濱口竜介監督最新作がカンヌ女優賞受賞
『急に具合が悪くなる』6月19日(金)公開
濱口竜介監督の最新作『急に具合が悪くなる』が、6月19日(金)より劇場公開。本作は第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、主演を務めたヴィルジニー・エフィラと岡本多緒が最優秀女優賞をダブル受賞するという快挙を達成した。
そんな最新作の公開を前に、世界を魅了し続ける濱口監督のキャリアをざっくりプレイバック。今すぐ動画配信サービスで観られる代表作を、それぞれの見どころと併せて紹介していく。
『急に具合が悪くなる』 公式サイト
濱口監督ってどんな人? 世界が絶賛する日本の名匠
東京藝術大学大学院の修了制作『PASSION』(2008年)で脚光を浴びた濱口竜介監督は、演技経験のない女性4人を起用した5時間17分の群像劇『ハッピーアワー』(2015年)でロカルノ国際映画祭最優秀女優賞を受賞し、国内外で高く評価された。
初の商業映画『寝ても覚めても』(2018年)ではカンヌ国際映画祭コンペティション部門に初選出。さらに2021年には、オムニバス映画『偶然と想像』でベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞、同年の『ドライブ・マイ・カー』ではカンヌ国際映画祭脚本賞や米アカデミー賞国際長編映画賞に輝いた。
続く『悪は存在しない』(2023年)でもヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を獲得し、世界三大映画祭すべての主要賞を制覇した濱口監督は、もはや国内だけでなく世界の映画界を牽引するフロントランナーと言えるだろう。
今すぐ配信で! 濱口竜介監督の必見2作
『ドライブ・マイ・カー』(2021年) |
||
| U-NEXT | ○ | |
| Hulu | ○ | |
| Prime Video | ○ | |
| DMM TV | × | |
| WOWOW | × | |
| Netflix | × | |
| 【見どころ】 村上春樹の短編小説を原作に、最愛の妻を失った舞台俳優・演出家の家福(西島秀俊)と、寡黙な専属ドライバーのみさき(三浦透子)が、愛車の中で対話を重ねながら互いの喪失感と向き合っていくヒューマンドラマ。緻密に練られたセリフの応酬や、作中劇を通じた心理描写など、濱口演出の真骨頂が詰まっている。179分という長尺を感じさせない圧倒的な没入感は、配信でもしっかり体感できる。 |
||
『寝ても覚めても』(2018年) |
||
| U-NEXT | ○ | |
| Hulu | ○ | |
| Prime Video | ○ | |
| DMM TV | ○ | |
| WOWOW | × | |
| Netflix | × | |
| 【見どころ】 柴崎友香の同名小説を映画化した、濱口監督初の商業長編映画。突然姿を消したかつての恋人と、数年後に現れた彼と瓜二つの容姿を持つ誠実な男――同じ顔を持つ二人の男性の間で揺れ動く女性の8年間を描いたスリリングな恋愛物語。東出昌大が一人二役を怪演し、人間の根源的な「愛の正体」に鋭く切り込む演出は息を呑む展開の連続。ロマンチックでありながらどこか不穏さも孕む、唯一無二の映像体験だ。 |
||