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【海外映画】今週公開の注目10作:2026年6月5日【BANGERピックアップ】

【海外映画】今週公開の注目10作:2026年6月5日【BANGERピックアップ】
『マスターズ・オブ・ユニバース』
『カーンターラ 神の降臨』©2022 Hombale Films. All rights reserved.
『モータルコンバット/ネクストラウンド』©2026 Warner Bros. Ent. All rights reserved

【2026年6月5~6日公開の海外映画10選】

🎞️『マスターズ・オブ・ユニバース』

惑星エターニアの王子として生まれたアダム。幼い頃に故郷で戦争が勃発し、身を守るべく“誰にも知られない場所”である地球に送り込まれた。15年後、成長したアダムは伝説の剣“パワーソード”を見つけ出す。

剣に導かれ故郷へ戻った彼だったが、エターニアは邪悪な宿敵スケルターによって陥落していた……。エターニアとその人々を救うべく、アダムは〈ヒーマン〉として悪の軍団との死闘に挑むことを決意する――!

監督:トラヴィス・ナイト(『バンブルビー』)、出演:ニコラス・ガリツィン、ジャレッド・レト、イドリス・エルバ ほか

🎞️『カーンターラ 神の降臨』

約170年前、パンジュルリ神のお告げにより先住民に与えられた広大な森。カードゥベットゥ村は、長きにわたって伝承されてきた神降ろしの儀式ブータ・コーラを執り行い、土地を奪い返そうとする地主が現れてもなお、神の加護により平穏を築いていた。

しかし、新しく森林局へ赴任したムラーリ保安官(キショール・クマール・G.)は、村人が占有する地を保護林に組み入れようとし、村が存亡の危機に晒される。

ブータ・コーラの演者だった父を持つ、村一番の放蕩者で猛々しい水牛レースの絶対王者として君臨するシヴァ(リシャブ・シェッティ)は、村の平穏な暮らしを守るべく傲慢な森林局と対立。やがて事件が起きる――。

南インドのトゥル・ナードゥで行われる神降ろしの儀式ブータ・コーラを題材にした本作は、製作費の24倍もの興収を叩き出し、約100日以上のロングラン大ヒットを記録。職を掛け持ちしながら映画業界に飛び込んだ異色の経歴を持つリシャブ・シェッティが監督・脚本・主演すべてをこなした。

🎞️『君と僕の5分』

2001年、韓国で最も保守的な街といわれた大邱(テグ)に転校してきた高校生のギョンファンは、当時まだタブーだった日本の音楽やアニメの大ファン。昼休みには一人で日本の楽曲をMP3プレイヤーで聴いていた。皆には「オタク」とからかわれるが、隣の席の学級委員ジェミンも実は日本のカルチャーが好きだと知る。

学校帰りのバスの中でイヤフォンを分け合いながらJ-POPを聴き、次第に距離を近づける二人。放課後のゲームセンター、CDショップ、映画館……。ギョンファンはジェミンにある秘密を告白するが、彼の態度はその日を境に一変する。

チェチョン国際音楽映画祭、大阪アジアン映画祭をはじめ国内外で高く評価された新鋭オム・ハヌル監督の長編デビュー作。日本の大衆文化流入が規制されていた2001年の韓国を舞台に、J-POPを通して心を寄せ合う孤独な少年たちの姿を丁寧に描き出す。挿入歌としてglobeの楽曲が使われるなど、90年代の多彩な日本カルチャーが登場。当時少数派だった日本カルチャーを愛する若者の喜びや哀しみと同時に、普遍的な青春の抒情を呼び起こす。

🎞️『モータルコンバット/ネクストラウンド』

1992年の誕生以来、世界中のゲームファンを熱狂させ続ける伝説の格闘ゲーム「モータルコンバット」。その実写映画として2021年に公開された『モータルコンバット』は、コロナ禍にも関わらず大ヒットを記録。格闘ゲーム映画の新たな成功例として世界的な話題を呼んだ。ハリウッドで活躍する日本を代表する俳優・真田広之、浅野忠信の出演でも大きな話題となり、壮絶な格闘アクションと圧倒的な世界観が世界中の観客を魅了した。

そして――戦いは、次のラウンドへ。前作では、地球界と魔界それぞれの戦士たちが集結し、壮絶な戦いの幕開けが描かれた。本作ではついに、最後の運命の戦士が揃い、世界の命運を賭けた“団体戦”が始まる。

監督:サイモン・マッコイド、出演:カール・アーバン、真田広之、浅野忠信、ルイス・タン、ジョー・タスリム ほか

🎞️『シラート』

砂漠で行われるレイヴ・パーティに参加したまま失踪した娘を探すため、父ルイスと息子エステバンは、モロッコの山岳地帯から砂漠の奥深くへと車を走らせる。

行き着いたのは、現実と幻覚が混濁するような野外レイヴのカオス。耳をつんざく重低音、赤い照明の海、沈黙を貫く父親の背中。だがそこにはすでに娘の姿はなく、父と息子はレイヴの参加者グループを追って、娘が向かったと思われる次の会場を目指すことになるが……。

スペイン出身のオリベル・ラシェが監督した本作は巨匠ペドロ・アルモドバルがプロデューサーに名を連ね、カンヌ映画祭で審査員賞ほか4冠を達成。世界の映画祭で49受賞、124ノミネートを果たしている(※2026年3月10日 時点)。

🎞️『アン・リー/はじまりの物語』

18世紀のイギリス、貧しい鍛治職人の家に生まれたアンは信仰心の厚い女性として育つ。4人の子供を授かるも、全てを幼くして失うという悲痛な体験の中、自らが“キリストの女性の姿の生まれ変わり”である、確信的な啓示を得る。

彼女の性別、人種の平等を説く生き方は多くの人々を惹きつけていくが、反感や警戒を感じる勢力から苛烈な迫害を受けていく。わずか8人の信徒とともにアメリカに渡り、性別、人種の平等信仰をもとにした理想の生活を実現するユートピアを求めるが、そこでも大いなる困難が待ち構えていた。

監督・脚本・製作:モナ・ファストヴォールド
脚本・製作:ブラディ・コーベット
出演:アマンダ・サイフリッド、ルイス・プルマン、トーマシン・マッケンジー ほか

🎞️『アダムの原罪』

ある病院の小児科センターに、左腕を骨折したアダムという4歳の男の子が入院した。栄養失調で痩せこけたアダムは発育が遅れ、骨が脆くなっている。裁判所は移民のシングルマザー、レベッカに問題があるとし、彼女の面会を制限する命令を下した。

自らもシングルマザーである看護師長のルシーは、息子と引き離され、親権を失うことを恐れるレベッカに寄り添おうとする。しかし、レベッカの思いもよらない行動と病院システムの歪みによって、ルシーは次第に追いつめられていく……。

長編デビュー作『Playground/校庭』(21)でカンヌ映画祭批評家連盟賞受賞、米アカデミー賞国際長編映画賞ショートリスト選出など鮮烈なデビューを飾ったベルギーの秀鋭ローラ・ワンデルの長編2作目。巨匠ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟がプロデューサーを務め、第78回カンヌ国際映画祭「批評家週間」のオープニングを飾った。

🎞️『ギデンズ・コーの功夫』

落ちこぼれ高校生の淵仔(ユエンザイ)と親友の阿義(アイー)は、500年の眠りから目覚め、カンフーの達人だと自称する謎の流れ者・黄駿(ホアン・ジュン)と出会う。圧倒的な武術を目の当たりにした淵仔と阿義は黄駿に弟子入りし、淵仔が密かに想いを寄せる同級生の乙晶(イージン)も彼らの修行に加わる。3人はやがて、500年前から続く黄駿と弟弟子の藍金(ラン・ジン)の確執を知り、さらには〈カンフー〉の裏に天地を揺るがしかねない重大な秘密が隠されていることに気付くが……。

台湾希代のヒットメーカー、ギデンズ・コー監督と主演クー・チェンドンによる、『赤い糸~』以来の再びタッグ作。少年漫画のような純粋な世界観ながらも、ギデンズらしいグロテスクな描写と悪ノリトラップは健在なので、苦手な方は閲覧注意。

🎞️『the moment/ザ・モーメント』

2024年、アルバム「brat(ブラット)」で世界を熱狂させ、“ブラット・サマー”と呼ばれる社会現象を巻き起こした、ポップスター・チャーリーxcx。大胆で媚びない彼女は、日々自分らしさを追い求めていた。ところが、マネージャーやSNS担当、音楽レーベルは、「ブラット・サマー・フォーエバー」を合言葉に、このムーブメントを、無理やり延命させようとする。

やがてAmazonを出資につけた「ブラット」のライブ映像配信のプロジェクトが始動。突如現れたライブの演出家は、チャーリーの表現に理解を示さず、ティンカーベルのような衣装を着させ天井から吊るす演出を提案。炎の演出など派手な仕掛けを次々と重ね、彼女を“ベタなスター像”へと押し込めていく。ついには、銀行をスポンサーにつけ、「brat」の文字があしらったクレジットカードの大規模キャンペーンまでも始まる。

多忙を極めたチャーリーは、ライブまであと数日というタイミングでイビサ島へバケーションに出かけてしまい、現場はパニックに……。

監督:エイダン・ザミリ、出演:チャーリーxcx、アレックス・スカルスガルド、ロザンナ・アークエット、カイリー・ジェンナー ほか

🎞️『わたしの聖なるインド』

この国は誰のもの? 忘却に抗うカメラに映る、「愛国」という名の暴力と希望――

2019年12月、インドのナレンドラ・モディ政権はイスラム教徒(ムスリム)を意図的に排除した市民権改正法(CAA)を制定。イスラム教徒の間で市民権を剥奪される危機感が高まった。

法律に対する非難の声が増す中、反対運動の拠点だったジャミア・ミリア・イスラミア大学構内に警察が乱入。無抵抗の学生を襲い、200人もの負傷者と多くの逮捕者を出した。

この暴力的な対応と差別的な法律への抗議として、デリー南部のイスラム教徒居住区のシャヒーン・バーグで、大規模な座り込みが始まる。その中心にいたのはムスリムの女性たち。日々の暮らしを営みながら、100日以上にわたって幹線道路を封鎖した。

非暴力で平和的な活動は多くの人の共感を呼び、世代、文化、宗教を超えてインド全土に広がった。しかし、首都デリーでの地方議会選挙を機に状況は緊迫。トランプ大統領の訪印に注目が集まる中、警察による強制排除が起こり……。

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