『ワイスピ』女性差別問題が改善!? 最新作に登場する最強の女性キャラをフィーチャーした特別映像が公開!!

『ワイスピ』女性差別問題が改善!? 最新作に登場する最強の女性キャラをフィーチャーした特別映像が公開!!
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2021年8月6日(金)より全国公開の最新作『ワイルド・スピード ジェット・ブレイク』の特別映像が解禁!最強女性キャストのド派手カーアクションが公開された。ミシェル・ロドリゲスジョーダナ・ブリュースターが、一時期話題となっていた同シリーズでの女性の描かれ方について最新インタビューで語っているぞ!

「ワイスピ」シリーズといえば、ヴィン・ディーゼルドウェイン・ジョンソンら筋骨隆々のタフガイが登場するほか、激しいカーアクションをこなすタフな女性キャストが登場し、その活躍が描かれている。このたび公開された特別映像では、米人気ラッパーのカーディ・B演じる新キャラクターが初公開、そして、シリーズ開始当時から登場するレティ・オルティス(ミシェル・ロドリゲス)やミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター)をはじめ、ラムジー(ナタリー・エマニュエル)、サイファー(シャーリーズ・セロン)、マグダレーン・ショウ(ヘレン・ミレン)ら本作で活躍する女性キャストのアクションが収録された。

ロドリゲス、非現実的すぎる女性キャラの書き直しを要求!

ブリュースターは米Entertainment Weekly誌のインタビューで、ロドリゲスが、シリーズ第1作『ワイルド・スピード』(2001年)の脚本を読み、レティ・オルティスというキャラクターが“非現実的で深みがない”と感じ、脚本の書き直しを要求していたことを明かした。

「ミシェルが自分の役を読んだとき、彼女は“いや、私はそんな役はやらない”と言っていた。そして、彼女は脚本家にキャラクター像を変えるように促した。誰にでも見せびらかしたくなる“飾りのような恋人”から、より人として深みのあるキャラクターが生まれたのよ。」と語った。

ロドリゲスもその当時について語り、女性が現実的なキャラクターであり続けるために、脚本家に助言し続けていたことを明かした。

「脚本家たちに、現実と合っていないことを知ってもらうために、脚本を編集することを求めたわ。ただイケメンだからという理由だけで、その人と付き合うわけじゃないでしょう。そこにはヒエラルキーがある。そのイケメンが、自分が付き合っている相手に殴られたりしたら?もしそうなら、ヒエラルキーを失ってまで、その男とは付き合ったりしないわよね。現実的であり続けるために、私はずっと彼らに教え込まなければならなかったわ。“ハリウッドでは好まれるのかもしれないけれど、もっと現実的になりましょう。私は何百万人もの人の前でふしだらな女になるつもりはないから、これを変えないと私を失うことになるわよ”とね。そして、彼らは理解してくれた。」と明かした。

ロドリゲスは過去に、同シリーズ第8作『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017年)での女性キャラクターの描かれ方について「もう少し女性キャラクターに愛を示してくれてもいいのでは」と苦言を呈し、降板を示唆。その後、製作を手がけるディーゼルが「我々はより高みを目指すように努力しなければならない」と、2人が演じるドミニクとレティの連名で声明を発表していた。その動画の中で、ロドリゲスが「あなたは何年にも渡り、強い女性をサポートしてくれている」とディーゼルと和解した様子を見せていた。

最新作でついにレティとミアが共演⁉︎ 2人の絆が描かれる‼︎

ブリュースターは、同シリーズを通じて、レティとミアがお互いに会話をしているシーンがほぼなかったと話し、最新作ではレティとミアの絆が描かれると明かした。

「ミシェルは“私たちが一緒のシーンを見たことないじゃない。私たちはいつも男たちと一緒にいるだけ。私たちは交流してない。私たちには姉妹関係があるのよ。このことをもう少し描く必要があるわよね”と話していたわ。ミシェルは、キャラクターに忠実でないことはしないと、常に率直に言ってきたの。それは、男性たちをなだめたり、男性たちの言いなりになったりしないということよ。このような機会を得られたことに感謝しているわ。願わくば、今後もこのテーマを掘り下げていきたいと思っているの。そこには多くの発見があるからね。」とブリュースターは話した。

レティとミアのシーンが1つの見どころになっていることは間違いなさそうだ。
『ワイルド・スピード ジェット・ブレイク』は、2021年8月6日(金)より全国公開。

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