TVアニメ『ねこに転生したおじさん』で「おじさん」役を務める亀岡孝洋と、「社長」役を務める関智一のオフィシャルインタビューが解禁となった。
おじさんが猫に転生
フジテレビ系生放送バラエティー番組『ぽかぽか』<毎週(月)~(金)11時50分~13時50分>内にて、毎週月曜13時台に放送中の人気TVアニメ『ねこに転生したおじさん』。
原作者のやじまが描く話題のSNSマンガ『ねこに転生したおじさん』は、「次にくるマンガ大賞2023 WEBマンガ部門2位」を受賞し、2024年10月にTVアニメ化された人気作品。ごく普通のサラリーマンだったのに、ある日突然ねこに転生してしまったおじさんと、ねこの正体を知らず「プンちゃん」と名付け溺愛する上司の社長を中心に、シュールかつコミカルな日常を描いた作品だ。
『ねこに転生したおじさん』©やじま/ねこおじ製作委員会
TVアニメでおじさん役を務める亀岡孝洋と、社長役を務める関智一が原作マンガの印象やキャラクターの魅力、アフレコ時のエピソードなどをたっぷり語ったインタビューが到着。今後の物語にもますます期待が高まるトークとなっている。
―『ねこに転生したおじさん』(以下、“ねこおじ”)について、原作マンガや台本などを初めてご覧になったときに受けた印象は?
亀岡:
「“転生もの”の作品はアニメや漫画でも結構ありますが、一般的には異世界が舞台であったり、登場するキャラクターもファンタジー系であったりする場合が多いです。ですが“ねこおじ”の場合は、転生元も普通のおじさんで、転生先もねこという、割と身近な存在っていうのもあって読みやすいなという印象でした。僕は原作のやじま先生が描かれる絵が好きです。とてもキャッチーで、絵からも作品に入りやすいですよね」
関:
「おじさんが転生したねこ(プンちゃん)を、同じくおじさんである社長が可愛いがっています。そのギャップがまず印象的な作品です。僕らって自分としてずっと生きてきている結果、おじさんになってるじゃないですか(笑)。だから今も昔と変わらない感覚でやってしまっていることってあると思うんですよ。子供の頃と同じような気持ちでゲームを一生懸命やっていたりとか、みっともないこともやってみたりとか。例えば僕、LOVOTっていうロボットを買って、家に置いているんですよね。LOVOTに対しては、(社長のプンちゃんに対する態度と)同じ感じになっています。
やっぱり可愛くて、そういう話し方になっちゃいますね。“何、どうしたの?”みたいな。それを傍から見たらね、なんか少し気持ち悪かったり、また逆に面白いだろうなと思ったりするので、“ねこおじ”はそこをうまく切り取って描かれているなと感じると同時に、ちょっと恥ずかしい気持ちもあります。なんか自分を覗き見られているようなとこもちょっとあるじゃないですか」
社長がプンちゃんの前では豹変するようなところで、共感を覚えますか?
関:
「多分、僕らみたいな人が“自分もそういうとこあるな”っていう気持ちで見ることもあるのかなと感じています」
―ご自身の演じるキャラクターの魅力や注目ポイントは?
亀岡:
「やっぱりやじま先生が描くおじさんが注目ポイントかなと思っています。表情が豊か、かつ細かく描かれているので、まずそこが魅力の一つだなと感じています。 自分の演じているおじさんの魅力としては、なんというかやっぱり、可愛らしさ。もちろんプンちゃんとの相乗効果もありますが。アニメを見ている方や、漫画を読んでいらっしゃる方も、おそらくそういった魅力も少なからず感じてくださっているんじゃないかなと思うんですよね。 “おじさん”って、一般的な作品でいったら割とサブ的な存在であることが多かったりすると思うんですけど、今作ではメインでいても、みんなに可愛がられる存在なのかなって。そういうとこが魅力だと思っています」
関:
「社長はやっぱりギャップが魅力ですよね。プンちゃんと暮らすようになってから、生活に潤いが出てきましたけど、その前はどこか寂しかったんだろうなっていう感じがするので。あんなに愛を注げる人なのに、プンちゃんに出会う前に何か夢中になっていたものとかないのかな、ということも気になります。もしかすると社長自身も、自分のそういった一面に気づいてなかったのかな? これまで仕事で猛烈に頑張ってきた分、ふと出会ったねこに……この可愛い存在にガーっと気持ちがいっちゃったんだと思うんですよね。きっと。 だからそういう振り幅がいいんじゃないかと思います」