【2026年5月22~23日公開の海外映画5選】
🎞️『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』
帝国が崩壊し、無法地帯と化した銀河に生きる、どんな仕事も完璧に遂行する伝説の賞金稼ぎマンダロリアンと、強大なフォースを秘めたグローグー。帝国の復活を狙う新たな戦争を阻止する最後の希望は、父子を超えた絆で結ばれたこの二人に託された――。
ジョン・ファヴローとデイヴ・フィローニというドラマ版『マンダロリアン』の鉄板タッグ、ペドロ・パスカルやシガーニー・ウィーバーら豪華キャストなど、ファン垂涎の劇場版。いま最も「スター・ウォーズ」の魂を継承していると言っても過言ではない重要作。
🎞️『ボーイズ・ゴー・トゥ・ジュピター』
未来への焦燥感を抱えながら厳しい現代社会を生きるビリー・5000。アメリカの田舎町で行き止まり人生を送る少年たち、他人と関わりながらも実は空虚で断絶した人間関係、言葉にならない孤独や不安、どこか別の場所へ行きたいという衝動……。ローファイ音楽に乗せて、ティーンエイジャー特有のときめきや苦悩、そして成長していく姿をありのまま映し出す。
独特で鮮やかな3Dアニメを手掛けてきたジュリアン・グランダーが4年の歳月をかけて自主制作した長編初監督作品。廃墟となったプールや建設現場といった日常的な風景を魔法のような世界へと変貌させ、幻想的かつ宇宙的な青春物語に仕上げてみせた。同時に資本主義社会を風刺するなど、ファンタジックなのにリアル、痛烈なのにチルな傑作アニメ。
🎞️『オラン・イカン』
第二次大戦末期の1944年。日本軍の捕虜移送船が連合軍の攻撃で沈没し、日本兵の斎藤と英軍捕虜ブロンソンは鎖で繋がれたまま無人島へ漂着する。互いに敵意を向けて争う二人だったが、島にはマレー神話の怪物“半魚人”オラン・イカンが潜んでいた。生存のため協力し始めるも、他の日本兵らが現れ惨劇が拡大。洞窟で怪物の巣と胎児を発見し、破壊を巡って対立する中、母体の激しい復讐が始まる。人間vs半魚人の死闘が予想外の結末へ突き進む。
ディーン・フジオカが英語を話せない脱出兵・斎藤役を熱演。英国人捕虜ブロンソン役にイギリス人俳優カラム・ウッドハウスが演じる。『ジュラシック・ワールド』などを手掛けるアラン・ホルトがデザインし、クリーチャー演技の第一人者であるアラン・マクソンが演じた半魚人オラン・イカンの非CGな恐ろしい存在感にも注目。
🎞️『OXANA/裸の革命家・オクサナ』
2002年、社会不安と政治的緊張のただ中にあったウクライナ。オクサナはイコン画を描いて家計を支えていたが、教会からの不当な扱いや男尊女卑が根深い社会の理不尽に耐えきれず、家を飛び出す。2008年、街頭討論で出会った仲間たちとともにフェミニスト活動団体「FEMEN」を結成。2009年、セックスツーリズム撲滅を訴える中、オクサナは注目を集めるため上半身を脱ぎ、身体を「戦闘服」として使う表現にたどり着く。やがて活動は瞬く間に国境を越えていくが、拘束と拷問を受け重傷を負う。FEMENへの監視と弾圧が激化するなか、オクサナは政治難民としてパリへ逃れる決断を迫られ……。
トップレス抗議で世界に衝撃を与えたフェミニスト活動団体「FEMEN」の共同創設者、オクサナ・シャチコ。社会不安と政治的緊張を抱えるウクライナに生まれ、花冠とメッセージを記した裸身で闘い続け、31年の短い生涯を革命に捧げた、衝撃の実話に着想を得た物語。
🎞️『イート・ザ・ナイト』
しがないドラッグディーラーとして生計を立てるパブロと、10代の妹アポリーヌ。二人はオンラインRPG「Darknoon ダークヌーン」に没頭しあい、壊れることのない絆を築いてきた。しかしある日、そのゲームのサービス終了が告げられる。彼らの“世界”は、間もなく消える。そんな中、パブロは謎めいた青年ナイトと出会い、激しく惹かれていく。妹を残し、危険な恋と裏社会の抗争へと踏み込むパブロ。ゲームの終焉とともに、現実の暴力も加速していく。やがて三人の関係は引き裂かれ、取り返しのつかない夜が訪れる。リスタートのない世界で、彼らは何を選ぶのか。
監督は、ベルリン映画祭で初短編が最高賞を受賞し、世界の映画祭で注目を集めてきたフランスの若き作家デュオ、キャロリーヌ・ポギとジョナタン・ビネル。ジャンルを横断する大胆な語りで、現代の若者たちの感情、身体、そして揺らぐ世界を描き出す、まったく新しい世代の映画が誕生した。クィアなロマンス、スリラーの緊張、そしてポスト・ヒューマン的身体感覚が融合した、現代フランス映画の最前線を体現する衝撃作。