『ロッキー4/炎の友情』(1985年)の公開35周年を記念して、同作のディレクターズ・カット版が製作されていることを、主演・監督・脚本をつとめたシルヴェスター・スタローンが自身のインスタグラムで明かした。
「公開から35周年を迎える『ロッキー4/炎の友情』のディレクターズ・カットを製作しているんだ。今のところとてもいい感じだ。魂がこもっているよ!」とスタローンは明かしている。
あの“お手伝いロボット”も登場するのか⁉
スタローンの投稿を受けて、このディレクターズ・カットに、ロッキーたちがポーリーにプレゼントする巨大な自走式のロボットは登場するか否か、SNS上でファンからのコメントが殺到している。「ロボットは登場させてね!」といったファンからのコメントに対し、スタローンが「そのロボットは嫌いだ!」と返信をしていたためだ。
Wait wait, you can’t kill Paulie’s robot!!!?? pic.twitter.com/eOnEagtPl3
— Andy Signore (@andysignore) August 30, 2020
スタローンとファンが繰り広げたロボットに関する攻防は以下の通り。
ファン:ロボットを出して!
スタローン:ロボットは嫌いだ!
ファン:ポーリーとロボットをもっと見られるんだよね?
スタローン:ノーだ
ファン:ポーリーのロボットをカットしないで! ひどい!
このやりとりを見るに、スタローンがディレクターズ・カットで見せたいポイントは、(当然のことながら)ロボットとは別のところにあるようだ。
『ロッキー4/炎の友情』未公開シーンを初解禁!
また、スタローンはイワン・ドラゴ役のドルフ・ラングレンとの未公開シーンを公開し、『ロッキー4/炎の友情』を編集していると見られる様子も公開した。スタローンがラングレンに 「私は負けない」というセリフの伝え方を指示している様子が映し出されている。
ラングレンは「ハリウッドで1本の映画を作ることは、不可能に近いほど大変だ。監督、脚本、製作、主演をつとめ、35年経った今でも世界中の人々に愛されている映画を作ることは、最高の功績と言えるだろう。スタローン、あなたは素晴らしい、間違いなく。」とスタローンに対し称賛のコメントを寄せている。
ハッキリと「ロボットは嫌いだ!」と語るスタローンとロボットとの間に一体何があったのか……逆に気になってしまうが、ディレクターズ・カット版はこれまでと一味違う仕上がりとなりそう。続報に期待したい!
『ロッキー4/炎の友情』
2度の戦いでロッキーと友情で結ばれていたアポロが、ソ連人ボクサー、ドラゴにリング上で殺される。この世界最強の敵と戦うべくロッキーはソ連へ遠征する──。
制作年: | 1985 |
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