美しき天才音楽家「ハニャ・ラニ」の奏でる旋律が“ヒゲの淑女”の物語を彩る!映画『ロザリー』劇伴秘話
ヒゲを隠すことをやめ、ありのままに生きた一人の女性の勇気ある物語『ロザリー』が、5月2日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開。
このたび本作の音楽を手がけた音楽家、ハニャ・ラニとの出会いを監督が明かす特別動画が到着した。
『ロザリー』© 2024 – TRÉSOR FILMS – GAUMONT – LAURENT DASSAULT ROND-POINT – ARTÉMIS PRODUCTIONS
1870年代のフランスに実在した「ヒゲの女性」
生まれた時から多毛症に悩まされるロザリーは、その特別な秘密を隠して生きてきた。田舎町でカフェを営むアベルと結婚し、店を手伝うことになった彼女はある考えがひらめく。
「ヒゲを伸ばした姿を見せることで、客が集まるかもしれない」
始めは彼女の行動に反対し嫌悪感を示したアベルだったが、その純粋で真摯な愛に次第に惹かれていく。果たして、ロザリーは本当の自分を愛される幸せと真の自由を見つけられるだろうか――。
『ロザリー』© 2024 – TRÉSOR FILMS – GAUMONT – LAURENT DASSAULT ROND-POINT – ARTÉMIS PRODUCTIONS
第76回カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門に出品、クィア・パルム賞にノミネートされ、「魅力的なエンパワーメント物語」(The Guardian)として話題を呼んだ映画『ロザリー』は、フランスに実在したヒゲを生やした女性、クレマンティーヌ・デレに着想を得て生まれた。
監督・脚本を務めたのは、前作『ザ・ダンサー』(16)が第69回カンヌ国際映画祭同部門への出品・ノミネートを果たし、鮮烈なデビューを飾ったステファニー・ディ・ジュースト。コンプレックスを抱えながらも愛を信じる女性ロザリー役に、フランソワ・オゾン監督作『私がやりました』(23)で脚光を浴びた新進女優、ナディア・テレスキウィッツ。その夫・アベル役を、『ピアニスト』(01)、『ポトフ 美食家と料理人』(23)などのフランス映画界を代表する名俳優、ブノワ・マジメルが演じる。
ステファニー・ディ・ジュースト監督、ナディア・テレスキウィッツ 『ロザリー』撮影メイキング © 2024 – TRÉSOR FILMS – GAUMONT – LAURENT DASSAULT ROND-POINT – ARTÉMIS PRODUCTIONS