2020年11月20日(金)に公開がせまるシリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。公開に先がけ、公式ポッドキャスト「No Time To Die: The Official James Bond Podcast」が配信中だ。ダニエル・クレイグやラミ・マレックといったキャスト&スタッフが本作にまつわる秘話を語っている。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は感情を揺さぶる作品に‼︎
本作は、前作『007 スペクター』(2015年)に比べて、より心に訴えかける感情的な作品になっていると製作のバーバラ・ブロッコリーは語る。「本作は昔ながらのボンド映画でありながら、現代的なひねりを加えたものだと考えている。アクションアドベンチャーであると同時に、感情を揺さぶるものでもあり、それがこの映画の素晴らしさだと思う。」
そして、本作がダニエル・クレイグが演じる最後のジェームズ・ボンド映画となるが、マドレーヌ・スワンを演じるレア・セドゥはダニエルの演技について、「ダニエルは、ジェームズ・ボンドが傷つきやすく、欠点を持っているキャラクターであることを表現しているわ。それが観客の求めているものだと思う。ジェームズ・ボンドは現実の世界では存在しないけれど、私たちが好きなのは、現実ではないこの世界で、キャラクターに共感できるという点だと思う。」と語っている。
悪役ブロフェルドの再登場について
最新の予告映像でも明らかになったが、クリストフ・ヴァルツが演じたボンド映画の象徴的な悪役であるエルンスト・スタヴロ・ブロフェルドが再登場する。本作の監督を務めるキャリー・フクナガは、ブロフェルドの再登場は必要不可欠だったと語る。
「彼がボンド映画の象徴的なキャラクターであることは明らかだ。ブロフェルドは小説の頃からボンドを悩ませてきた悪役で、前作『007 スペクター』で戻ってきた時には刑務所に入れられていた。でも、それでは“ブロフェルドの物語”は終わらないように思えた。他を凌駕する知性の持ち主である彼を、止めることはできないだろう」
史上最強の悪役サフィン、そしてブロフェルドと対峙しなくてはならないボンド。最新作では、その新たな一面を見ることができるに違いない。
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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年11月20日(金)に全国公開。