『ブラック・ウィドウ』公開再延期! 米ディズニー、劇場公開とあわせて配信を行うこと理由とは?

『ブラック・ウィドウ』公開再延期! 米ディズニー、劇場公開とあわせて配信を行うこと理由とは?
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現地時間2021年3月23日(火)、米ディズニーは、スカーレット・ヨハンソン主演マーベル最新作『ブラック・ウィドウ』の全米公開日を2021年7月に再延期することを発表、全米の映画館とDisney+ プレミア・アクセスで同時公開することを明らかにした。

昨今のコロナ禍の影響はいまだ収まりそうにない。米ディズニーは『ブラック・ウィドウ』を2021年5月から2021年7月に全米公開の再延期を発表、映画館とDisney+ プレミアアクセスでの同時公開を決定した。また、エマ・ストーン主演、悪女クルエラを描くディズニー映画『クルエラ』も同じく、全米の映画館とDisney+ プレミアアクセスで劇場と同時公開されることが明らかになった。両作品ともに、Disney+ プレミアアクセスの追加料金が必要となる。

今回の発表について、米ディズニーは「消費者に選択肢を提供、進化する視聴者の好みに応えることを重視し、反映しています。世界的な新型コロナウイルスの大流行から回復しつつあるダイナミックな市場において、柔軟な配給戦略を活用することで、米ディズニーの比類なき物語を世界中のファンやファミリーにお届けするために、今後も最適な選択肢を採用していきます。」と述べた。

『ブラック・ウィドウ』の再延期により、2021年7月に予定されていたマーベル最新作『シャンチー・アンド・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス』は、2021年7月から2021年9月に全米公開が延期された。また、ディズニー×ピクサー最新作『あの夏のルカ』は、全米での劇場公開はせず、2021年6月18日(金)よりDisney+限定で公開される。

米ディズニーのほかにも、各配給会社がコロナ禍で様々な施策を行なっている。先日、米ワーナー・ブラザースは、2021年の劇場公開作品すべてを、劇場公開と同日に米動画配信サービス HBO Maxで配信する事と発表している。

この度の『ブラック・ウィドウ』公開再延期の発表を受けた、日本での公式発表はまだない。続報を待ちたい。

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