武術を使う“実在の“殺し屋「トミー・カラテ」が映画化!”東京で忍術を学んだ”怪しすぎる人物像

武術を使う“実在の“殺し屋「トミー・カラテ」が映画化!”東京で忍術を学んだ”怪しすぎる人物像
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ギャングやマフィアものに興味がある人ならば、「トミー・カラテ」という奇妙な名前に聞き覚えがあるだろう。彼は80年代の米ニューヨークで暗躍したマフィアの殺し屋なのだが、世を忍ぶにしてはキャッチーすぎる二つ名の持ち主なので、その存在は堅気の人々にも広く知れ渡ってしまっている。

そんなトミー・カラテの伝記映画(?)の制作が現在ハリウッドで進行中という情報が今週、様々なメディアやファンフォーラムで取り沙汰されている。この怪しすぎる殺し屋は一体どんな人物だったのか? 映画の完成はまだまだ先になりそうだが、今のうちにトミー・カラテについて少しディグってみよう。

 

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トミー・カラテの怪しいキャリア

トミー・カラテことトーマス・ピテラは、ニューヨーク五大ファミリーの一つ「ボナンノ一家」に所属した実在のマフィアだ。

1954年ブルックリン生まれのピテラは少年時代に受けたイジメをきっかけに空手に没頭し、のちに日本(東京)に2年ほど滞在して本格的な武術修行を積んだ経歴を持つ。Wiki情報によると、マスミ・ヒロシなる人物から古流忍術(手裏剣や刀、ヌンチャク…)を学んだそうで、帰国後はそのスキルを活かした殺害スタイルから”カラテ”の異名を取るようになったそうだ。

 

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その雑すぎる二つ名はさておき、ボナンノ一家のヒットマンとして活動し、当局からは最大60件の殺害に関与した疑いを持たれていたトーマス・“カラテ”・ピテラ。しかも彼は単なる殺し屋ではなく、遺体を切断してNYのスタテン島の野生動物保護区に埋めるという残忍かつ組織的な遺体処理方法を熟知しており、凶悪なサイコパスとしても恐れられていた。

ピテラは1992年に6件の殺人と大規模な麻薬取引の罪で有罪判決を受け、現在はケンタッキー州の連邦刑務所で終身刑に服している。つまりバリバリ存命の超危険人物というわけだが、映画はハントによる捜査記録や米ジャーナリストのフィリップ・カルロによる著作に基づいているため、制作上の法的・倫理性はクリアされているのだろう。

『Tommy Karate』映画化プロジェクトの噂

デッドラインほか大手メディアが報じた最新情報では、主演をスタテン島出身のコメディアンであるピート・デヴィッドソンが務めるとのこと。ピート自身がこのプロジェクトに3年以上携わっており、「語られていない最高のマフィアストーリーだ」と意欲を語っている。もしピートがピテラを演じるのであればチンピラ風味は十分だが、その細身と猫背を矯正する必要があるだろう。

そしてピテラを追い詰める実在のDEA(麻薬取締局)捜査官ジム・ハント(※エル・チャポの逮捕にも貢献した人物)を演じるのは、実話冤罪ドラマ『リチャード・ジュエル』(2019年)で知られるポール・ウォルター・ハウザー。その他、カミラ・メンデスやサイモン・レックスの出演も決定しているようだ。

そして監督・脚本を務めるのは、映画『ブルー・バイユー』で監督兼主演、ドラマ『パチンコ』でも数エピソードを監督したジャスティン・チョン。カルロによるノンフィクション本「The Butcher: Anatomy Of A Mafia Psychopath」をベースに、ピートらと共同で脚本を執筆しているという。

気になる映画の内容は、無慈悲な殺し屋でありシリアルキラーでもあったピテラと、彼を追う捜査官ハントの“猫とネズミ”的な追走劇を描くクライム・スリラーになる模様で、2026年6月にクランクイン予定。テーマがテーマだけに、どんな物語になるのか、日本も舞台になるのか等、興味は尽きない。

 

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