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バットマンと悪役たちの成長過程が描かれる!? 「DCファンドーム」で明らかになった『ザ・バットマン』の気になる内容とは?

バットマンと悪役たちの成長過程が描かれる!? 「DCファンドーム」で明らかになった『ザ・バットマン』の気になる内容とは?
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ロバート・パティンソン主演『ザ・バットマン』(2021年米国公開予定)の、初の予告編がついに解禁! クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト トリロジー」(2005年〜2012年)以来のバットマン単独最新作とあり、期待する声も多い本作について、監督のマット・リーヴスが先日開催されたDCファンドームにて本作の詳細を明らかにしてくれた!

『ザ・バットマン』では“ヒーロー未満”のバットマンが描かれる!

本作では、バットマン“新人時代”の若きブルース・ウェインの姿が描かれることが明らかになっている。リーヴスによると、物語の設定は“犯罪実験”なのだという。

「本作はバットマン/ブルース・ウェインの新人時代を描いた話で、この時点で彼はまだ完璧とはほど遠い状態だ。物語の興味深い点は、彼がバットマンになる方法を学ぶ過程で、それはいわば“犯罪実験”といってもいい。彼は現状をを変えるために何ができるかを試行錯誤していて、望むような効果が得られていないのもわかっている。まさに街で殺人が起き始めた時、同時に、汚職というまったく新しい世界が開かれていくんだ。この物語はバットマンの生い立ちに限った物語ではないけれど、(バットマンの生い立ちに)触れているのは事実だ。」と語る。

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またリーヴスは、「この物語は、探偵物語であり、ミステリーであり、もちろんアクションもある。ブルース自身のパーソナルな物語なんだ。彼は街ではすでにある種の伝説になっていて、犯罪者たちは彼を恐れている。しかし、まだ完全なる希望の象徴ではないんだ。犯罪者たちにどのように認識されているかという点についても考えなくてはならない。私にとって刺激的だったのは、彼の原点ではなく、成長途中の彼に出会ったこと。そして彼がときに間違いを犯し、成長し、ヒーローになっていく姿を見て、欠陥はあるけれど、とても人間味があると感じたよ。」とも明かしている。

バットマンと対峙する悪役はキャットウーマン、リドラー、ペンギン、ファルコーネ!

先日解禁された映像では、バットマンと対峙する悪役が明らかになった。

キャットウーマン

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『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011年)のゾーイ・クラヴィッツが演じるキャットウーマン/セリーナ・カイルは、過去のバットマン作品にも登場するスーパーヴィランの1人。バットマンと対峙しつつも、同じ目標を持って行動することもあり、互いに惹かれ合うことも……。彼女の暗躍はもちろんのこと、2人の関係がどのように描かれるのかも注目だ。

リドラー

天才的な知能を持つ犯罪の首謀者リドラー/エドワード・ナッシュトン『スイス・アーミー・マン』(2016年)のポール・ダノが演じる。リーヴスによると、今までさまざまなバットマン作品で描かれてきたリドラーとは一味違う姿が、本作で描かれるという。

ペンギン

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ペンギン/オズワルド・コブルポット『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年)のコリン・ファレルが演じる。その体型の特徴からペンギンの愛称で知られる。犯罪の首謀者ではあるものの、狂気に走らず、正常な人間の感覚を持つことから、悪役の中では異彩を放っているキャラクターだ。

カーマイン・ファルコーネ

ゴッサム・シティを牛耳るマフィアのボスであるカーマイン・ファルコーネは、ブルースの良き友人だ。しかし、実はブルースがバットマンであるということを知らないため、実は対峙しているという特殊な関係にある人物だ。『トランスフォーマー』シリーズ(2007年〜)のジョン・タトゥーロがファルコーネを演じる。

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Premio Apollonio ‘19 - Photo credits: @piergiconte

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リーヴスは、バットマンのみならず、登場する悪役の初々しい姿も描かれることを明かしている。

「奇妙だが、本作ではバットマンに限らず、ほかのキャラクターの生い立ちにも触れている。本作の時点では、セリーナはまだキャットウーマンではない。オズワルドはまだペンギンではないんだ……もっとも、彼はペンギンと呼ばれるのが好きではないけどね。」とリーヴスは話している。

現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で製作が中断している『ザ・バットマン』。パティンソンは時間があいてしまったことで、バットマンを再び演じることに少々不安を覚えているとも吐露していた。

2021年公開予定の『ザ・バットマン』は、いままでのバットマン像とは異なった作品になりそう。続報を期待して待ちたい!

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