ウォン・カーウァイ監督が激変する上海で大富豪へと変身する青年を描く! 人気小説のTVドラマ化へ

ウォン・カーウァイ監督が激変する上海で大富豪へと変身する青年を描く! 人気小説のTVドラマ化へ
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『恋する惑星』(1994年)や『ブエノスアイレス』(1997年)などで知られる香港の映画監督ウォン・カーウァイが、金宇澄(きん うちょう)の小説「繁花」を『ブロッサムズ ・シャンハイ(原題)』と題してTVドラマ化することが明らかになった。本作はカーウァイにとって初のTVドラマシリーズとなる。あわせて本作のポスターも公開された。

カーウァイが監督・製作をつとめる本作の舞台は、カーウァイの故郷・上海。大規模な経済成長を遂げる1990年代を舞台に、主人公のバオが、問題を抱えていた過去を持つ若き日和見主義者から、大富豪になりきらびやかな街の頂点に立つまでの変貌が描かれる。

第72回カンヌ国際映画祭に出品され話題となった『鵞鳥湖の夜』(2019年)や『琅琊榜 ~麒麟の才子、風雲起こす~』(2015年)に出演する上海出身の人気俳優フー・ゴーが主人公バオを演じる。脚本は、『ザ・ファースト・ハーフ・オブ・マイ・ライフ(原題)』(2017年)のチン・ウェン『グリーン・デスティニー』(2000年)で第73回アカデミー撮影賞を受賞したピーター・パウが撮影監督を手がける。撮影は上海で行われる予定だという。

カーウァイは最近、映画製作以外にも、香港の映画産業を救うために総額35億円を超える資金を投じ、香港での映画製作を支援する活動をしている。

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