鬼才デヴィッド・リンチ初の自伝『夢みる部屋』翻訳版発売! 研ぎ澄まされたセンスに迫る!?

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ライター:ニュース編集部
鬼才デヴィッド・リンチ初の自伝『夢みる部屋』翻訳版発売! 研ぎ澄まされたセンスに迫る!?
「夢みる部屋」デイヴィッド・リンチ、クリスティン・マッケナ=著|山形浩生=訳・解説
※画像は原書版の表紙

2018年の刊行以来、世界的ベストセラーとなり邦訳が待たれていた映画界の鬼才デヴィッド・リンチ監督初の自伝「Room to Dream」が、「夢みる部屋」として2020年10月24日(土)に発売されることが明らかになった。

本書は、比類なきビジョンを追求し続けてきたデヴィッド・リンチの映画、アート、音楽その他さまざまな「創作人生」や、彼が直面してきた苦悩や葛藤も明かされ、リンチにとって初めての伝記と回想録を融合させている。

「夢みる部屋」デイヴィッド・リンチ、クリスティン・マッケナ=著|山形浩生=訳・解説 ※画像は原書版の表紙

リンチの鮮烈なデビュー作『イレイザーヘッド』(1976年)から、出世作『ブルーベルベット』(1986年)、社会現象になったテレビシリーズ『ツインピークス』(1990年〜1991年)、『ロスト・ハイウェイ』(1997年)、そして最新作『ツイン・ピークス The Return』(2017年)などなどリンチの全映画作品、デビュー前の初期作品や知る人ぞ知る短編作品、コマーシャル、さらには企画が頓挫し実現しなかった作品まで、すべてを語り尽くすという。

共著者であるジャーナリストのクリスティン・マッケナによる評伝のセクションは、元妻、家族、友人、俳優、代理人、そして映画制作の多様な分野で協働する同僚たち、総勢100人以上の登場人物からなる驚くほど率直なインタビューによって、パーソナルな「人間・リンチ」を浮き彫りにする。フェデリコ・フェリーニ、エリザベス・テイラー、ポール・マッカートニー、リンゴ・スターなど、リンチが敬愛する自身のアイドルたちと対面し熱狂する、意外なリンチの姿が知れるという。

リンチ自身の回想のセクションは、叙情的で親密、そして何事もタブーにすることなくすべてを赤裸々に語られる。過激なユーモアも、もちろん忘れない。パーソナルな考察であり、リンチの美的感覚や人生哲学にあふれ、すべての表現者を勇気づける深いメッセージが込められている。

リンチのYouTube新企画「今日の番号」が始動

リンチは、昨今の新型コロナウイルス感染拡大による自宅隔離に際し、2020年5月に自身のYouTubeチャンネル「DAVID LYNCH THEATER」を開設。リンチの独特のセンスが溢れるチャンネルでは最近、毎日のロサンゼルスの天気予報にくわえ、「今日の番号」という興味深い動画を毎日配信している。

「今日の番号」では、リンチがビンの中に入った1〜10と書かれたピンポン球を1つ取り出し、「今日の番号は…1!」と番号を読み上げるというもの。ファンからは「なぜ7が一度も出てきていないんだ⁉︎」「次もきっと8だろう!」とリンチの思惑を勘ぐるコメントであふれている。

自伝を読めば、リンチの研ぎ澄まされたセンスを少しでも解き明かせるかもしれない!

「夢みる部屋」は2020年10月24日(土)より発売。

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