誰もが一度は経験したことのある「ロードトリップ」を題材に、あるカップルに襲い掛かる逃げ場のない悪夢を描く映画『パッセンジャー(原題:PASSENGER)』。5月22日に全米公開されるや否や、事前予測を上回る週末興収870万ドル(日本円にして約14億円 Box Office Mojo調べ 1ドル160円計算)のスマッシュヒットを記録し話題に。これを受け、7月10日(金)より日本公開が急遽決定した。このたび、身の毛もよだつ本予告映像とポスタービジュアルが解禁となった。
正体不明の“何か”が車に乗り込んでくる
メガホンを取るのは、「ファンタスティック・フェスト」ベスト・ホラー賞、「シッチェス・カタロニア国際映画祭」審査員特別賞を受賞するなど、国際的なジャンル映画祭で高評価を得た『ジェーン・ドウの解剖』(16)で知られるアンドレ・ウーヴレダル。ほかにも『スケアリーストーリーズ 怖い本』(20)、『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』(23)など数々のホラー映画を手掛けてきた気鋭の監督だ。そんな彼自身が「これまでの監督作で1番怖い」と自認するほどの期待作。自由気ままなロードトリップが逃れられない悪夢へと変わる“取り憑かれ系”ロードホラームービーが日本中を恐怖の渦へと引きずり込む。
<年間1.3億人が車で旅をする——そのうち1万5400人が行方不明となっている>という不穏なメッセージとともに映し出されるのは、夜の車道を走る一台の車。ドライブ中の男二人は、片方が用を足すため停車する。木陰で事を済ませていると、突然けたたましいクラクションの音が鳴り響く。訝しげに車へ戻った男が目にしたのは、同乗者の姿が消えているという異常事態だった。
動揺したまま車内に戻るも、得体の知れない気配に息をのむ男。フロントガラスを凝視した次の瞬間、消えたはずの同乗者が上空から突如落下し、ガラスに衝突。さらに、おぞましい声を上げる“何か”に攫われてしまう。目の前で起きた出来事を理解できないまま、男は恐怖に駆られて車を走らせる。だが行く先々で、追い越しても追い越しても、同じ風貌の見知らぬ“何か”が道端に立っている。そしてついに、その“何か”が助手席へと“乗り込んでくる”。
場面は変わり、別の日。先の凄惨な事故を目撃したカップルの車にも、あの車と同様の爪で引っかいたような奇妙な印が刻まれていた。その日から、正体不明の追手の呪いが二人を捉え、平穏な日々は逃れられない恐怖へと変貌していく——。加えて映像には、ラジオから流れる謎の通信音声、草むらに転がる無数の死体、燃え上がる教会といった不気味なカットが矢継ぎ早に差し込まれ、最後には恐ろしい顔が覗く衝撃の一幕も。彼らを追跡するものの正体とはいったい何なのか。やつは必ず、乗ってくる——。
日本版ポスタービジュアルは、車のヘッドライトに照らし出された薄暗い夜道が切り取られ、不自然なほどの静けさが漂う一枚。だが目を凝らすと、中央にはこちらを待ち構えるかのように佇む“何か”の姿が……。
ひとけのない道路での夜のドライブ——誰もが抱く原始的な不安と、正体不明の“何か”に追われ続ける恐怖。果たしてこの呪いから逃れる術はあるのか。
『パッセンジャー』© 2026 PARAMOUNT PICTURES.
『パッセンジャー』は7月10日(金)より劇場公開