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2010年に韓国で発生した口蹄疫による豚の大量殺処分… 社会問題から着想を得た『口蹄疫から生きのびた豚』本編冒頭シーン

2010年に韓国で発生した口蹄疫による豚の大量殺処分… 社会問題から着想を得た『口蹄疫から生きのびた豚』本編冒頭シーン
『口蹄疫から生きのびた豚』©2024 HUR FILMS, Creative SUMM / All rights reserved.

2010年に韓国で発生した口蹄疫による養豚の大量殺処分から着想を得たダーク・ファンタジー『口蹄疫から生きのびた豚』が、5月29日(金)より日本公開される。このたび、本編冒頭シーンが解禁となった。また、入場者プレゼントとして全2種(ランダム)のステッカーの配布が決定した。

社会問題から着想を得たダーク・ファンタジー

2025年3月に開催された「新潟国際アニメーション映画祭」コンペティション長編部門に出品され、「慟哭と暗闇と絶望。一瞬の希望もない104分間」「動物という概念の限界を探り、人間と環境への残酷さを描く衝撃作」など、賛否両論を巻き起こした本作が、ついに劇場公開される。殺処分を生きのびた一匹の豚と人間社会に絶望した一人の男——。二つの宿命が交錯するさまを多様な表現方法で寓話的に描きながら、疫病の蔓延、環境破壊、いじめ、ルッキズム、世代間の分断といった社会問題を鋭く織り込んだ、まさに<現代の黙示録>とも呼ぶべき、空前絶後の問題作が誕生した。

舞台は現代の韓国。口蹄疫の発生により無数の養豚たちが無情にも殺処分されていく。そんな中、驚異的な生存本能によって生き埋めにされた墓場から蘇った一匹の“豚”がいた。“豚”は願う。「生きるために、絶対的な力を持つ生物“人間”になりたい。そのためなら、どんな犠牲も厭わない」。一方、幼少期から苛烈なイジメに曝されてきた“人間”チェ・ジョンソクもまた願う。「人間としての人生を捨て去り、いっそのこと“獣”になってしまいたい」。人間になりたい豚と獣になりたい男。交わるはずのなかった二つの宿命は、やがて螺旋のように絡み合い、彼らを想像を絶する姿へと導いていく——。

本編映像は、映画の冒頭シーンを捉えたもの。雪の降りしきる夜、口蹄疫の発生により、生き埋めにされることにな った大量の豚たち。阿鼻叫喚の様相を呈する光景は、まさに地獄 絵図と呼ぶに相応しく、その命は潰えたかに見えた。しかし数時間後、驚異的な生存本能によって、一匹の“豚”が土の中から蘇る……。轟く雷鳴がその先に待ち受ける壮絶な物語を予感させ、わずか1分半の映像ながら、強烈な印象を残す仕上がりとなっている。

入場者プレゼントは、全2種(ランダム)のステッカーに決定。血を彷彿とさせる“赤”と闇を連想させる“黒”をバックに、奇怪な姿をした“豚人間”と正体不明の“獣男”が描かれている。2枚を上下に重ねることで一つのデザインになる仕掛けは、彼らが表裏一体の関係であることを暗示しているようだ。

『口蹄疫から生きのびた豚』©2024 HUR FILMS, Creative SUMM / All rights reserved.

『口蹄疫から生きのびた豚』は5月29日(金)より全国公開

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