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『スタンド・バイ・ミー』両親からの精神的虐待が子役の演技に影響していた!? 主人公役W・ウィートンが苦悩を告白

『スタンド・バイ・ミー』両親からの精神的虐待が子役の演技に影響していた!? 主人公役W・ウィートンが苦悩を告白
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1986年に公開され、現在も幅広い世代から愛され続ける不朽の名作『スタンド・バイ・ミー』。主人公の少年ゴーディを演じたウィル・ウィートンが、両親から精神的虐待を受けていた少年時代が演技に影響していたと告白した。

作家スティーヴン・キングの原作を映画化した同作では、さまざまな家庭事情から悩みを抱える4人の少年たちが、行方不明になっている少年の死体を見つけに行くひと夏の冒険を描いた。『ジョーカー』(2019年)のオスカー俳優ホアキン・フェニックスの兄で、23歳の若さで亡くなったリヴァー・フェニックスや、子役として活躍したコリー・フェルドマンらが出演。劇場公開から35周年を迎えるにあたり、ウィートンが米Yahoo! Entertainmentのインタビューに答え、子役として活躍していた頃の苦悩を告白した。

「私は子供の頃、俳優になりたいとは思っていませんでした。両親に無理やり演技をさせられました。私は母から、事務所のエージェントに向かって『ママがしたいことをやりたい』と言うように教え込まれました。父から信じられないほどの精神的虐待を受け、母からは操作され、私はあのような場所に追いやられたのです。」と話した。

ウィートンの少年時代は「ゴーディと同じ境遇だった」と告白

ウィートンは、ゴーディの兄デニー(ジョン・キューザック)を亡くしてから心の壁を作る両親を持つゴーディと、自身のその当時の境遇が似ていたと明かした。

「私は、ゴーディを演じるのに適任でした。ゴーディの経験は、私の経験とよく似ていたのです。私たちはどちらも家の中で目立たない存在で、金のなる木のような兄がいました。私たちは家族の中で悪者扱いされていました。今でも『スタンド・バイ・ミー』を見ると、信じられないほどの悲しみが目に浮かんでしまいます。そしてその悲しみや孤独感が、ゴーディに命を吹き込むのに必要なものを与えてくれたと思いますし、監督のロブ・ライナーもそれを分かっていたと思います。」と語った。

『スタンド・バイ・ミー』は、2021年5月28日(月)21時半より日本テレビ「金曜ロードSHOW!」にて本編ノーカットで放送される。是非お見逃しなく!

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