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タランティーノ執筆!! 小説版『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 で、ブラピ演じる謎多きスタントマンの過去が描かれる!?

タランティーノ執筆!! 小説版『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 で、ブラピ演じる謎多きスタントマンの過去が描かれる!?
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クエンティン・タランティーノ監督が執筆した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年)の小説で、ブラッド・ピットが演じたクリフ・ブースの過去の生い立ちが明かされることを、このたびタランティーノ自身が告白した!

レオナルド・ディカプリオブラッド・ピットが初共演した同作は、第92回アカデミー賞で10部門にノミネートされ、助演男優賞と美術賞を受賞。このたび、超話題となった同作の小説「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド:ノベル」が、2021年6月に全米で発売される。自ら執筆を手がけたタランティーノは、ブラッド・ピットが演じたクリフ・ブースの生い立ちや過去について書かれていると明かした。

「映画でのクリフは本当に謎めいた人物で、この人は一体何者なんだろうと観客に思わせていただろう。小説では、過去にさかのぼって、映画の時点でのクリフのことが語られる。そして、物語を読み進めていくと、再びクリフの過去を語る章が出てくるんだ。その章は、クリフを主役にした小さな大衆文学のように仕上がったよ。」とタランティーノは明かした。

また、タランティーノは、自らが執筆した同作の小説について「映画のファンが喜ぶものに仕上がった」と語っている。

「本当に満足しているし、誇りに思っている。映画のファンであれば、この本を読んで、キャラクターをさらに深く掘り下げ、映画には出てこなかった、知らなかった秘密を知ることで興奮すると思うよ。これは、私が脚本から小説という形に分解しただけではなく、この物語を小説として再構成したからだ。
でも“ああ、そうか、彼にはいくつかのシーンが残っていたんだな、だから脚本を小説化して、いくつかのシーンを追加したんだな”とはならないと思う。編集室であまってしまったシーンを放り込んだだけではなく、ストーリー全体を完全に考え直したよ。私はとても多くの研究をしたからね。」
と語った。

「5年かけて書き続けていたから、書いたものや調べたものの中には、映画になるとは思っていなくて、書いたこともないことがたくさんあった。この小説は啓発のようなものであり、キャラクターを理解したり、彼らについての知識を得るためのものに仕上がったよ。
私は、このキャラクターたちの小説バージョンを、改めて伝えようとしている。もし本が先に存在していたら、映画はその素材から映画を作ることになる。扱いにくい小説を映画にしようとすることがあるだろう? 今回は逆で、この映画自体が扱いにくいものだ。これは、まさにその扱いにくい映画を小説にするということだよ。」
と続けた。

映画で語られなかった登場人物の秘密が明かされる『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の小説は、2021年6月29日より全米で発売。

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