ゲイリー・オールドマンが、次期ジェームズ・ボンド役はすでに決定していると取れる発言をし、注目を集めている。カナダの情報番組「The Morning Show」に出演したオールドマンは、Apple TVのスパイドラマ『窓際のスパイ』で共演するジャック・ロウデンが、次期007候補の最終リストに残っているとの噂について質問された。
オールドマンは「ジャックが候補に入っているという噂がある」と切り出し、「もうすぐ分かるんじゃないかな。彼らはすでに選んでいる。決定は下しているが、まだ発表していない」とコメント。続けて「ジャックであることを願っている」と語り、共演者を強く後押しした。
ただし、この発言はロウデンの起用が決定したことを正式に認めたものではない。Amazon MGM Studiosは現時点で新たなボンド役を発表しておらず、オールドマンも「ロウデンが選ばれた」と断定したわけではない。確認できるのは、何らかのキャスティング決定が下されたとオールドマンが認識していることと、本人がロウデンの起用を望んでいることまでとなる。
『窓際のスパイ』画像提供 Apple
ロウデンは、『窓際のスパイ』でMI5エージェントのリヴァー・カートライトを演じている。失敗によって落ちこぼれ部署へ左遷されながらも、危険な事件に食らいついていく若き諜報員だ。オールドマン演じるジャクソン・ラムの部下としてスパイ役を重ねてきたこともあり、以前からダニエル・クレイグの後継者候補として名前が挙がってきた。
ロウデン本人は最新の発言に反応していない。一方、『窓際のスパイ』で共演するジェームズ・カリスも、ロウデンの写真をInstagramへ投稿し、「彼に私の祝福は必要ないが、心から支持している」とコメント。最後を「My word is my bond」と締めくくり、ボンド役を連想させる意味深なメッセージを添えている。ロウデンの妻で俳優のシアーシャ・ローナンも、以前からボンドシリーズへの出演に意欲を見せている。希望するのはボンドガールではなく悪役で、「ダークな役をやりたい」「ボンドの悪役を演じたいというのは本気」と語っていた。
ダニエル・クレイグは、2021年公開の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』をもってボンド役を卒業した。後継候補にはロウデンのほか、ポール・メスカル、ジェイコブ・エロルディ、ジャック・オコンネル、カラム・ターナーらの名前も取り沙汰されているが、いずれも正式発表には至っていない。
シリーズ第26作は、『DUNE/デューン 砂の惑星』のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督し、『ピーキー・ブラインダーズ』を手がけたスティーヴン・ナイトが脚本を担当する。プロデューサーにはエイミー・パスカルとデヴィッド・ハイマンが就任している。現段階で確定しているのは監督、脚本家、プロデューサーまでで、次期ジェームズ・ボンド役についてAmazon MGM Studiosから公式発表はない。
『窓際のスパイ』画像提供 Apple
『窓際のスパイ』シーズン6は9月16日(水)よりApple TVにて配信開始