マッドマックスのスピンオフ『フュリオサ』製作会見! クリヘム、ジョージ・ミラー監督がコメントを発表!!

マッドマックスのスピンオフ『フュリオサ』製作会見! クリヘム、ジョージ・ミラー監督がコメントを発表!!
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2023年全米公開予定の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015年)のスピンオフ最新作『フュリオサ』。オーストラリア・シドニーで記者会見が行われ、監督のジョージ・ミラークリス・ヘムズワースダグ・ミッチェルらが登場!本作の撮影準備が着々と進められていることや、「映画館で見るのが待ち遠しい物語」になるとミラーは明かした。

『マッドマックス』シリーズ(1979年〜)初のスピンオフ映画となる本作は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』トム・ハーディが演じた元特殊警察警官隊隊員マックスと出会う以前の女戦士フュリオサの生い立ちが描かれる。若かりしフュリオサを演じるのは、『クイーンズ・ギャンビット』(2020年)の若手女優アニャ・テイラー=ジョイ。さらに、『アベンジャーズ』シリーズ(2012年〜2019年)のクリス・ヘムズワース『アクアマン』(2018年)『シカゴ7裁判』(2020年)のヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世が出演することが決まっている。

クリヘム 『フュリオサ』への出演は「夢のような瞬間」と語る!

現在、オーストラリア・シドニーで『ソー:ラブ・アンド・サンダー(原題)』を撮影中のクリヘムは、本作への参加は「夢のような瞬間」だと語っている。

「『マッドマックス』シリーズを見て育ってきたので、本作への出演は、人生最大の夢のような瞬間で、とても名誉なことです。大変なプレッシャーを感じますが、刺激的なプレッシャーなので、とてもやる気が出ます。」とクリヘムは語った。

『フュリオサ』は2022年撮影スタート! 背景には豪州側の大きなサポートが!!

2022年にオーストラリア・ニューサウスウェールズ州で撮影が開始される予定の本作。本作は、同州政府と連邦政府の両方から映画撮影に関する優遇措置を受けており、2021年4月初めには「プロデューサー・オフセット」と呼ばれる40%の減税措置が発表されたばかりだ。ミラーは、その措置が30%に変更となる2021年7月までに重要なシーンの撮影に臨む予定だったが、急きょ減税措置の変更案が取り下げになったことから、撮影は予定通り2022年から開始されることを明らかになった。

「私たちは、既に車を作り、スタントの準備するプロセスに入っていました。この作品は、映画館で見るのが待ち遠しい物語になるでしょう。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が、基本的に2泊3日で撮影が行われていたのに対し、本作は何年もかけて作られています。本作は、シリーズ作品の中でも、特に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を知っている人にとっては馴染み深いものになるでしょうが、同時にユニークなものにもなると思います。」とミラーは語った。

ミラーは現在、イドリス・エルバティルダ・スウィントン主演の最新作『スリー・サウザンド・オブ・ロンギング(原題)』の製作を行なっている。その後、『フュリオサ』の製作が開始される。グラディス・ベレジクリアン同州首相は会見で、本作が「同州で撮影される史上最大の映画」となり、少なくとも3億5000万ドルの経済効果と850人の新規雇用を創出すると発表している!

クリヘムの役どころから作品の詳細に至るまで、まだまだ謎の多い本作。超大作映画の続報に期待したい!
『フュリオサ(原題)』は、2023年6月に全米公開予定。

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