ベトナム戦争下の極秘作戦を描いた2本の映画が熱い！最新作『ラスト・フル・メジャー』＆名作『ハンバーガー・ヒル』か連続公開決定！！

1966年4月、ベトナム戦争で自らの命を犠牲にして仲間を救った英雄はなぜ、名誉勲章は30年も却下され続けたのか。今、一人の青年が衝撃の真実を暴く――。『アベンジャーズ』シリーズ（2012年〜2019年）のセバスチャン・スタンを主演に迎え、2021年2月に急逝した『サウンド・オブ・ミュージック』（1965年）の名優クリストファー・プラマーら豪華キャストで贈る骨太の社会派感動作『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』が、2021年3月5日（金）よりシネマート新宿ほか全国ロードショーとなる。

戦争映画ファンが覚醒する。瞠目の2作品連続公開決定！！

ベトナム戦争を描いたアメリカ映画は数多くある。想像を絶する極限下で、生と死の挾間で狂気のロシアン・ルーレットに溺れる兵士を描いた『ディア･ハンター』（1978年）、フランシス・フォード・コッポラ監督が名著「闇の奥」を壮大なスケールで映画化した『地獄の黙示録』（1979年）、横暴な軍曹が味方兵に銃口を向ける、衝撃的なシーンでオスカー4部門受賞に輝いたオリヴァー･ストーン監督の『プラトーン』（1986年）など、戦争映画の枠を超える名作が数多く作られてきた。

そして、映画はベトナム戦争で行われた極秘作戦の真実にも向き合ってきた。2021年4月、34年振りに日本再公開が決定した『ハンバーガー・ヒル』（1987年）は、1969年5月に行われた「アパッチ･スノー作戦」をリアルに再現。難攻不落とされる「937高地」を攻略するミッションの舞台となった丘は、壮絶を極めた敵の襲撃によって味方兵がミンチのようにされてしまうことから“ハンバーガー”ヒルと呼ばれた。第一騎兵師団の一員として従軍したジェームズ・カラバトソスの実体験を基にした脚本が生み出す、リアルな戦場シーンに誰もが圧倒されるだろう。

★実録ベトナム戦争大作『ハンバーガー・ヒル』4月16日(土)シネマート新宿ほか全国順次ロードショー pic.twitter.com/qv7pCUr0RK

— 映画『ハンバーガー・ヒル』4/16（金）公開 (@hamburgerhill21) January 27, 2021

戦争の英雄はなぜ30年間も封印されていたのか？

そして、2021年3月5日（金）に待望の日本公開を迎える『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』は、1966年4月に行われた極秘作戦をめぐる巨大な陰謀を暴く社会派作品だ。映画初主演となるセバスチャン･スタンが演じる米国防省のエリート職員ハフマン。1999年のある日、彼の前に元パラレスキュー隊員のタリー（ウィリアム･ハート）が現れ、1966年ベトナムで数多くの兵士を救った戦友ピッツェンバーガーに名誉勲章を与えるべきだと訴える。

『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』© 2019 LFM DISTRIBUTION, LLC

その時ベトナムでなにが起こっていたのか。ハフマンは退役軍人や家族らの証言を集め始める。そして、30年以上前に行われた「アビリーン作戦」にたどりつく。1966年4月、敵がうごめく戦場に送り込まれた歩兵師団を囮にしたこの作戦によって、瞬く間に兵士たちは敵に取り囲まれて絶体絶命の窮地に陥る。遂には味方をも巻き添えにするデンジャー・クロース（隣接至近距離砲弾）が要請される。

激しい戦闘が続く中、タリーとピッツェンバーガーは仲間たちの救出へとヘリで急行、降下不能の戦場へと降りたったピッツェンバーガーは、自らの命を犠牲にして60名以上もの兵士たちを救った。米軍は彼の献身的な行為に敬意を表し名誉勲章の授与を決める。だが、数日後に却下されてしまう。ピッツェンバーガーは知られざる英雄として歴史の闇に封印され続けてきたのだ。なぜ、名誉勲章の授与は却下され続けてきたのか。遂に「アビリーン作戦」の真実が暴かれる――！

『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』© 2019 LFM DISTRIBUTION, LLC

ベトナム戦争下の極秘作戦の真実を描いた映画『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』は、2021年3月5日（金）より全国ロードショー。