、臨場感と言うよりは、観る観客を引き込む没入感が強まった完成型となりました。

以上、現存していた映画の映像拡張、8Kへのアップスケールへの挑戦は、この様により迫真性のある映像に生まれ変わりました。シャープな画への変換、色彩の高上、質感のリアリティ、それらが絡み合って、その恐怖感や暴力性が際立ち、『戦慄迷宮』は【臨場感】を、『鉄男 THE BULLET MAN』は【没入感】を、より引き出せた、より導き出せた、と思います。 残念ながら、8Kでお見せすることは現在不可能ですが、8Kを経由することによって、今までのものとは違う迫力が倍増した【4K特別版】【2K特別版】は、観る者をよりのみ込む作品へと新たに生まれ変わりました。

その映像の、恐怖とスリルのスペクタクルを是非、ご家庭で、目の前で、体感ください。

『戦慄迷宮』8Kリマスター、4K/2K特別版、 『鉄男 THE BULLET MAN』8Kリマスター4K/2K特別版は、2021年10月1日(金)よりAmazon Prime Video(デジタルレンタル)で独占先行レンタル配信開始!

※視聴料金等はサービスサイトにてご確認ください。
※配信状況は予告なく変更となる場合があります。

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