マッツ、『ハンニバル』シーズン4を熱望―― 『羊たちの沈黙』との融合など、実現したい夢を語る!

マッツ、『ハンニバル』シーズン4を熱望―― 『羊たちの沈黙』との融合など、実現したい夢を語る!
Oleg Nikishin / Shutterstock.com

マッツ・ミケルセンがハンニバル・レクター博士を演じた海外ドラマ『ハンニバル』(2013年〜2015年)。2015年にシーズン3で打ち切られてしまったものの、復活を待ち望む声は多い。現在、主演映画『アナザー・ラウンド(原題)』のプロモーション活動中のマッツが、『ハンニバル』新シーズンで実現したいことをIndieWire誌のインタビューで明かした!

 

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熱望マッツ、『ハンニバル』新シーズンでは『羊たちの沈黙』を融合させたい!

マッツの出演したドラマシリーズよりも前に公開され、アンソニー・ホプキンスらが演じた映画版のハンニバル・レクター。マッツはドラマと映画、両方の世界を融合させたいと考えているようだ。

「もし新シーズンが実現するならば、『羊たちの沈黙』の世界に入り込みたい。原作の権利を持っていないことが、いつも問題になっていたんだ。ハンニバルにとって『羊たちの沈黙』が最も有名な作品であることは、いまでも明らかだ。もし可能なら、そこを少し変えて、いろいろとクレイジーなことをやってみたい。『羊たちの沈黙』は作品自体がとても面白いし、登場人物も面白い。性別を入れ替えて、2人のキャラクターを1つにすることもできるかもしれない。バッファロー・ビルを演じてくれる人を見つけたいよ。難しいだろうけど、ハンニバル役が見つかったぐらいだから、見つけれるだろう。」と語った。

 

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『羊たちの沈黙』の連続殺人鬼バッファロー・ビル役にはマイケル・ピット⁉︎

マッツは連続殺人鬼バッファロー・ビル役の候補にマイケル・ピットの名前を挙げた。ピットはハンニバルの患者であるマーゴット・ヴァージャーの双子の兄メイスン・ヴァージャー役でシーズン2で登場している。シーズン終了後にピットはメイスン役を降板しており、シーズン3ではジョー・アンダーソンが演じていた。

「マイケル・ピットは『ハンニバル』でメイスンを演じていて、とても素晴らしかったんだ。もし彼がメイスンを演じていなかったら、バッファロー・ビルを演じる彼を見てみたいものだよ」と語った。

 

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マッツは新シーズンで『羊たちの沈黙』を取り込むことに前向きであるものの、現実的には難しいようだ。そう明かすのは本作の企画・製作総指揮をつとめたブライアン・フラー。フラーは新シーズンの実現に前向きであるものの、『羊たちの沈黙』でジョディ・フォスターが演じたFBI女性訓練生クラリスを新シーズンで登場させる権利を、米製作・配給会社MGMから与えられなかったことを明かしている。

「私たちは『羊たちの沈黙』のクラリスを『ハンニバル』に登場させるために、MGMと何度も交渉した。彼らは最終的に、クラリスには別の計画があって、彼女の物語を語る上で『ハンニバル』は必要ないと言ってきた。私たちはクラリスを登場させる権利を持っていないけど、そのことが『ハンニバル』シーズン4の実現可能性に影響するとは思わないで欲しい。」とフラーは語った。

またマッツは、新シーズンまでの時間が長くなればなるほどファンを増やす一つの要因になっているとも語る。

「『ハンニバル』の存在は、どんどん大きくなっているよ。新シーズンまでの時間が長くなればなるほど、より多くの人々がファンになっていく。ファンのみんなは私のデンマークでの作品もたくさん観てくれる傾向もあるんだ。」

新シーズンが実現したら、また“ファンニバル”を熱狂の渦に巻き込むことは間違いないだろう!続報に期待したい。

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『ハンニバル』

FBIで働く優秀な精神科医ハンニバル・レクター。その仕事は、連続殺人犯の精神を見ることができるという天賦の才能を持ちながら、同時にそれに悩まされている特別調査官ウィル・グレアムを助けることだった。当初はウィルの精神状態を診る役目だったレクターだが、徐々に犯行現場にも立ち会う様になる。捜査でウィルに協力しながら、本性を覗かせていくレクター。善と悪の狭間を彼は歩いていく。

制作年: 2013
出演: