ガス・ヴァン・サント監督が実話を映画化したクライム・スリラー『デッドマンズ・ワイヤー』9分間の本編冒頭映像
巨匠ガス・ヴァン・サント監督が実話を映画化したクライム・スリラー『デッドマンズ・ワイヤー』が、7月17日(金)より日本公開される。このたび、本編の冒頭映像約9分が解禁となった。
巨匠ガス・ヴァン・サント監督最新作
不動産ローン会社に財産を騙し取られたとして、同社に押し入り役員を人質にとった男は、自分の首と人質の首をショットガンとワイヤーで固定、ヘタに動けば自動発砲される“デッドマンズ・ワイヤー”という装置を使って警察すら近づけない状況で籠城する。謝罪や補償を訴える男が現場からのメディア出演など異常な行動に出始めると、世間は事件を真っ向から非難する者と犯人に同情を抱く者で二分されていく。膠着状態を打開しようと警察が突入に備える中、ついに犯人と社長が電話で話すことになるのだが—。
この実話に基づく事件のメガホンを取ったのは、アカデミー賞に輝く『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(97)や『ミルク』(03)、そして『エレファント』(03)でカンヌ国際映画祭パルム・ドールと監督賞を受賞した巨匠ガス・ヴァン・サント。主役となる実在した犯人トニー・キリシスを演じるのは『IT』 シリーズのビル・スカルスガルド。人質となるディックはNetflix「ストレンジャー・シングス」シリーズのデイカー・モンゴメリー。事件を担当するグレイブル刑事に『ミッション:インポッシブル/デッド・レコニング PART ONE』のケイリー・エルウィス。事件を追う地元TV局レポーター・リンダ役に『ゼイ・ウィル・キル・ユー』の公開が控えるマイハラ。事件に巻き込まれる人気ラジオ番組のDJフレッド・テンプル役に『シンシン/SING SING』のアカデミー賞受賞俳優のコールマン・ドミンゴ。そして、不動産ローン会社社長のM・L・ホール役に名優アル・パチーノと、豪華なキャストが集結。昨年のベネチア国際映画祭でワールドプレミア上映され大絶賛、さらには今年1月に全米公開されると米大手映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では92%フレッシュという超高評価を記録。
本編映像は、スタイリッシュなオープニングから始まり、立てこもりが始まるまでの経過と、意外とドジで愛嬌のあるトニーの性格が見て取れる映像となっている。1977年2月8日火曜日、冬のインディアナポリス市。朝の通勤ラッシュでカーラジオから流れるDJフレッド・テンプルの心地よい低音ボイスを聞く男の名はトニー・キリシス。『2001年宇宙の旅』で使われたことでも有名なシュトラウスの交響曲「ツァラトゥストラはかく語りき」を大胆にジャズロックアレンジしたデオダートの「Also Sprach Zarathustra」が流れると、これから行う大胆な犯行を前にトニーのテンションは上がっていく。が、いきなり車のキーが折れ指を切るケガをしてしまう。
目的地である不動産ローン大手メリディアン・モーゲージ社に到着すると、アポを取っていたはずのホール社長は暖かいフロリダに出張で不在。練りに練ったトニーの計画は開始早々出鼻をくじかれてしまう。しかし、代わりに応対した息子で同社役員のディックによって社長室に通されると、持ってきた設計図を広げさせる。土地の図面かと思ったディックは、見たことのないショットガンの図面であることに驚き振り返るとトニーは拳銃を突きつけていた。2本のワイヤーで互いの首とショットガンを固定させた“デッドマンズ・ワイヤー”を使ってディックを人質に取り、トニーは「俺はダマされた」と言い放って籠城を開始する。混乱と恐怖で固まるディックに最早なす術はない—。
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『デッドマンズ・ワイヤー』は7月17日(金)より全国公開